ブルーベリー


ホームページのブルーベリーを検索していると、すごくたくさんの種類があることがわかった。はために見るとみな同じに見えるブルーベリーも専門ページに訪問すると実に奥深い。いつもの悪い癖で、無性にブルーベリーを育ててみたくなった。以前、平成11年頃、に子供の理科の授業かなにかで斡旋があったブルーベリーを育てたことがあったが枯らしてしまった過去がある。今度は、自分で品種を選んで育ててみることとした。2年目に突入である。
 


ブルーベリー日記2007
 
2007.01.20
 年があらたまり、今日まで水遣り等の手間もなく、ただ観察だけ行なっていた。
 本日は気候もよく、花芽の剪定を行なった。テキストにあるように花芽の下まで切り詰めて剪定を行なった。購入した苗のうち小さめのコビル、ブルーゴールドは、葉がついていないので購入したときよりも小さくなってしまった感じがする。通販で購入したチャンドラーとハーバートは、花芽と葉芽の区別がつかないので、もう少し待ってから剪定を行なうことにする。
 本年は予定通り、品種が分からないブルーベリー2本以外は実は収穫することなく、樹勢を大きくすることに専念する予定。
エチョータ07.03.04 2007.03.04
 3月だというのに、気候は、4月上旬のである。これも地球温暖化の影響であると感じる。しばらくの間、週1回の水遣り以外に何もしなかったが、これからは毎日1回水遣りをすることにする。
 ブルーベリーはエチョータが、だいぶ芽が出てきている。他の種は、まだ硬い芽のままのものもある。花芽は1月20日に剪定をしてあるので、葉芽だと思われるがもうちょっと大きくならないとなんとも言えない。
 10品種のうち、コビルが一番小さい状態で、芽も大きくなっていない。ちょっと心配である。
ブルーゴールドも小さいが、芽は大きくなっているので期待ができる。楽しみな季節がもうじきである。
2007.03.25
 昨年の7月に購入した名前も分からなかったブルーベリーの品種が判明した。購入した販売店に寄ったところ、ラビットアイ系のスワニーと書いてあった。やっと品種が判明したため、今度の休みにも他家受粉のためにラビットアイ系の他の品種を購入することにする。
2007.03.31
品種によって、芽のでる時期がだいぶ違うようである。エチョータは早く芽が出たが、コビルコリンズは遅いようで、まだでていない。
後で購入した、チャンドラー、ハーバードランコーカスダロウはここのところの暖かさでだいぶ芽も成長してきた。他の品種はちょっと成長が遅い。
2007.04.01
ラビットアイ系の別の品種を購入した。サウスランド
花の咲き具合がスワニーと同じくらいの品種を選んだ。まだ開花していないので、時期を見てスワニーと相互に受粉させたいと思う。
大きな木という園芸店で購入したが、しっかりと、ラビットアイ系は同じ系列の他品種で受粉が必要であること、それがラビットアイ系であるか、しっかり確認してくれた。このような対応はgoodである。
サウスランド(2007.04.01)
2007.04.08
スワニーの花粉をサウスランドの花に受粉させた。まだ半分も咲いていないため、これから何回か行う予定。
サウスランドの花粉もスワニーに受粉をさせる予定。

 天気も良いので、園芸店を訪問。ラビットアイ系のブルーシャワーが比較的安く売っていたので購入した。大実品種で、欠点は種が気になるようである。
ブルーシャワー(志太フラワーで735円)
ブルーベリー2007.4.22 2007.04.22
だいぶ葉が出てきたブルーベリーたち。我家のブルーベリーは、14種15鉢となった。本日ラビットアイ系のティフブルーを購入した。
2007.05.04
 ブルーベリーの鉢を置く台を作成する材料を購入するため近くのホームセンターに行き、杉の板を2枚購入した。板と、だいぶ前に購入してあったレンガを4つ利用して台を作成した。作成したというよりは、レンガを置いてその上に板をのせただけのものである。
その上に小さいものを手前に比較的大きなものを後ろ側にセットした。

 ホームセンターの花のコーナーには、ブルーベリーも売っていた。その中のスパータン(この店ではスパルタンとなっていた)を購入(980円)した。小さな苗であったが、ついつい購入してしまった。
我家のブルーベリーは、15種16鉢となった。
2007.05.19
 太陽をいっぱい浴び、すくすく育っている。特にコリンズバークレーコビルのシュートの伸びはものすごいものがある。30cm以上も伸びた。
エチョータは、直立性のはずであるが、自宅のは外へ外へと広がっていく。
あれだけたくさん咲いていたスワニーの花は、ほとんどが受粉しなかったようで、8割がた落ちてしまった。サウスランドブルーシャワーはそれでも4割は実になりそうである。
2007.06.02
実が重たいのかチャンドラーがちょっと風が吹くと木がぐらぐらしていたため、大きな鉢に植え替えした。根がびっしりと張っているのかと思えば、根がほとんど張っていない。購入したときよりも少なくなっている感じである。根が張っていないので、ぐらぐらしてたようである。
 このままの状態だと、真夏になって枯れてしまわないか心配である。ちょっと対策を考えなくてはいけない。
2007.06.04
チャンドラーがやはり心配である。根が張るように即効性の「硫酸加里」を購入し根元に施した。これで育ってくれれば良いが、、、、
チャンドラー(2007.06.09)
2007.06.09
チャンドラーがやはり心配のため、ちょと早いが緑葉挿しで子孫を残しておくことにする。
比較的大きな新梢を2本カットし、それを2つにし4本さすことにした。カッターで斜めにカット後、マニュアルどおりに2時間水あげした。
日陰に置き、湿度を保つように上にビニールのシートをかぶせる予定である。
2007.06.17
 
