2001.5.19(土)

時間 AM5:30〜PM17:30
19日の釣果。2枚ですが、
それぞれに重みがあります。
大きさは32〜33cm位。
天気 晴れ
潮回り 若潮
水温
釣法 紀州釣り
刺し餌 オキアミ、コーン、ボケ
同行者 フリーダム永易さん、フリーダム田中さん、
まけらいおんさん、someさん

 今回は、普段から紀州釣りをご指導頂いている、Freedom永易氏のホームグラウンドである、和歌山県
湯浅の沖磯に釣友まけらいおんさんと一緒に遠征してきました。
実はこのお話し、昨年12月頃に永易氏よりお誘いがあり、その時に即答で「伺います!」と返事を差し上げて
いたものでした。あれから約半年。この日をどれ程楽しみにしていたでしょうか。

【18日(金)】
 仕事終了後、18時前の新幹線に飛び乗り、一路新大阪駅へ。そこから、永易さんと湯浅へ向かいました。
湯浅へ到着した時刻が21時過ぎ。宿に伺うと誰も居ません。まけらいおんさんに連絡すると、別の場所に
居る様子。someさんも御一緒との事でした。早速永易さんと、そちらに伺うと、沢山のメンバーが揃いも揃って
出来上がっていました。(笑)次の日があるので、直ぐにその場は解散となりましたが、その時点で22時頃。
宿に帰ってから更に宴が始まり、永易さん、Freedomの田中さん、someさん、私で楽しい時間を過ごしました。
その時点で時計は既に0時を回っています。次の日は5時出船。おいおい、大丈夫か?(笑)

【19日(土)】

期待を込めて団子を投げる!
自分の投入フォームを客観的
に見ると、こんな感だったん
ですねぇ。(笑)
ヒット!やっとの思いで仕留めた
本命です。

 朝5時の一番船に乗る為に、朝4時に起床します。と、言うより、田中さんが先に起床し、目が覚めた次第です。
しかし、仕事であればこんなに早く起きる事は不可能ですね。釣りなら、いくらでも無理が効くから不思議なもの。
パッパと支度を済ませ、渡船場に向かいます。渡船場では、5時前だと言うのに、居るわ居るわ、人の山。
しかも、その9割が紀州釣りというから、これまた驚愕です。

 そんな状況に圧倒されながら、指定の船に乗り込み渡礁します。そこには、永易さん、田中さん、
まけらいおんさん、someさん、私、見知らぬ方の6名が渡りました。降りた後、早速釣り座の様子を伺います。
田中さんより、ポイントを教えて頂き釣り座を構えます。その時にまず気になった事は、磯がコマセ(団子)で
大変汚れていた事。皆で、磯洗いから始めました。清掃終了後、早速団子の準備です。団子を作っていると
田中さんからのアドバイスが飛びます。団子を混ぜ合わせる順についてでした。詳細については省きますが、
これからの釣行では、配合順を変更する予定ですので、追々「糠団子の薦め」をUPしたいと思います。

 皆さん、早々に支度を終了し、既に団子を投げています。私も遅ればせながら皆に続きます。
永易さん、10投もしない内に竿を曲げます。流石に凄い。隣りの田中さんも続いて竿を曲げます。私は言葉を
失います。永易さん、またヒット!ここで、いっておきますが、チヌが濃くてバンバン釣れる訳ではありません。
キッチリとした設定、しっかりした団子が握れて初めて連発ヒットが可能となるのです。さて、私もその状況を見て、
どうしたものかと、考えました。まず、2〜3投に一度タナを変えて探って行きます。次に刺し餌をローテーション
していきます。団子の割れは1分30前後の為、悪くはありません。時々、スーっと入るウキの変化は根掛かり
です。そのうち、someさんが隣りに来られて会話をしながらの釣りが続きます。また、角度の無いスーっと入る
変化がありました。「あぁ、これは根掛かりですよ。」なんて解説をしておきながら、竿を上げると魚信!
なんていいかげんな解説をしているんでしょうか。(笑)魚が走り、竿が大きく弧を描きます。でも、チヌにしては
全然浮かないし、ボラにしてはやけに引かない。何だ?この魚?と思い、密かに本命を期待していると、
浮いた魚はボラでした。目寸50cmは超えています。これにはガッカリしました。
 気を取り直し、団子を打ち返しているとトップを3分の1位入るアタリがありました・・・が、押さえ込まないので
見逃します。そこから少し流し、回収の為に竿を立てると、何と魚信!今度は、時々竿を叩く引きが手に伝わり
ます。本命である事を期待しながら、浮いた魚体を確認して「ヨッシャ!」本命でした。
 しかし、それっきり。後が続きません。しばらく時間が経過します。そこへ田中さんが様子を見に来てくれました。
どうやら、私が団子を投げていた場所は、少しポイントを外れている様でした。そして団子も、もう少し大きく
握り、もっと持たせた方が良いとの事。そこで、少し水分を足し、少し大きめの団子を思い切り握って指定の
ポイントに投入した所、何とその一投で浮きがスパッと気持ち良く入りました。田中さん「入ったー」と声が出ます。
ワンテンポ遅らせてビシッと合わせます。浮いたのは本命。来ていると感じた時に次の1投で釣る。身を持って
体験させて頂きました。

 結局私は、この2尾で初日を終了しました。釣れた事は釣れましたが、やっぱり展開には納得がいきませんね。
こんな釣りをしている様ではいけません。反省材料一杯で次の日を迎える事になりました。

 ところで、夕方に永易さん、田中さんが、「今、来てますよ!」と、声を掛け合い出しました。永易さん、その直後に
仕留めました。田中さんも同様に仕留められました。来たら仕留める・・・雰囲気を感じて確実に仕留める。
全くもって、Freedomの方々の釣り技には、圧倒されっぱなしです。

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