2002.2.23(金)

時間 PM12:00〜PM13:00
PM15:00〜PM17:00
天気 晴れ(強風&猛烈ウネリ&高波)
潮回り 若潮
水温
釣法 ウキフカセ
刺し餌 オキアミ
同行者

 ここの所、仕事が多忙でなかなか釣行する機会がありませんでした。が、仕事の山もなんとか一段落した為、
休暇を取り、平日釣行をする事になりました。
 前日の天気予報では雨。しかし、朝起きて外を見ると実に良い天気。しかし・・・風が・・・かなり強い。
そう、蒲原は遠浅の為に、少しの風でもウネリが出やすく、釣行出来る日はかなり限られてくるのです。
もしかしたら、そういった条件の場所だからこそ、場荒れを免れているのかも知れません。
とりあえずは、現地に向かう事にしました。

 現地に到着すると、当然の如く猛烈な波が打ちつけています。それに加え南西方向からの強風。
とてもまともに釣りなど出来る状況では無いと思いましたが、解凍してしまったオキアミ君とアミエビ君がクーラーで
出番を待っています。どうしようか散々迷った挙句に、無理を承知で竿を出す事にしました。いつものポイントは
15時過ぎから入る事にして、まずは別のポイントを探す事にし、車で右往左往、延々と続くテトラ帯のポイントに
なりそうな場所をチェックして行きます。で、足場も良く、ポイント的にも良さそうな場所を発見。早速釣り始めた
のですが・・・。風が強過ぎて、撒き餌がまともに投入できません。それに加えてウネリが強すぎて2Bのウキでも
波に揉まれて浮いて来ません。それに風が強い為、仕掛けを投入しても、道糸が大きく膨らんでしまい流芯を
外れます。でも、道糸を水面に落とすと波に揉まれてテトラに食われてしまいます。まあ、このポイントは様子見と
いった感じで1時間程度試して止めました。

 で、第二回戦目。時刻は13時30頃です。とりあえず、本命ポイントの場所に車を移動します。移動中に
掲示板でもお馴染みの「かじさん」から電話を頂きました。丁度同じ頃、かじさんは房総で竿を出されていた
そうです。房総は、風も止み、波も凪いで釣り易くなったとの事。こちらも、海況が収まる事を期待します。
車の中で食事を取りながら暫く休み、14時30分頃2ラウンド目を開始しました。
 朝よりも、若干波は低くなっていますが、それでも私の背(170cm)より遥かに高い波が押し寄せています。
そして、蒲原の名物「飛沫」も当然舞い上がっています。テトラに乗ってみて無理そうなら、直ぐに止めるつもり
でした。が、乗ってみたら、高い位置からならば、何とかなりそうな気がしてしまったのです。
 いざ釣り始めると、とてもまともに釣りが出来る海況ではありませんでした。サーファーが喜びそうな高波の為、
波に揉まれた仕掛の高低差が目視で2メートル弱にもなります。そんな状態なので、当然ポイントに仕掛を
止める事など出来ません。しかも、あろう事か波に揉まれたウキがテトラの間に挟まり当然の如く高切れ。
大切なグレックスの「グレディア」と、水中ウキ「デルタ」が海のもくずと消えました。気を取りなおし、仕掛けを
作って続行していると、今度は針がポイントのテトラ外側の藻にかかりました。これも、竿を煽った瞬間にぶちっと
高切れ。グレックスの「空」と、水中ウキ「フォース」が海のもくずと消えました。締めて約4700円なり。
挙句に「あ!!!」と思った矢先に高波を頭からかぶりずぶ濡れ。身の危険を感じて撤収しました。
ウキを流失したショックから、帰りの道中に上州屋に寄り、安いウキを購入。そして、同時に流失した水中ウキも
釣研製品を購入。で、帰宅してから風呂に浮かべた所・・・水中ウキはよかったのですが、円錐ウキが最悪な
挙動。「ウキ程安物買いの銭失いは無いな」「まさしく泣きっ面に蜂とはこういう事だよなぁ」でも、また明日が
あるさ。

 結局、今回はまともに釣りをする事自体が困難でした。やっぱり無理は禁物ですね。命あっての楽しい
釣行ですものね。


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