本の写真ではなく、本物のクルマバッタをみたくなった。
クルマバッタは、今では、山でしかみられなくなったと、
お父さんが本で読んだと言う。自然がたくさん残っているところに
すんでいるということなのだろうか。「何の本に書いてあったの?」と
聞くと、図書館で借りてきた本だからわからないという。
とりあえず、いつもより山のほうに行ってみることにした。
しかし、簡単には、みつからなかった。お父さんが、「別の場所に
行こう。」と、言った。お父さんは、あきらめていなかったのか・・・
暑いのに、まだ、がんばるのか・・・とお母さんは思った。
山の近くの河原に行った。たくさんの人がバーベキューを
していた。そして、子供たちが川遊びを楽しそうにしていた。
その河原には、たくさんのバッタの幼虫がいた。
虫かごを忘れたので、つかまえた幼虫は、スーパーのビニール袋に
いれた。このなかにクルマバッタは、いる?袋の中をのぞいた。
「顔が歌舞伎のくまどりみたいのだよ。」とお母さんが言う。
幼虫を区別するのは、なかなかむずかしい。
カワラバッタは、初めてみたので、つれて帰ることにした。
あと1匹、クルマバッタらしいもの。
家に帰って、飼育ケースにいれてみると、カワラバッタは、
たしかにそうだが・・・・・・・これって、トノサマバッタだよね・・・・・
・・・・・子供とお母さんは、がっかり。お父さんは、また行けばいいよと、
明るい声。あの河原、遠いよ・・・・・。はあ。
トノサマバッタ(幼虫)
カワラバッタ(幼虫)