2002.5.25(土)
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さてさて、仕事が忙しいと言いながらも、釣りの事が頭から離れない・・・そう、要は馬鹿なんですね。(笑)
釣りバカ。そんな釣りバカの一人、かじさんが沼津に来る予定だとの事。釣行日より数日前にメールが入りました。
私は、休日出勤で仕事の予定だったのですが、沼津に来ると聞いては黙っていられません。とにかく強行して
釣りを優先させました。(笑)
当日は、かじさんの他に、かじさんの釣友「M」さんもいらっしゃってます。このMさんは、かなり沼津に精通して
まして、普通の方が知らない穴場をかなり御存知です。私が、「ココもポイントですよ、あそこもポイントですよ」と
相当マイナーな場所を説明すると、殆ど話しが通用しました。M氏恐るべし。
もちろん情報ばかりでは無く、腕も一流です。杓を使用し、団子を投げ入れるのですが、20m程先のポイントに
ドンピシャで決めてくるコントロールに空いた口が塞がりませんでした。(笑)
さて、釣りの方ですが、朝4時30分前頃、かじさんから電話がありました。私が竿を出す予定の場所近くに
車中泊をしたとの事。すきだなぁ。で、その場所で待っていてもらい、30分ほど車を走らせます。
釣り場にて落ち合い挨拶。久々のかじさんに、「御無沙汰です!」と挨拶を交わし釣り座を確認します。
ここの所、沼津もそれ程高活性ではないので、ポイントが限られます。どこが良さそうか、かじさんとポイントを
選定していると、堤防際に45cm位のチヌがウロウロしているじゃありませんか!一尾と思ったら、入れ替わりで
また一尾。思わず興奮します。が、こういった見えている時って、条件があまり良く無い時が多いんですよね。
とりあえず、大急ぎで支度をして、釣りを開始します。
団子の方は、紀州マッハ攻め深場。この団子はかなりの優れもので、全作の紀州マッハに比べてかなり
締まります。餌取りが少ない時に思い切り締めてしまうと、なかなか割れない団子になってしまうくらいです。
でも、これからの沼津の猛烈餌取りには、これでも弱い気がします。(笑)いや、物凄い猛烈なんです。餌取りが。
加えて、沼津は水深10m以上の深場が多い為、団子の調整にはシビアで無ければいけません。ですが、
攻め深場はそういった諸々の調整を自動的に行ってくれます。
釣りを開始すると、餌取りが少ない様子。毎回サシエが取られるまでには至りません。アミエビを多めに入れて
集魚を若干強くします。何投かするうちに餌取りが増えてきた様子で、毎投エサが取られるようになりました。
かなり雰囲気が出てきて、コレはイケルかな?と思ったのも束の間、30分程度で雰囲気が消えました。
その後は、餌取りも消えオキアミですら全く取られない状況となり数時間が過ぎます。
午前中一杯粘りましたが、手も足も出ない状況となり、3人で協議の結果、場所替えをする事にしました。
変更場所は、人も少ない護岸。まけらいおんさんが、実績を出されている場所です。
最初は、人が居るかな?と思いましたが、到着して見るとアジ釣り等の方は居ても、本格黒鯛師は
見当たりません。とりあえず釣り座を決めますが、向かい風がかなり強い悪条件。団子投入にも支障がある程
です。しかし、折角移動したのだから、竿を出さないわけには行きません。悪条件の中竿を出します。
ここでも、それなりに餌取りが居ます。とりあえず、オキアミならばそれなりに餌が取られます。でも、かなり
パワーが弱く邪魔になる程ではありません。それも、しばらくして全く居なくなりました。団子が何分ももちます。
団子が割れても、オキアミが取られません。向かい風はますます強くなり、釣りが辛くなるほどになりました。
暫くその状態が続いた15時30分頃、船がこちらの釣り座に向かってきます。かじさんが、「まさか、ここに
来るの?」と言いますが、停泊のロープ掛けも近くに見当たらない為に私は「まさか、ここじゃないでしょう。離れた
そちらじゃないですか?」なんて、話していると船から「どいてくれ」の指令。挙句の果てに作業が1時間30分は
掛かるから・・・との絶望的な一言。夕方の時合いを逃す事は必至です。その時点で、この日の釣りは諦めました。
仕方なく竿をたたみ、他の気になっている釣り場を一通り見て歩き、17時頃戻ると・・・。
船が居ません。まだ、それなりに時間があるので、急いで支度をします。しかし、風もかなり酷いし、餌取りも
いないしで、かなり辛い状況のまま、夕暮れまで粘り今度こそ本当の納竿としました。
かじさん、Mさんには辛い釣りになってしまいましたが、こればかりは自然との兼ね合いがあるので、
仕方ありません。沼津の本格INはいつになる事やら。
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