2002.10.13(日)

時間 AM6:10〜PM18:00
天気 晴れ
潮回り
水温
釣法 紀州釣り
刺し餌 オキアミ、コーン、さなぎ、ボケ
食わせ練り餌、食わせエビ
同行者

 毎度の事ながら、仕事が多忙の為、約1ヶ月程釣行できませんでした。
その為、今回は実に久しぶりの釣行となります。(その間、家族サービスのアジ釣りには行ってますが・・・)
実は、今回の釣行は3連休にぶつかっているなんて事はすっかり忘れていて、これが、後に
最悪の状況となってしまうのですが・・・。

 早朝、暗い内に釣具武士に寄ります。状況を確認すると、台風21号以降はまるで駄目に
なってしまったとの事。しかし、真偽の程は自分で確かめるしかなさそうです。
今回は、今まで通っていた場所とは少し離れて、ちょっと難しい護岸に行く事にしました。
この場所、水深があり(約竿2本〜2本半)、遠投必須(約20〜25m)、餌取り多し、重い潮。
おまけに、潮がコロコロ変わる事も多いので、どれを取ってもハイレベルな釣りが強いられます。
昨年何度も通って相当ボーズを食らいました。今年はどうかな?と気になり決定した次第です。

 釣り場に着くと、団子師が1名支度をしていました。その他には目立った釣り人は見当たりません。
それもそのはず。ここは、今までの経験上、紀州釣りをしている方はまず見たことがありません。
それどころか、普段の土日でも釣り人はまばらな場所です。
 私も車を降りて支度を開始。と、同時に嗅ぎ慣れた臭いが鼻を付きました。○ヌ○ワーでした。
ちょっと厳しい環境になるかなと思って釣りを開始した頃、思っても居なかった状況となりました。
時間が経過するにつれて続々と人が集まってきます。しかも異常な数の団子師。今まで経験して
いなかった状況に戸惑いを隠せません。風下に居た私の場所へ風に乗って臭ってくる数々の配合餌の臭気。
数えると私も含めて8名の団子師が並びました。上手投げで大遠投を試みているものの、
空中爆発連続の若者。水面でモウモウと広がる強烈集魚の煙幕団子を打ち続ける人。岸から30m程度しか
離れていないイケスの所に突然ボートでやってきて岸の釣り人を全く無視してカセ釣りを始める若者。
親子連れのボートでのサビキ釣りもしかり。(マナーを教えるべき親は、一体何をしているんでしょうか・・)
ふと、遠めに目をやると、普段は漁師のみが作業の為に入っている場所に平気で車を乗り入れて
駐車しています。こちらは、異常な人の密度。見る限り少なくとも3mも間隔が空いていません。

 私の方は、当然の事ながら全く自分の釣りが出来ません。左隣は約2.5mしか空いていないし、
右隣は約4mの間隔。ハワセで浮きを潮に乗せる事はおろか、竿を横に倒すことさえ出来ない状態。
潮が止まっている時は良いものの、一度潮が流れ始めると直ぐに左隣の方の前に流れてしまい、
団子が割れていないにも関わらず仕掛けを回収しなくてはなりません。おまけに強烈集魚の団子なので
完全にお手上げ状態。場所替えも検討しましたが、普段人など居ないこの場所でこれだけの人。
太陽が昇っている時間帯に移動する別の場所など考えられなく、我慢して釣り続けました。

 当然ボーズ。不完全燃焼というより、満足な釣りが出来なかったの事が不満でした。
雑誌等のメディアはポイント紹介なんてやっている場合では無いと思います。まず、次代に繋げる為に
マナーの意識レベルのテコ入れを行う必要があるのではないでしょうか?

以上


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