エチョータコビルバークレーの3品種を挿し木にすることにした。チャンドラーのときと同じに作業を進めた。コビル、バークレーは新梢がしっかりと伸び、新たな新梢を出させるために摘心した新梢を使用した。エチョータは育てている品種の中では一番成長が遅いように感じる。思いのほか新梢が伸びないため、細い新梢ではあったが一部を挿し木した。
 チャンドラーの実に一部が食べごろになった。樹から獲って食べてみた。甘く酸味がない。とてもいい感じの味である。
チャンドラー(2007.6.24) 2007.06.24
やっぱりチャンドラーが。
ある方のHPに、瀕死の重傷のBBを購入し、見事に再生した記事を掲載していた。
それによると根を水できれいに洗い上げ、100%のピートモスで植え替えをするものであった。
自宅のチャンドラーでも試してみた。
水道水で土をすべて洗い流すが、根にしっかりとまとわりついていたため、ホースの水に圧をかけ水圧で洗い流した。ほとんど根が張っていないことがわかる。
 これからどれまで回復するか。置き場所は日の出から11頃までは陽が当たるが11時ごろから家の東側に場所に置き、負担がかからないように管理する。
2007.07.01
チャンドラー、チャンドラーと言っていたら、エチョータが大変なことになっていた。樹の幹を持って持ち上げてみると、順調に育っている品種は、鉢ごと持ち上がるが、エチョータは樹のみが持ち上がり、樹を左右振ってみると根が張っていないことが容易に分かる。チャンドラーに行なったように一度鉢から抜いて、再植え替えを実施することにした。
 鉢の中を確認すると、コガネムシの幼虫と思われる虫を発見、捕殺した。チャンドラーのときよりひどい状態である。ひげ根が一切生えていない。たぶん幼虫に食べられてしまったのだろう。
 即効性のりん肥料を施し作業を完了した。
 幸いにして、6/17に挿し木を施してある。万が一の場合は、2世を育てることとする。
 
チャンドラー(2007.7.1)
2007.07.08
 
剪定したダロウスパータンの新梢を挿し木にした。不安が残るエチョータも一緒に挿し木にした。
みんな順調に成長すればいいのだが、、、
2007.07.16
 
挿し木したチャンドラーの1本がだめになってしましました。残り3本、無事発根してくれるといいのだが、、。挿し木のコビルの1本も瀕死の重症のようである。葉が茶色く変色してきた。
やはりハイブッシュ系の緑葉挿し木は難しいのか、、、
2007.07.21
 
チャンドラーの1本に加え、コビルダロウの挿し木が全滅した。チャンドラーの残りのうち1本も難しそうな状態になってきた。
ある人の本に、「ハイブッシュ系の緑枝挿しは難しい」となっていたがそのとおりである。救いは、チャンドラーの挿し木2本が元気なこと、チャンドラーとエチョータの重症の樹がかろうじて生き延びていることである。
2007.08.05
 
チャンドラーの挿し木の1本がだめになった。
かわりに枝を折ってしまったラビットアイ系のティフブルーを挿し木した。
 梅雨があけ、暑い日が続いている。水遣り後、鉢を確認するとハーバートの鉢がやけに軽い。ひとまわり大きな鉢に植え替えをして根の状態を確認した。根はいたって元気であった。しかし鉢の中のピートモスが水を吸っていない。そのため軽かった。
水を吸わせ、大きな鉢に植え替え作業完了。
2007.08.12
 
チャンドラーがとうとう枯れてしまった。
挿し木の状態も良くない。残る1本が根付いてくれるといいのだが、今の状態ではなんとも言えない。
2007.09.07
 
ランコーカスもチャンドラー、エチョータと同じ状態の根が張っていないことが判明。掘りあげてみたが、根の張り方がチャンドラーとまったく一緒であった。もしかすると、チャンドラーと同じ運命をたどってしまう可能性あり。なんとか復活して欲しいものである。
2007.09.15
 
