2002.7.27(土)

時間 AM5:00〜AM11:00(前半戦)
PM13:30〜PM17:30(後半戦)

28.5cm。小さいですが
釣れました
天気 晴れ
潮回り 中潮
水温
釣法 紀州釣り
刺し餌 オキアミ、コーン、ボケ、ネリエ
同行者

 暑い・・・。とにかく暑い。連日猛暑ですが、今回の釣行も肌が焼け焦げるかと思う程の猛暑でした。
朝5時、いつもよりも若干早く釣りを開始します。とにかく長い時間釣行したいので、寝る時間を惜しんでまでも
朝早くから・・・という考えです。

 団子を投げ始めると、今回はいつもにも増して潮が複雑。とにかく凄いんです。あてる、払い出す、左右の潮は
勿論の事、2枚潮でもあるみたいです。しかも、底潮の動きが読み辛く、うっかり気を抜くと回収時に、針が
あさっての方向から出てきます。なんじゃこりゃ?悩みます。こんな時は迷わず寝ウキなのですが、今回ばかりは
様子が違います。何故か、寝ウキで感じがありません。なんでだろ?また悩みます。結局、永易ウキに変更して
続行します。

 しかし、おかしい。2週間前と全然雰囲気が違います。勿論、2週間も経てば、海況は変化しているでしょう。
しかし、そういう問題では無い感じです。第一、ベラが釣れない。別にベラ釣りではないので、釣れなければ
それに越した事はありませんが、居て当たり前の餌取りが居ないと言う事は、状況に変化があったに違い
ありません。しかし、ベラが居なくても、別の餌取りが居る様です。正体は、フグとボラ。それも、異常な数です。
2週間前は考えられない程、おかしな状況となっています。それらも、ハワセて餌を動かさないと全く反応無し。
底を切る、もしくは餌を動かすと即座に反応してきます。なんで???首をひねる状況が続きます。
雰囲気も全く無し。まるで釣れる気がしません。ふと下を見ると・・・集魚材のカスが沢山こぼれていました。
「なるほどな・・・」
全ての原因がこれとは限りませんが、少なくともこの余りに違い過ぎる状況の原因の一つになっている事は
間違い無いと思います。ボラは基本的に餌付く魚と考えて居ます。つまり、釣り人が絶えず入っていて、
常にコマセが撒かれている場所には、必ずボラが居付いていると思います。ついこの前まで全く邪魔されて
いないボラが今回は居る・・・大量に撒いた強い集魚に餌付いたと考えられないでしょうか。
ちなみに、糠多めで思い切り握った団子で、10秒〜15秒くらいしか持ちませんでした。タダでさえ暑さで
クラクラしそうな所に、おかしな状況で流石にヒートUP寸前でした。(笑)

 さて、次は午後。1時間程は潮も緩く非常に釣り易かったのですが、突然激流となってしまい
ました。多めにハワセてウキを潮上に置いてもあっという間に流されてウキがシモリます。おまけに団子も底で
流されているらしく、団子が割れた時にウキが10m以上先の潮下から浮上してきます。「こりゃ駄目だ。」
休憩します。かなり待っても全然流れが変化しません。まいったなぁ。隣りの釣り人と色々話しをすると、
いつもなら直ぐに収まるとの事。しかし、今回は一向に収まる気配がありません。多分30分以上待ったと
思います。やっと潮が緩くなりました。その瞬間に合わせて数投打ちこんだ所、良いアタリで28.5cmの
本命が当って来ました。よしよし、群れが回ってきたかな?と思って、今釣った魚をスカリに入れて
次の団子を投げると、既に海況が変化していました。また激流。潮が緩くなったのはわずか10分程度の間
だけでした。その後も、激流でまったく釣りにならず、チャンスはわずか10分となんとも言えない後味の悪い
結果となってしまいました。
 毎回、ポツポツは釣れますが、どうも納得出来る釣りが少ないです。この辺りがコレからの課題でしょうか。


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