2003.7.5(土)

時間 5:00〜14:00
1)写真一番左写真、ゴミが確認できますでしょうか?ハイチャンスでこのゴミ群に閉口
2)写真中央、今回上がった磯。どうやって見ても2人が定員。
3)今回の釣果。メジナは何枚も釣れましたが、持ち帰るのに手頃なサイズのみキープ。
天気 晴れ
潮回り 中潮
水温
釣法 紀州釣り
刺し餌 オキアミ、ボケ、磯えび、コーン
くわせ練り餌
同行者 まけさん

 今回も、西伊豆に釣行してきました。ホームグランドの沼津は非常に状況が悪いし、また、前回も書きましたが
自分の釣りの幅を広げる為にも色々な状況を経験したいものです。しかし、渡船で沖磯に渡るには、
お金も掛かるし、足場も悪い、それになによりも沖に渡ったからと言って釣れる保障はありません。
ただ、そんなリスクを覚悟の上でもやはり磯で紀州釣りに挑戦する価値はあると思います。

 今回も、まけさんと同行します。まけさんは、前週にも釣行されていたので、今回は自分一人になると思って
ばかりいたのですが、同行可能との話になり、非常に心強く思いました。磯に渡る場合、特に一人で釣行するよりも
複数人数居た方が安全面においても安心です。

 朝5時、あらかじめ予約しておいた渡船で磯に渡ります。今回は全員で6人程。我々が一番最初に降ります。
まけさんの話では、前回単独で来られたときに降りた磯との事。少しずつ磯に近づくにつれて、よくよく見ると
一体どこに下りればいいの?っていう形状をしています。要するに、平らな場所があまり無く、かなり足場が悪く見えます。
まけさんに先に下りてもらい、船から荷物を手渡しでおろします。

 いざ、釣り座に立つと、2人で竿を出すのがやっとのスペースしかありません。まけさんは、前回もこの磯に
乗っているので、勝手が分かっている様で、平らになっている場所に釣り座を取る様に教えてもらい
支度を開始。アミエビもかなり薄くして集魚力を落とし、糠を多めにしてかなり締まる団子に仕上げました。
しかし、釣りを開始すると、意外にも団子の割れが遅く、すぐに砂を追加。ついでにサナギも追加し、
割れを微妙に調整していきます。餌取りが少ない感じで、オキアミも全く無傷で返ってきます。
でも、初めて竿を出す場所であるので、集魚をいじるのは控えました。良くある事ですが、釣り始めは全く餌も
取られなかった状況が2時間、3時間と少しずつ場が出来たとたんに猛烈な餌取りで釣りにならなくなってしまう事も
考えられるからです。
 案の定、1時間が過ぎた頃から、団子の割れも早くなって雰囲気がかなり良くなってきました。
状況に変化が出たので、とりあえず団子はいじらずに続行。オキアミで釣っていると、ウキ下を詰め気味の設定で
餌を動かした時には、特大のベラが釣れてきます。隣のまけさんも同じ様な感じ。
そんな状況が暫く続いた頃、まけさんから「大量のゴミが来ましたよ」との指摘。私の釣り座から右手を見ると、
ワンドの形状に沿ってゴミが浮遊しています。2日程前に降った大雨の影響です。
所が、そのゴミのお陰で思わぬ展開になりました。少しずつゴミが近づいて来るにしたがって、かなり雰囲気が
出てきました。これは、絶対に来てる!そう確信して手返しを続けますが、隣のまけさんとも全く会話がなくなり
一投一投に集中している所から、同じ事を感じている雰囲気が伝わってきます。
雰囲気があっても、食わせるのに難儀していた時に、まけさんがアワセ。「ボラかなぁ?」と言っていますが、
竿先を見ると思いっきりたたているしねぇ。こりゃ本命でしょ?なんて思っていると、やはり本命。35cmでした。
私も今の雰囲気で釣んなきゃあ。と思っていましたが、藻や流木などの大型ゴミがポイントに停滞し閉口。
第一回目のハイチャンスは惜しくも逃しました。
 第二回目のハイチャンスが来たのはそれから1時間半くらい経過してからでした。一回目と同じ様に潮が
左に動き出して間も無く、雰囲気が出てきました。ただ、あまり団子を目一杯締めてもあまり良い感じでは無い様に
感じたので、ある程度まで持つ様に握って投入。ウキがトロトロ流れて流れきる直前くらいにウキが鋭い角度で
トップまで消し込みました。すかさずアワセ。途中ゴミが道糸が絡んで苦労しながら取り込んだ魚は30cmの
銀鱗でした。ホット一安心。もう一枚釣れればなぁ。とも思いましたが、この時合いではこれまで。
 この時点で時間は10時30分。撤収船の14時までまだあるので、複数枚の釣果を目指しましたが、
30cm級のメジナが何枚か釣れたのみでした。
14時の撤収と5000円って渡船料を除けば良い釣り場なんですけどねぇ。でも、また次も行きます。(笑)


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