なんてことだろうスパータンの葉の色が黄色ががっていたため、幹を持って左右に揺らしてみると、チャンドラーエチョータ等の根が張っていない状態の樹とまったく同じで状態である。鉢から出してみるとやはり同じ状態であった。それでも根は、ある程度張っているため、根が張るようにカリ肥料を施して様子を見ることにする。ある方のHPでは、スパータンは育てるのに難しい部類の品種となっていたがそのとおりである。 7月8日に挿し木したスパータンは全てだめになってしまった。後は、来春まで樹を何とかもたせ、休眠挿しで増やしていくしかない。
 良いこともあった。挿し木してあったエチョータ2本、チャンドラーの1本が根が張ったようである。
 早速、鉢に植え替えをした。チャンドラーは命がつながってホッとしている。しかしまだ油断はできない。
2007.09.30
 
根が張っていなかったエチョータからサッカーが2本生えてきた。根が張ってきた証拠である。挿し木も2本はものになりそうなのでこれでエチョータは一安心。
困ったのは、チャンドラー。緑葉挿して残っていた1本も、あまり良くない状態である。スパッとあきらめ、再度購入することも考えなくてならない時期である。 今度の購入は、ノーザンハイブッシュ系はチャンドラーだけにして、サザンハイブッシュ系の品種も数種類購入することにしたい。
 朝晩は、20℃を下回るすごし易い気温になってきた。サッカー、シュートともに伸長している。もうしとまわり大きくなって、落葉の時期になるだろう。
ニュージーランド種のプルとヌイ(2007.10.14) 2007.10.14
 
大きめの鉢を「ろくなん」に見に行くと、接木苗が大量に売っていた。その中にプルヌイが衝動買いしてしまった。接木苗にしては比較的安いそれぞれ2000円であった。ネット通販で送料や振込み料をを勘案すると一緒ぐらいになる。それであれば自分で納得のいくものを探せるため購入することにした。
 
 挿し木していたチャンドラーがとうとうだめになってしまった。店の販売品種の案内にはチャンドラーがあったが、探してもチャンドラーが無かった。売切れてしまったのかもしれない。売っていれば是非とも購入したのであるが。
 




 


これで、我家のブルーベリー品種はラビットアイ系4品種、ノーザンハイブッシュ系12品種の16品種となった。
重症な品種、スパータン、ランコーカスの2品種
今後はサザンハイブッシュ系の品種を数種類購入したい。
我家のブルーベリー達(2007.10.14)
2007.10.20
 
12号の鉢を6鉢を購入した。ハーバートダロウバークレーコビルサウスランドブルーシャワーの6品種の植え替えを行なった。いずれの品種もしっかり根を張っており、春の芽吹きが待ち遠しい。
 
2007.11.07
 
10月29日、大関ナーセリーにチャンドラー、とサザンハイブッシュのオニールサミットの3品種を注文した。数日後、郵送で郵便振替の用紙が送付されてきた。その中に発送は11月の下旬からになることが案内されていた。この時期の発送が一番多いようである。週明けに郵便局で手続きをした。届くのが待ち遠しい。
大関ナーセリーで購入した左からオニール、サミット、チャンドラー 2007.11.23
 
本日午前中、注文してあった3種類のブルーベリーが到着した。早速9号の鉢に植え替えた。
3種類とも根がしっかり張っており上質な苗であった。しいていえばオニールがちょっと幹がやせているように感じる。
写真のように紅葉がすすんでおり赤あり、黄色あり緑ありでとてもきれいである。
チャンドラーは、樹勢は申し分ない。今度は失敗せず成長してくれることを期待する。
サミットはしっかりとした幹で申し分ない。紅葉がとてもきれいな赤、朱色である。
大関ナーセリーからの荷物2007.11.23 大関ナーセリーからの荷物が届いた。月末に到着すると思っていたので、早く着いてちょっとうれしい気分である。
ダンボールは肉厚も厚くしっかりとした造りの梱包材であった。これならばちょっと乱暴に扱っても箱がへこむ事もないだろう。
この中に注文した3種類のブルーベリーが入れられていた。このサイズで4本の苗が入るのか、1本分のところには、新聞紙をパッキン材として固定してあった。申し分ない梱包方法であった。
ちゃんと納品書が在中されており何もかもが申し分ない。
 
2007.12.12
 
朝晩は、めっきり冷え込み、気温も7℃を下回る朝が増えてきた。我家のブルーベリーも紅葉の最盛期で、ご覧のとおりです。緑、赤、オレンジ、黄色、紫等の色がありきれいである。
 色づいた葉は、触ると落ちてしまう。ちょっと強い風が吹くと葉が散ってしまい冬の光景となるだろう。
 来年は、本年購入した品種以外は実を成らせる予定である。どんな実が取れるか楽しみである。
 週1回に水遣りを忘れず、春を待つこととする。
 本年の日記は、たぶん本日が最後となる予定です。
紅葉がすすんだブルーベリー2007.12.12

ブルーベリー日記

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