オス

2004年10月9日(土)

昨日、オスが土の上で死んでいるのをみつけた。数日前、暑かったのが
急に涼しくなり、体力がなくなっちゃったのかな。秋の終わりと
思っちゃったのかな。それとも寿命だったのかな。


オスは、体長3.5cmと小さめで、一度も鳴かなかった。メスがそばに
いても、交尾をしなかった。早く逃がしてあげればよかったと、後悔した。


学校から帰ってきた子供に話したら、冷静だった。かわいそうとか、
やさしい気持ちで言ってほしいのに・・・と、親として思った。


今日、飼育ケースの掃除をした。お母さんは、横たわっているオスを
「今度、土にうめようね。」と言いながら空き容器にうつした。


子供は、「羽を広げよう。」と言った。お母さんは、死んだバッタは、
そっとしておいたほうがいいと思ったので、少し、ビクッとしてしまった。


以前、バッタの羽の色を確認したくて、「羽をひろげてみればわかるん
じゃないの?」とすすめた時、「羽が、きちんと元にもどらなくなったら、
飛べなくなって、死んじゃうかもしれない。」と、やらなかった。
「死んだのが、羽を広げて、かざってあるんだよ。」と、昆虫展のことを
話していた。


「じゃあ、写真を撮ろうか?」と言うと、「うん。おれは、絵を描く。」と、
言った。思いやりの言葉が最後まで出てこなかったのは、残念だけれど、
絵に残したことは、観察をしたことになるのかもしれない。


クルマバッタモドキ(オス)

クルマバッタモドキ(オス)




観察日記の目次にもどる

ホームへ
前へ 次へ