ブルーベリー


ホームページのブルーベリーを検索していると、すごくたくさんの種類があることがわかった。はために見るとみな同じに見えるブルーベリーも専門ページに訪問すると実に奥深い。いつもの悪い癖で、無性にブルーベリーを育ててみたくなった。以前、平成11年頃、に子供の理科の授業かなにかで斡旋があったブルーベリーを育てたことがあったが枯らしてしまった過去がある。今度は、自分で品種を選んで育ててみることとした。3年目に突入である。
 


ブルーベリー日記2008
 
2008.01.20
 
1月になりやっと冬の気候になってきた。気温も0℃近くまで下がる日が増えてきた。
 プル以外のノーザンハイブッシュ系の品種は、全てが落葉している。
ラビットアイ系のスワニー、サウスランド、ティフブルー、ブルーシャワーは、紅葉した葉が一部残っている。
プルの葉は、写真のとおり緑の葉も残っている。他の品種はまだ硬い芽であるが、プルの花芽は通常の3月ぐらいの伸びである。
10月に購入したときに花が咲いていたのでボケているのかもしれない。
プル(2008.1.20)
ブルーシャワー 2008.02.11
 
ラビットアイ系のブルーシャワーが一番花芽がついている。その次がスワニーである。他の品種もここのところ暖かな日が続いたためだいぶ芽が大きくなっている。
ちょっと心配なのが、スパータン
ランコーカス。花芽はなく、葉芽もあまり成長していない。スパータンとランコーカスは3月に休眠挿しを試してみる。子孫を残さなければいけない。昨年のチャンドラーのようになっては困ってしまう。
2008.03.01
 
2月の後半から暖かな日が増え、3月にはいった1日は、風こそあったが、暖かな一日であった。
一番心配なスパータンと12月に大関ナーセリーで購入したチャンドラーを休眠挿しした。あまり剪定もできないため、チャンドラー2本、スパータン4本を挿し木した。
ポットに2本ずつ挿し、プランターの中に入れ、上部をビニール等で覆い水分の蒸発を防ぐようにしていく。
室内の暖かな南西に置くことにする。
休眠挿し(2008.03.01)
ブルーベリー2008.3.16 2008.03.16
 
ティフブルーコリンズの植え替えを行なった。10号鉢から12号にした。コリンズは、根は張ってはいるが、ちょっと元気がない。ティフブルーはラビットアイ系のため旺盛な根の張り方である。
 
 剪定を行い、ダロウ2本、バークレー1本の休眠挿しを行なった。ダロウの1本からは葉が出てきている。スパータン、チャンドラーとともに無事に根が出ればいいのだが、、、
 毎日が最高気温が15℃を超えるようになった。サザンハイブッシュ系のサミットからは、緑色の葉が出てきた。プルヌイスワニーは花芽の成長が著しい。他の品種も確実に花芽がふくらんできている。
ブルーベリー2008.3.22 2008.03.22
 
ラビットアイ系のスワニーサウスランド、ブルーシャワーの3品種は花芽が成長し、もう少しで花が咲きそうです。ノーザンハイブッシュ系ではエチョータ、サウスハイブッシュ系ではサミットには青々とした葉が成長してきました。逆に遅いのは、ハーバートウエイマウスダロウバークレーコリンスコビルスパータンランコーカスのノーザンハイブッシュ系の品種です。
 昨年もエチョータが一番早く葉が茂ってきたが、今年も同じ状況です。
 ラビットアイ系は、いつ花が咲いてもいいように、近くにまとめて配置し
、受粉しやすくした。
 その途中に、、鉢を動かしているときにハーバートの枝を折ってしまったため、そのまま剪定し、休眠挿しにした。
 現在の挿し木は、チャンドラー2本、スパータン4本、ダロウ2本、バークレイ1本、とハーバート1本、バークレー1本である。
ブルーベリー2008.3.30 2008.03.30
 
