2002.3.16(土)
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さて、ここの所暖かい日が続き、陽気も大分春めいてきました。こちら静岡では、なんと例年より10日以上も
早く桜(ソメイヨシノ)が咲いたそうです。刻一刻と、紀州釣りのシーズンが近づいてきます。それと同時に
私の冬季限定フカセも終了します。テトラに苦労して、風に悩まされ、飛沫を何度も浴びながら格闘した釣行が
懐かしく思えてきます。(笑)でも、あと2〜3回、4月中旬頃まではフカセをしますけどね。
で、本題に移ります。今回の釣行場所も、恒例となった蒲原海岸。いつものテトラです。今日は、長い時間
挑戦したかったので、自宅を朝6時45分頃出発しました。現地到着は8時頃。早速海を確認しようと思って
車を止めた所で、アクシデント発生。なんと、いつものポイント部分で海岸の養浜工事を行っており、入口に柵。
しかも立ち入り禁止とあります。なんとなんと、目も当てられない。しかも、海に目をやるとこれまた一大事。
波が3m以上のウネリ。砂浜では、波が砕けてから10m以上も押し寄せています。これでは、釣り以前に
自分の身が危険です。仕方なく、波が落ち着くまで待つ事にしました。なんで、こんなに波が高いんだろう?
潮時表を確認すると、今日は中潮ですが前日は大潮。しかも2日前に満月を迎えたばかりなので、潮がかなり
高い状況にある様です。加えてウネリが強い・・・悪条件が重なりました。ただ、幸いな事に釣りに妨げとなる様な
強い風はありません。
今回の潮回りは干底が午後12時30分頃、午後19時頃に向かっての上げ潮です。波が落ち着くまで午前中
待つとすると、午後釣りになる時間は、14時過ぎからとなります。そう、この蒲原海岸は非常に浅いので、
干底は全く釣りにならなくなります。途中、沼津へ釣りに出ているなぼさんにメールで確認してみました。風は
弱いとの事。しかし、釣り人は5人もいるそうです。もちろん沼津でフカセの場合は別の場所を選択しますが、
今からもどるのも・・・。沼津までは、片道30キロ以上あります。
仕方がないので、それまでの間、釣具店に行ったり、パチンコをしたり・・・待つ時間って言うのは実に長く
感じます。とりあえず、14時になったので現地に向かう事にしました。
現地に到着すると、おお!波が落ち着いている!こりゃやるしか無い!って事で早速支度です。
前述の通り、いつものポイントは工事中なので、今回は前から気になっていた別のポイントに入りました。
もちろん、ここでは全く竿をだした事もありませんから、かなり不安ですがコマセを作成し、テトラに乗ります。
今回用意した配合餌はD社のチヌジャック。本当は4倍コマセチヌを使用したかったのですが、たまたま行った
釣具店になかったので断念しました。このチヌジャック、私には全く合わないので2度と使いません。(笑)
ウネリは多少残っていますが、それほど酷くはありません。潮はゆっくりと横に流れています。また、払出しも
あるので、何通りかのラインが作れそうです。そして、ここでも相変わらずフグの猛攻です。何度か打ち返す内に
アタリが出る様になりました。実は今回、下ろしたばかりの新品ウキを使用していたのですが、ウキが沈んで
ビュっとアワせた瞬間、全くテンションの無い道糸が宙を舞います。高切れ。しかもフグに噛まれて。1800円も
した新品のウキは海のもくずと消えました。(涙)気を取り直して続行します。
あまり、進展の無いまま、1時間30分程経過しました。時刻は16時30分。そろそろ時合いに入る頃だろうと
思っていた矢先、餌のオキアミが残りだした所で丁寧に流していると、小さなアタリながら、ウキが若干沈みました。
瞬間アワせて元気良く走った魚は本命36cmでした。それから、どうもかなりの群れが入ったらしく、フグが全く
居ない状態となりました。何処に仕掛を入れても、餌が残ってきます。期待十分だったのですが、18時頃、
薄暗くなった所で納竿。実質3時間程度の釣りでしたが、釣れて良かったです。それにしても蒲原、めちゃめちゃ
魚影が濃いです。こんなに釣れるっていうのは、一体どうなってしまっているのでしょうか。恐いです。
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