2001.10.13(土)

時間 AM7:00〜PM18:00
天気 晴れ
潮回り 中潮
水温
釣法 紀州釣り
刺し餌 オキアミ、コーン、練り餌、くわせエビ、岩いそめ
同行者

 西伊豆に行ってきました。(笑)以前より、ちょっと気になっていた地磯があり、是非伺ってみたいと思って
いたのですが、実際に団子で攻めている知り合いが今までいなかった事と、釣果の程は?でしたので、
躊躇していました。しかし、リンクさせて頂いているkatoさん(祭り&黒鯛)は、西伊豆がホームグラウンドと聞き
しかも、かなりの釣果を出されておりますので、迷いが吹っ切れました。
 団子で竿を出せそうな場所は、本でいくつかピックアップし、例の気になっていた地磯に行く事にしました。
西伊豆は、同じ静岡県とはいえ、私の自宅がある場所からは約1時間半〜2時間程掛かります。しかも、延々と
山道が続くので、運転の疲労度は相当なものです。(馴れでしょうね)
 そんなこんなで自宅をAM4時30分に出発し、色々ポイントを散策しながら、釣り場を決めた頃には既に7時前と
なっていました。実際に現地についてみると、予想通り人が少なく自分の釣りが出来そうです。初めての場所や、
ポイント開拓の際には、釣れるか釣れないか、また自分が選択した場所は正しかったのか?などの不安の中で
釣りをしなければなりません。もちろん、当日も同じです。いくら本に掲載されている場所とはいえ、時期や釣り方も
違うし、ましてや詳しい場所解説などあるはずもないので全て自分で把握する事からの出発となります。私が選択
した釣り座は、良く見るとさなぎが落ちています。「ああ、やはり、ここでやっている人もいるんだ・・・」と思いながら
色々探ってみました。ところが、なんと水深1ヒロ程度、海底の変化は届く範囲では殆ど無し。良く見ると、砂浜から
キス狙いでキャストしている人がいます。どうやら、海底は殆どが砂地でしかも、遠浅の様です。
 少し集魚を効かせ気味にして開始すると、餌取りが居ない・・・オキアミが取られません。更に打ち返しても
全く餌が取られません。「一体どうなっているんだろう?この時期に・・・」と思い、少し経った頃に場所を替える
決心をしました。移動した場所は、同一の港内にある小さな波止。朝も一度確かめに回ったのですが、その時には
地元の方が2〜3名竿を出されていただけでした。しかし、お昼近くなり、場所替えをした時には、全体で
10名以上の方がいらっしゃいました。テトラの上は余り竿を出している方は居ませんでしたので、そちらに釣り座を
とり、状況を見ながらまずは1時間程竿を出す事にしました。まあ、それなりに餌盗りは居る様ですが、
団子の割れは遅いし、オキアミは残るしで、僅か1時間とちょっとで切り上げる事にしました。時刻は12時過ぎ。
さて、次はどうしたものか・・・沼津しかない。移動に1時間半は掛かりますが、それでも沼津で竿を出したい。
その気持ちで、動きました。

 場所は変わって、第2ラウンド沼津。日没まで僅かに3時間とちょっとしかありません。が、この場所の攻略に
燃えている現在、1時間で有ろうが挑戦したい気持ちで一杯です。
 団子は、西伊豆で作成した物が余っていたので、それをそのまま使用しました。今回の配合は砂が多少多め、
さなぎが1キロ位、アミエビ一掴みです。砂、さなぎが多い為にバラケがいつもよりは早いです。そのバラケる
団子を餌取りが多く、竿2本半の深い場所場所で分単位で持たせる。私が座禅を組んでいるのは正に
この壁です。満身の力を込めて思い切り握っても、全くアタリがなく餌がありません。コーンは、ズタズタに
引き裂かれ、申し訳程度の皮がちょろっと残っている程度。さなぎは残ってきますが、コーン以外では釣りに
なりません。団子の方はと言うと、もはや人間の力では限界があるのでは?と思える程の餌取りです。
いつもは居るボラが居ないから、余計にたちが悪い・・・。というわけでして、ウキが全く見えなくなるまで続け
ましたが、ボーズでした。釣れてませんね。(笑)でも、次回もまたここで竿を出すと思います。

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