ソメイヨシノは八分咲きとなった。
 ラビットアイ系のスワニーとノーザンハイブッシュ系のヌイに花が咲いた。
咲いたと言ってもほんの数輪の話。昨年の今頃、スワニーを撮ったが、比較すると今年はちょっと開花が遅いようである。葉も昨年は青々していたが本年はまだ小さなままである。
 全体を観察するとラビットアイ系の花の数といったらすごいものがある。ブルーシャワー、サウスランドなどは鈴なりの状態です。
2008.4.5のブルーベリー 2008.04.05
 
4月に入り、春めいた日が続いています。
 我家のブルーベリーも順調に花が咲いています。今週はコリンスブルーシャワーサウスランドも花が咲きました。
しかしミツバチ等の受粉を助ける昆虫の訪問もなく、たぶん受粉はしていないと思われます。時間を見つけて受粉作業をしていきたいと思う。
 昨年緑葉挿ししたエチョータティフブルーは根付いたため順調に成長をしています。しかしこの3月に休眠挿ししたチャンドラースパータンは黄色信号がともっている。なかなか新芽が出てきません。
2008.04.12
 
この一週間は雨が多い週であった。ブルーベリーの木々も葉がだいぶ茂ってきた。先週の写真と比較してもだいぶ青々としてきている。
 ブルーベリーの花もだいぶ咲いてきているが、蜂等の昆虫の訪問がないように感じる。人工授粉が必要と思うが行なっている時間がない。昨年もそうであったが、ほとんどの花が受粉することなく落下してしまうと思われる。


 ウエイマスだけが花芽や葉の成長がなく、幹も赤い状態のままであったが、たぶん立ち枯れしていると思われる。枝を数本折ってみると中心部は緑色の状態である。期待はしていないが、あと1週間待ってみて、変化がなければ、処分することにする。
昨年のチャンドラーに続いて2本目のご臨終である。
2008.04.19
 
葉が生い茂りだいぶ青々してきた。この時期が一番楽しい時期である。先週同様、ミツバチ等の受粉を助ける昆虫の来訪はほとんど見受けられない。そのため今週も人工授粉を実施した。必然的に花を観察するようになるが、花の咲き方や形、大きさ等、いろいろな特徴があることが分かった。チャンドラーハーバートは大きめの縦に長い花が咲いている。ヌイは数こそ少しであるが、丸くてふんわりした花である。
また雌しべ柱頭も、花弁よりも長く横からみると外に出ている品種と、花弁よりも短く花弁の中に隠れている品種もある。

花の数は、断然ラビットアイ系の品種が多い。サウスランドはヌイ等の品種の10倍である。しかしたぶんそのほとんどは、受粉されず落下してしまうはずである。
ブルーベリー(2008.4.19)
ブルーベリー(2008.4.26) 2008.04.26
 
うれしいことにミツバチの訪問が確認された。それも複数匹きてほの訪問である。ラビットアイ系の花が旺盛に咲いているため、サウスランドブルーシャワーの花にいるのを確認した。一粒でも多く収穫できるといいのだが、、
もうひとつうれしいことに、3月に挿し木したチャンドラースパータンバークレーが芽吹いてきた。このところの25℃近くの気温のため成長してきたようだ。
でもまだまだ油断はできない。水遣りを忘れてしまうと水の泡である。毎日観察しなくては。
 昨年の日記を読み返すと、5月に入るとシュートが出てきている。今年もそろそろかもしれない。
 悲しいことは、成長が止まってなかなか新芽が出てこなかったウエイマウスは予測どおり立ち枯れをしていた。残念な結果であるが受け入れざるを得ない。特に欲して購入しあ品種でなないため再チャレンジすことはないだろう。
ブルーベリー(2008.5.4) 2008.05.04
 
