ワイパーブレード交換
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1年以上経つとワイパーの拭きムラやビビリが発
生して来ます。そしたらブレードの換え時です。
これらの症状がひどくなる前に交換しておかない
と、突然の天候の変化により思わぬアクシデント
を招くことがあります。

十分な視界は常に確保しておきたいものです。
ブレードを交換したついでにフロントガラス面を
ガラコなどで撥水処理をしておくとギラつきが防
止できます。

ワイパーの外し方


1.先ず、ワイパーをガラス面から離し、立てます。





2.ブレード部分をアームに対して直角にします。
 つまり 水平にします。

3.アームとワイパーを固定しているロックを外し
 ます。ロックは、アームのU字型フック先端付
 近にあります。これを親指と人差し指で強く挟
 み込むと外すことができます。

4.ロックが外れたら、ワイパーをアームの根元方
 向に押し下げます。

5.アームのU字型フック周りをぐるっと回すよう
 な感じでワイパーを動かすと、アームから分離
 させることができます。
 終わってみれば、別にどうってことはない作業
 です。


 


要はU字型フックの底の部分にカチッと填っているのを外せばよい。
多少知恵の輪的要素もありますが、それほど難しくはない。
 

ワイパー部分をはずした状態です。


ブルーのシリコンのブレードに交換。ニュービー
トルのブレードの長さは53cm。
シリコン製ブレードはフリーサイズで、カッター
で切って長さを調節します。丁度良い長さに切っ
たら、ワイパーのガイドに沿って入れていきます。
終端をストッパーで留めてブレードの取付は終了。

ワイパーを取り外した時と逆の方法で取り付けて
作業完了。

国産のブレードの既製品には52.5cmのものはあ
りますが53cmは店頭にないですね。
 



ブルーのシリコンのブレードに交換

アームの塗装

 


R側L側ともワイパーアームの塗装がはがれてき
ました。何故か両方とも同じ箇所です。左の写真
の円の部分です。U字型になっている部分です。
ペロペロと塗膜がめくれている状態です。

みすぼらしい感じがします。なので塗装をしよう
と思います。色は艶消しの黒にします。





キャップを取る


塗装するにはアームを取り外さなければなりませ
ん。

その前にやっておかなければならないことがあり
ます。現在アームが取り付けられている位置をマー
キングします。アームの位置とブレードの位置を
ダーマトで印します。

次に、アームの付け根にあるキャップを外します。
写真のようにマイナスドライバーでコジって持ち
上げある程度上がったら手で引っ張って取り外し
ます。

すると13mmのナットが現れます。これをレン
チで外します。

ナットが外れたら、アームを持ち上げればいいと
思って力一杯引っ張りますがビクともしません。
ステアリングのような仕組みではめ込んであるの
でがっちり食い込んでいるようです。そこでCRC
(潤滑剤)をスプレーします。




13mmのナットを外す。


 


そうこうしているうちに左側がやっと抜けてきま
した。右側はまだビクともしません。バールでト
ライしてみましたが、他に損傷を与えそうでどう
にも前に進みません。仕方ないのでこの状態(左
側はワイパーがアームごと無い状態)でディーラー
に行って外してもらうことにします。 ディーラー
に着いてお願いするとあっけなくアームが抜けて
きたではありませんか。CRCを噴いてから1時間
程が経過して丁度いい具合になったのがよかった
みたいです。

    下はアームが外れた状態の写真です。




塗装が完了して取り付けた状態
上の写真と比べると色の違いが分かります。
塗装後は新車時のような色つやとなります。
右の写真はキャップを被せて作業完了の図。
ちなみにキャップも同一塗装してあります。

 


次は、塗装前の準備です。

アーム全体に紙ヤスリをかけます。塗装のハゲか
けた部分は念入りに行います。

まんべんなくヤスリ掛けが終わったらサフェーサー
を噴きます。1時間ほど経過したら艶消し黒のス
プレーを噴きます。上面、側面、下面と数回に分
けて塗ります。乾きを待たなければなりませんの
で、全部塗り終えるまでにかなり時間がかかりま
す。



ホームセンターで片側1,000円前後


ワイパーの構造

 


塗装の合い間にブレードを交換します。近くのホー
ムセンターに行って長さ525mm、幅6mmのブ
レードを購入してきます。

先ず、古いブレードを引き抜いてしまいます。新
品のブレードを手で持って、順にガイドを通して
行きます。最後は丁度溝に填るように調整して完
了。





PIAA製ワイパーブレード 11C


1年半ほど経過して、ビビリが出始めたので早め
にブレードを交換します。

カー用品店にはガラコ製のブレードを在庫してな
かったので今回はPIAA製の長さ525mm、巾6mm
のスーパーシリコート 11Cを検討。
表記にPIAA SSC53C専用とありましたが、見た
感じ大丈夫そうだったので購入することにします。

自宅に戻って、作業しましたが問題なく装着でき
ました。
雨の日に作動させてみましたが、異常はありませ
ん。





 


 


 
あと1ヶ月で車検です。その前にまだ問題は出て
ませんが、少し拭きムラが少しあるのでブレード
を交換することにします。

量販店に行って見ると、前回購入したPIAA製の長
さ525mm、巾6mmのスーパーシリコート 品番
11Cがありません。
11が付く品番のものは11Dしかありません。
もし、付けてみて合わないといけないので同じ11
番の安価なオートバックスブランドのものを購入
することにします。



 

 

 



 


ぱっと見違いは分かりませんが、上の写真では
明らかに違いがはっきりと分かります。
中央部の出っ張りがあるかないかとエッジの根
元の形状が違います。
これが性能にどういう風に影響するのか知りま
せんが、サイズが同じなのでどうやら取り付け
は可能のようです。

先ず、ストッパーを押さえてワイパー部分をア
ームから外します。


 



 
左右とも外したところで、アームに塗装の剥が
れを発見、ペンキを塗ることにします。

数年前の塗装の時、取り外したアームの取り付
けに苦労したことを思い出し、今回はアームを
そのままの状態で塗装することにします。
なので、車体や窓ガラスにスプレーの霧がかか
らないように、しっかりと新聞紙で覆いました。
塗装後は、そのまま2日ほど乾かしておきます。
新聞紙だけは2時間ほど待って取りましたが。
 



 


塗装の乾きを待つ間にブレードの交換をします。
古いブレードを引き抜いて、新しいブレードに
入れ替えます。
ブレードの凹みにワイパーの爪が入ったら完了。
交換作業は、2本でほんの2〜3分で
終わります。

交換したまま2日置いて、塗装が完全に乾いた
ところで取り付け、完了です。

     
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