2002.8.31(土)

時間 AM11:30〜PM19:00
カイズ級交じりで数釣り。写真の他、
小型キビレをリリース。写真の内中型
一枚はかじさんの釣果です
天気 晴れ時々雨
潮回り
水温
釣法 紀州釣り
刺し餌 オキアミ、コーン、さなぎ
同行者 Freedom永易さん、Freedom田中さん
someさん、まけさん、かじさん

 変わって31日。昨日は、本来ならば紀州釣り大会前夜の宿泊のために予約してあった湯浅のなぎ丸さんの
旅館に宿泊しました。実に一年振りの湯浅に興奮気味でしたが、残念なのは大会が延期されてしまった事。
しかし、そのお陰でsomeさんの所・・・南紀へ伺う事が決定しましたので、まあ結果オーライかな?

 朝4時30分、携帯にセットした目覚まし時計がけたたましく鳴り響きます。全員一斉に起床。
昨日、徹夜に近い状態で移動〜ウキが見えなくなるまでの釣り〜旅館で遅くまでの釣り談義。こんな
Veryハードな状態であるにも関わらず、全員が躊躇もせずに飛び起きてます。恐ろしい体力。
この気合を仕事に生かしたら、成功間違いなしだね。(笑)

 そして5時過ぎに南紀へ移動を開始します。眠い・・・。そりゃ当たり前ですが、運転手であるまけさんに
申し訳ない気持ちです。また、南紀までの道中が長いこと。途中、非常に深い渓谷にさし掛かり、
窓を開けると実にすがすがしい空気で車内が満たされます。それを胸いっぱいに吸い込み、体に染み渡る
快感を存分に味わい気合を入れます。



釣りキチ集団(笑)

 約3時間強程掛かって南紀へ到着。目的の釣り場には既にsomeさん、Freedomの田中さんが
竿を出されておりました。田中さんは既にカイズ級を3枚釣られていました。海況は・・・かなり厳しい。
横風が強く、波の様子もうねりに近い感じです。
 まずはsomeさんとの再開を祝してガッチリと握手。久々の南紀をなんだか嬉しく感じます。
「ずっとここで釣りをしていたいな・・・」そんな風に思わせる自然の魅力が残る場所です。釣り場の様子を
しばらく見学していると、someさんから候補の釣り場見学のお誘いがありました。候補地はこの釣り場を
含めて3箇所。まずは、一つ目を見学します。風裏になる足場も良い護岸で、釣り人もそれ程多くは無いですが
見受けられます。「ここならば風裏になるし、実績もあるのでお勧め場所です。」someさんから状況を教えて
頂きます。そこで私が感じた雰囲気は、「ちょっと、ファミリーフィッシングが多くて釣りにくそうかな?」でした。
関東の様に、ギュウギュウ詰めという意味ではなく、隣のコマセに干渉されそうと言う意味です。
それと、チヌが釣れた場合に周りの人が集まってきそうな雰囲気があったので、折角の紹介でしたが、
別の場所を見学させていただくことにしました。
 別の場所は、比較的規模の大きな港に隣接する形の小波止。真っ白いコンクリートが新しく整備された
波止である事を伺わせます。釣り人はやはりファミリーフィッシングがいますが、先程より少なく、2組ほど。
かなり奥まった雰囲気である事と、多少の風はあるものの、釣りにならないほどではないこと、そして、
なんと言っても静かに竿が出せそうだったので、この場所に決定しました。
同行していたまけさんは、一番最初の場所で竿を出されるとの事。3番目の場所には、私とかじさんで
入る事にしました。

