配線(ワイヤリング)
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SYSTEM図


   
 


作業に入る前に、バッテリーのマイナス端子は
外した方が安全です。

純正より電気の使用量が多くなりますので、純
正の配線はなるべく使いたくありません。常時
電源もアクセサリ電源もバッ直(バッテリー直
にします。追加のシステム全部の電流をまかな
えるコードを室内に新たに直接通すわけです。
ヒューズ(ヒュージブルリンク)付きの大径 ケー
ブルが便利です。自作の場合、丸型 端子(バッ
テリー端子に接続)をかしめるのに本格派のか
しめツールが必要です。プライヤーで締め付け
るなんてのは危険です。ツールはホームセンタ
ーで数千円もします。

アクセサリ電源使用量も相当増えますので、こ
の際これもリレーを使ってバッ直にすれば、純
正の配線が許容量をオーバーし熱をもつという
恐れもなくなります。コードが太いので、引き回
しがすこし大変です。

室内へはバルクヘッドの右下側にあるパイプの
脇を通します。
針金を3本ねじって束ねたモノを作って、手の
入らない場所でコードを引き回すツールにしま
す。

プラス側はこれでかなり強化できます。マイナ
ス側もアーシング を行えば電気の流れはスム
ーズになります。配線は各機器の配線図を見
ながら慎重にかつ確実に行います。
マニュアル通り結線すれば音や映像は確かに
出ます。しかし、電源系と信号系のケーブルを
平行に配線した場合、ノイズが出る可能性が
あります。音だとヒューンとか、ブチブチとか耳
障りですし、映像だと画面にノイズが入って見
にくいです。

そこで、系統別に分けました。これでまったく
ノイズが発生しませんでした。
左側のサイドステップの下を電源系、右側サ
イドステップ下を映像系のコードを通し、車の
ド真ん中をオーディオの信号系のコードを通し
ました。左側の電源系のコードのボリュームは
相当あります。
途中をタイラップで留め、ゴチャゴチャ、バラバ
ラしないように見場良くします(外からは全く見
えませんが・・・、見えないところに凝るのがほ
んとうのオシャレ?)。






         

                      


  

コントロールユニット4chアンプ
   



CA-TU9000Dは、グローブボックスを改造して
押し込みました。ステーを使ってボルト1本で固定
しているだけですが、ビクともしません。
グラグラするようだと、配線が外れかかったりして
危険です。


現在のグローブボックス裏側(サブウーファー、ETC、GPSレーダー
等後から追加したため配線用の穴が5つに増えている)

 

 

グローブボックスの後ろ側に、直径3センチ位の穴
を2つほど開けコード類を通しています。このコー
ドを通すのが難作業です。

めげずに頑張りなんとか悲願?達成です。



ファイバー線はゆるい輪にしておかないといけない

 
 



この写真で真ん中から右下に伸びる2本の線(コルゲートチューブで保護)がバッテリーからの配線

 
 
      エンジンルームから室内へ
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>  ミニキャパシター



photo01
キャパシターは電気を一時的にためておく働きをする(コンデンサー)。
アンプの近くに置き、アンプが瞬間的に必要とする電気を安定して
供給することで、バッテリーの電圧変化の影響を受けないようにする。
これで音の切れが良くなり、音のスピード感がアップするというもの。
音圧アップや音飛びにも効果があると言われているが・・・。





電源の安定化のためキャパシターを組み込みます。
大きなサイズのものならなお良いでしょうが、取
付場所の関係
から、超ミニサイズのものにします。
これで果たして効果があるのか心配ですが取り付
けて様子を見ることに。

トランクルーム全体をオーディオのパーツで埋め
てしまうというような大がかりなシステムなら数
万円もするキャパシターが必要でしょう。しかし、
荷物置き場はちゃんと確保したいので
大掛かりなことはしないがコンセプトで始めたこ
となので、キャパシターもお気楽なものにしたわ
けです。4,800円。
ほとんど同じ値段でふた周りほどサイズの大きな
ものがありましたが迷わずこれにしました。大き
な方はしっかり固定しないといけないタイプだっ
たので、取付場所が限定されてくるのでパスしま
した。
バッテリー電源とヘッドユニットの常時電源の間
にかませます。
ギボシ端子が付いているので楽勝です。今接続さ
れているバッテリーからのコードをこのキャパシ
ターのオス端子に差し込み、ヘッドユニット側の
オス端子を分岐しているメス端子に差し込むこと
でプラス側の処理は終了。次にこのキャパシター
のアース端子をボディアースすれば完了。

接続後、固定はしなくても良いといってもブラブ
ラしてるのは感心できないので、タイバンドで他
のコードと一緒に束ねます。

試聴してみます。実際、良くなったのかよく分か
りません。劇的な変化はありません。気分的なも
のかもしれません。

 

          上の図で線の太い箇所が、今までの配線に加わる部分になります。

   
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