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| 静岡県焼津市のリンク集 |
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New山の記録天城山 我が子よ、2008,5,29 四川大地震に思う
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| ガンダーラ仏教美術展 静岡市日本平の丘陵地に広がる一帯に県立の 大学、図書館、美術館がある。 折りしも2008,3,31までガンダーラ仏教美術展が開かれており出かけてみた。 深い緑の木立に包まれた美術館周辺は、桜、レンギョ、雪柳等の春の花々が咲き始め遠来の仏達を歓迎する様な華やいだ雰囲気に包まれていた。 下写真は美術館発行のポスターであるが会場正面 を飾る仏頭である。 ![]() ギリシャ、ローマの像を彷彿させるその端正な顔と豊かに結い上げた写実的な頭頂部そして失われた体の構造線は限りない想像力をかきたててくれる。切れ長の伏目は微かな笑を湛え首筋からの曲線が少し捻った肩から腰部へ繋がっていたであろうその様は国宝薬師寺金堂三尊仏日光、月光菩薩と同じ様式美であろう。また法隆寺の壁画に描かれた菩薩像の原型とも言える。 釈迦滅後紀元前後になると新しい仏教運動が興り始め信仰対象としての仏像製作が始まる。 東西交易路の要衝としてギリシャ文明の影響が色濃いこの時代の印度周辺国の仏教文化の内、仏像の歴史的流れを勉強するのが来館の目的であった。 釈迦の唱えた「縁起の理法」は余りに分析的理論過ぎ 一般大衆にとってはその理解は難しい。そこでより直感的理解即ち、「般若や空」の理法へ変化を遂げてゆく。 宗教には信仰的側面と理法があり、そこから大乗仏教 の「慈悲と智慧」が展開されて行くが、前者の象徴が菩薩信仰であり、弥勒菩薩から繋がる観音信仰への変遷が菩薩像と言う具象的造形を通して理解出来たのは当に「百聞は一見に如かず」である。 仏教は本来的には対極を離れ平等に至る人格完成への道を示すもの故、その具象化である仏像は見るものをして人格完成へ誘う美が無ければならない。 そこで人を超えた仏陀では無く、人と同列なもの、菩薩という概念を生み出しより人間的、写実的表現を加えることにより大衆化に向かったのであろう。その意味においてガンダーラに於ける初期の仏像製作が肉体を構造線として捉え写実的美こそが真理の表現としたギリシャ系の人々により始められたのはその後の東アジアの仏教美術への影響を見れば意義深いものがある。 紀元前後交易で栄えたガンダーラの市民にはその当時興った仏教の革新思想「大乗」は広く支持されていた。旧来の上座部系の仏教は諸行無常「全てが変化するから無我」とするが大乗の空は「変化の主体が空」と説く。 空は変化して止まない世界の「根本主体」として「如来や仏」に転化イメージ化しその具象として仏像を生み出してゆく。 豊かな経済力を背景に深い精神性を表現するガンダーラの仏像群は、それ自体見るものをして救いや信仰の対象として成り得るもの。 そこから世界宗教へと展開してゆく本となった ![]() |
奈良写真集
![]() ![]() ![]() 薬師寺薬師如来脇侍 日光、月光菩薩 ![]() |
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