 南紀は、昨年11月下旬に伺っていますが、その時は状況が極端に悪かった為今回は期待します。
一体南紀の本当の実力ってどんな感じなんだろう?もちろん1回や2回来ただけでは理解のしようが
無いと思います。しかし、その雰囲気だけでも感じて見たいものです。釣り人って我侭ですね。
 ところが、釣り始めるとこれが実に良い感じです。昨年はオキアミも全く取られる事がなかったのですが、
今回は、猛烈な勢いで餌が取られます。コーンも殆ど取られ、なんとさなぎでも丸々ありません。
正体はフグ。少し大きめの草フグが猛威を振るっていました。私はコイツに悩まされます。私のホームグランドで
ある沼津は、基本的にフグが少ない・・・もしくは場所によっては全く居ない釣り場です。もちろん場所に
よっては猛威を振るっている所もありますけど。そんな状況なので、フグに全く慣れていません。
団子が割れたかな?と思って仕掛けを回収すると針が無い・・・アタリが出てあわせたらスカ。
仕掛けを回収したら針が無い・・・こんな事が当たり前の様に展開されます。フグが多いと言う状況に嫌な感じが
したのですが、案の定そのうちハリスを傷付けられ、何度も張り替える事となりました。時間的にどのくらい
経過したでしょうか?状況的に悪くは無いもののチヌの雰囲気が感じられない状況が続いている中で
ボラが登場しました。「もしかしてコイツはチャンスか?」と思い、ボラアタリからチヌアタリを拾う事に専念します。
加えて、ボラに負けない硬い団子を握る様に気を配ります。ボラがザワザワと団子を弄ぶアタリが消え、
次の瞬間寝ウキが立ったと思ったら思いっきり角度が付いて消しこみます。来た!瞬間的にアワセ。
南紀初チヌは23センチの小ぶりでした。その後、ボラも全く居なくなってしまいます。かじさんも同様の様子。
オキアミが残る状況はかなり辛いものです。で、このときは潮が右から左に流れています。その渋い状況も、
1時間程度でしょうか?潮が左から右に変化してから急にフグの活性が高くなった様子です。
その後もポツポツ釣れ続けます。と、そのとき突然の雨。カッパを直ぐに着込み続行。しかし、直ぐ止みました。
と思ったら、また雨。で、直ぐに止む。こんな変な天気を繰り返しながら、最後に強烈な大雨が・・・。
カッパの上からでも背中を叩く雨が痛いくらいです。当然目の前は雨で視界が悪い状態。ウキも満足に見えません。
でも続行。子供の時には、雨の中でもびしょぬれで遊んだり、かなり無茶をしたものですが、大人になってからは
そういう経験はなかなか出来ないものです。しかし、釣りをしていると時々子供の頃の自分とラップするタイミングが
あり、感涙に浸ったりすることもあります。大袈裟ですが、私にとっての釣りは人生のドラマを映し出しているのかも
知れません。(笑)

 さて、釣果の程はというと、結局ウキが完全に見えなくなる19時前まで続行し、中小交じりで6枚。内キビレ1枚。
まずまずの結果となりました。ちょっと型が小さい所が不満材料として残りましたが、それも腕のうちでしょう。
私は、良型を釣る釣り方をしていなかったと考えるのが妥当と思います。釣りを終了し、別の場所で竿を出していた
someさんに電話をすると、なんとまだ竿を出しているとの事。どの釣り場に行っても、大体私が最後まで悪あがきを
するのですが、流石に私も(良い意味で)呆れました。

 釣りの後は全員で温泉に向かいます。そこでも展開されるのは、今日の状況、仕掛けの設定、潮・・・
一体どこからそれだけの話題が出てくるのか不思議でなりません。各人がそれぞれ感じた状況を話し合い、
反省し、明日への糧としていきます。爆弾を投下するかの如く降り注ぐ質問の山に丁寧に答えて頂く永易氏。
氏の奥深さには、いつもながら引き込まれてしまいます。

 釣り場で釣り談義、風呂の中で釣り談義、脱衣で釣り談義、そしてsomeさん宅で楽しい食事の合間も釣り談義。
ただし、宴会の場では釣り談義も一時ストップし、みっちゃんとsomeさんの奥さんで息のぴったりあった
漫才?(笑)が繰り広げられます。ぼけとつっこみ。関東では見られないこの人間味に、暖かさを感じます。
今回も深夜まで大爆笑の渦に包まれ、夜が更けていきました。

 で、私と永易氏は同室で就寝。寝る前に今日の状況を詳しく説明。(笑)色々質問して、就寝。
そして、朝起床して早速釣り談義。まるで呆れるほどの会話を交わし、南紀を惜しみながら関東3人組は帰路に
つきました。

 湯浅紀州釣り大会の延期で、突如決定した全く偶然とも言っていい南紀行き。しかし、そこに待っていたのは
私達を包み込む素晴らしい自然と、人間性豊かな暖かい人達のもてなしでした。
何か、都会の喧騒の中に忘れてしまった人間の根本的な部分を垣間見た気がします。今回もsomeさんをはじめ、
みっちゃん、奥さんには大変お世話になってしまい申し訳なく思います。
でも、機会があったらまた行っちゃおうっと。(笑)


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