2004.9.25(土)
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今年は仕事が忙しくて、なかなか釣行する暇が無く、久々の釣行記更新である。
今回は、和歌山県湯浅で行われたマルキュー主催の紀州釣り大会に参加した。
こちらからは、まけさん、かじさん、そして私の3人の参加となった。各自共、仕事の折り合いが
なかなか付かず、直前まで行けるかどうか分からない状態であったが、なんとか3人揃っての
参加出来る事になり、非常に楽しみにしていた。
大会の受付は午前3時30分〜なので、打ち合わせの結果前日の昼間から移動する事になった。
当然ながら有給休暇を取得。不良ですなぁ。(笑)
まけさんの車にパンパンに荷物を積んでいざ出発。目指すは久々の湯浅。
心はウキウキで、まさに大人の修学旅行。
まけさんやかじさんとも、久々の再開で積もる話も色々あって全く話が尽きない。
かじさんなんかは、房総でかじ繋がりの広がりは目を見張るものがあり、色々な人の話を聞いている
だけで楽しい。まけさんとは、こんな所でしなくても良いのに・・・って時に仕事の話。
でも、仕事も好きな事してるから別に苦じゃない。
そんなこんなで、湯浅には19時頃到着。エサを調達し、ついでに食料も買い込んでなぎ丸さんの民宿で酒盛り。
団子団にしては珍しく10時頃には床についたのでした・・・。
で、大会当日。午前3時過ぎに船着き場に移動すると、早速参加者の面々が見える。
永易組の面々も後から後から集まって、私にとっては久々の再会。てつさん、なおきさん、kabeさん、
お初の由美さん、バクダンさん、ナンさん、もちろん我らが永易さん、松田さんも。
やっぱり、みんな関西だけあって、既に雰囲気だけで楽しい。(笑)
しばらくすると、抽選が始まった。今回の参加者は総勢80名弱。みんなが引き終わって
ゼッケン番号を見てみると・・・なんとなんと永易組がみんな近い位置にいる。しかも、
自分はてつさんと連番。自分が4番、てつさん5番。昨年の番号もまけさんと自分が連番だった。
なんか、偶然にしては出来すぎていて怖い。こういうのってやっぱり縁があるからこうなるんだろうな。
ま、隣同士って言っても分かれる可能性もあるわけで、磯が同じって決まったわけじゃないしね。
なんて思っていたら、向かった先で下ろされたのは松の西。しかも3人だったので、自分がトップの
順番、てつさん2番、知らないにーちゃん3番。松周りってのは、過去に松の下と、松の東でしか
竿を出した事が無い。竿を出したって言ったって、湯浅自体経験が数回しかないから、ホントに竿を出しただけ。
ま、ここはセオリー通りに船付きに釣り座を取りましょ。って事で、自分が船付きに決定。
てつさんは、私の隣に釣り座を構えた。
で、早速釣りを開始。タナを計っていくとかなり深い。竿2本ってとこ。
15m程度投げた位置だろうか?その辺りにカケアガリがある。とりあえずそこを中心に攻めて
みる事にする。自分も団子を投げ始めて色々様子を伺っていると、てつさんから一言。
「団子割れないっすね。」・・・ホントに団子が割れない。全然エサトリの活性が感じられない。
湯浅の猛烈なエサトリは何処?って感じの立ち上がり。当然集魚は入れて無いのだが、
序盤でアミエビを入れると、そこで終わってしまう可能性もあるので、慎重に対処する事にした。
何投かすると、少しずつではあるが、エサトリが集まってきた。最初はオキアミすら取られなかった状況が、
逆に残ってくるのが数投に一回程度となった。1時間程度経過した頃、そこそこのエサトリが居るなかで
早速ボラが登場。ウキがフワフワと浮いたり沈んだりを繰り返す。てつさんに、「早速ボラ登場ですよ〜」と
伝えると「ホンマですか!」と、二人でテンションが上がる!でも、その仕掛けを回収して、次の団子を
打ち込んだ時には、あれれ?ボラの反応がありませんが???おっかしいなぁ。と次の団子を打ち込むも
全くボラ反応なし。たった2投で終了かい・・・期待を煽っておいてこりゃあガックリである。
その後も、チャンスらしい時合いも全く無く、何事も無かったかのように時間切れ。
終了の13時までを通して、チャンスらしいチャンスは上記の一度だけ。団子を持たそうと思ったら
何分でも持ってしまいそうなエサトリの少なさ。上がってから聞いた話では、松周りでも別の磯は
猛烈なエサトリだったそうな・・・。で、釣った方のお話を聞かせてもらうと、アミエビを使っていたとの事。
もちろん、デタラメな使い方じゃなくって、ココ一番で使っていたり、最初からちょびっと入れていたり。
今の自分には、分かっていたとしても出来ない事ばかり。この辺の臨機応変な対処が出来ないのが、
自分の実力なんだろうな。
そういえば、今回初めて竿を並べたてつさん。前に静岡にキャンプにいらした時に
応援に来ていただいた事はあったけど、実際に釣りで隣通しは初めて。
いやいや凄かった。って何が凄かったのかと言うと、手の内の広さ。横目でしか見てないけど、今回の
厳しい状況の中、なんとか変化を出そうと色々試されてました。どんな色々なのかは文面で伝える事が
難しいので書かないけれど、とにかく引き出しが沢山ある。こりゃ、もたもたしてると、
どんどん引き離されちゃうぞって感じだった。
ま、大会の様子はこんな感じだった。やっぱり紀州釣りであるし、永易師のホームである湯浅であるので、
知り合いの方々も多く、あまり緊張した大会って感じがしないのも事実。でも、やっぱり大会は大会。
そこには勝負があって、順位があって、勝敗がある。普段の釣りをしてたんじゃ、駄目なんだな。
来年はその辺り、もうちょっと考えて望む様にしようっと。
大会後は、関西の永易組の面々とはお別れし、南紀のsomeさん宅へお邪魔。
1年ぶりの再開なのに、久しぶりという感じがしない。食事を頂いて、酒を頂いて、ついでに
宿泊場まで提供してもらって、大会のボーズの事は忘れて(笑)、楽しい時間を過ごし、本当に人の繋がりに
感謝した次第。
来年こそ・・・またがんばろう。
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