日本デンソー製イリジウムプラグ IK-20
イリジウムプラグの構造
スパークプラグを高性能なモノにします。中心電
極にイリジウムを使ったモノでなんと0.4ミリの
細さ。日本電装製。
普通のプラグの中心電極は２〜３ミリあります。
避雷針と言われるように針みたく細く尖ったもの
に電気は飛ぶ性質があります。この一撃がパワー
アップと省燃費につながります。でもニュービー
トルの場合、これがまた簡単に自分で出来ません。
純正プラグは10万キロ無交換ということで滅多
にはずさないようです。だからかも知れませんが、
簡単に手が入らない位置にプラグが刺さっていま
す。
ディーラーに交換作業をお願いします。自分でやっ
てシリンダーヘッドのネジ山をダメにしたら高い
モノについてしまいます。イリジウムプラグは２
万キロ交換です。車検毎に交換すればいいかな。
NGK BKR6EIX-11 4本パック
今度は純正とおなじメーカー、NGKのイリジウム
プラグにします。NGKの方が中心電極が少し太く
（0.6mm）で耐久性があります。ちなみに純正
のプラグはNGKの白金プラグ。BKR6EIX-11の4
本パックがおすすめ。 多分店頭在庫は無いと思
いますが、量販店ですぐ取り寄せてもらえます。
NGKイリジウムIXプラグは、標準装着用プラグと
交換可能な、標準熱価イリジウムプラグ。新素材
イリジウム合金でできた0.6mmの極細中心電極
とテーパーカットされた外側電極により、着火性、
始動性、加速性が飛躍的に向上するということで
す。しかも、絶縁体先端部には、カーボン汚損に
優れた効果を発揮する新設計サーモエッジが採用
されています。耐久性は、一般のプラグと同様で
15,000km〜20,0 00kmが交換の目安とされて
います。
プラグコードも高性能なものにします。永井電子
のウルトラコードです。実はこの時点（2001年）
ではNEW BEETLE用のプラグコードは永井電子
からは発売されていませんでした。ではどうして？
というと例の九州のパーツ屋さんが、仕様を伝え
て永井電子に独自に作らせたものです。色が赤と
黄色と灰色の３色作ったようです。そのうち私は
灰色をセレクト。純正の黒とほとんど見分けが付
かないところがいいと思いませんか？
交換できないくらい嫌な位置にプラグが装着され
ているくらいですから、プラグコードの交換もか
なり大変です。それでも、今回これに挑戦しまし
た。今までの古いコードはどうせいらないからと、
大胆にもプライヤーで無理矢理引っこ抜いてしま
います。
抜けてしまえば後は簡単ですが、ここで注意しな
ければいけないことは、一度に全部抜いてしまわ
ないことです。１本抜いては、これと同じ長さの
シリコンコードを見つけ、今抜いたシリンダーに
取り付けるようにします。こうして順にやってい
けば、間違えることなくできます。
手を擦り傷だらけにしながらなんとかセッティン
グ完了。
先日のイリジウムプラグとアーシングの３点セッ
トで体感的にも分かるくらいパワーアップしまし
た。ドン亀がラビットのように軽くなってぴょん
ぴょん跳ねるようにスイスイと走ります。ウーと
うなるばかりでちっとも前に進まないのがウソの
よう？！。１．３トンもあるのに１１５馬力では
仕方ないと半ば諦めていましたが、替えて良かっ
たです。
費用も３点で３万円くらいです。安上がりなチュー
ンナップと言えます。
ウルトラプラグコード付属のクリーニング用キット
↑
コードには雑音防止のシールドが付いてます。