5月2日に強風が吹いたが、ブルーゴールドの鉢だけが倒れていた。持ち上げてみると軽い。鉢から抜いて、中を確認すると水が鉢全体まで回っていなかった。このままの状態であれば、夏には厳しい状況が待っていたに違いない。早速、込み合っている根をほぐし、12号の鉢に植え替えを行なった。水もたっぷり吸わせこれで一安心。
 ハイブッシュ系の実もだいぶ大きくなってきた。色づき始めると野鳥が飛来するためネットを張らなければいけないが、どのように張ったらよいか、思考中である。ネットと棒は購入したが良い考えが思い浮かばない。なるべく駐車場にはみ出さないように、かつ目立たないように張りたいが、、、

 
2008.05.10
 
3月1日に挿し木したチャンドラー2本とスパータン4本にやっと葉が芽吹いてきた。
ほとんどのサイトでは、休眠挿しの場合2ヶ月ほどで葉が茂っている写真が掲載されてるが、我家のは葉が出てこないので心配していた。4月26日の時点で膨らんでいた葉芽はやっと新葉が出てきた。
本では、スパータンは栽培には難しい品種となっている。このまま全部が順調に育った場合、スパータン2本とチャンドラー1本は自宅で栽培し、残りは里子に出そうと思う。
 実の成長してきた。特に大きくなっている品種はヌイである。1円玉ぐらいの大きさになっているものもある。色づいてきたら鳥避けネットを張らなければいけないが、まだ良い案が浮かばない。
挿し木したチャンドラーとスパータン(2008.5.10)
2008.05.24
 
挿し木したチャンドラースパータン。5月10日の写真と比べてもあまり葉の量、大きさもかわらない。それでも根さえちゃんと張っていてくれれば、これからの季節、大きくなることが十分予想される。すでに嫁入り先も決まっているため、順調に成長してくれなくては困ってしまう。注意をして見守りたいと思う。
 昨年の日記を確認すると、この時期、どの品種にもサッカーがはびこっていることが記載されているが、今年はそれらしきものが生えてこない。そのかわり、樹の幹からのシュートは順調に大きくなっている。ハーバードは既に昨年よりも50cmほど伸びている。
 実も順調に大きくなっている。我家中で一番大きい実は、今のところヌイである。チャンドラーも大きくなってきている。
 無事収穫できるまで色付いてくれればいいのだが、そうなると心配なのが野鳥の襲来である。まだ、良い案が浮かばない。
いっそのこと2階に鉢を上げ、ベランダでもいいかもしれない。
その場合、水をどうするかが問題である。
山椒の樹にアゲハチョウの幼虫が多数いる。以前は捕殺していたが、これからは観察し成虫にして送り出したいと思う。
チャンドラー(茶)とスパータン(緑)2008.5.24
2008.05.31
 
ヌイオニールのそれぞれ一粒づつ実が色づいていたため、採って食べてみた。ところどころ青みがあったため、酸味があったが、予想していたほどの酸味ではない。しっかり色づいた状態で食べれば、おいしいだろうと予想される。そこで問題となるのが野鳥の件である。ヌイの鉢は小さいため、2階の寝室のベランダに上げて栽培すれば、野鳥の来襲は防げると思う。とりあえず実行に移すことにする。
 山椒の樹にアゲハチョウの幼虫の件であるが、最終の5零幼虫になった幼虫が数匹いたが見当たらない。他のホームページで確認すると蛹になるときには、ちょっとは離れたところに移動して蛹になることが書かれていたので、周りを探したがいる気配がない。そこで結論。野鳥に食べられた?
2008.06.07
 
幸いにして野鳥の襲来もなく、順調に色づいていく。その中のヌイオニールコリンスハーバートブルーゴールドの品種は、何粒かは色付いているため、採って食べてみた。味音痴の私には正確な表現ができないが、いずれの品種も甘みがあり、ちょっとづつ違う味である。大きさは、ハーバートの1つは、100円玉ぐらいの大きさであった。大きいほど甘い気がする。
 話は変わるが、山椒のアゲハチョウの幼虫。1匹を残して皆いなくなってしまった。
2008.06.15
 
色づいていくそばから採って食べてしまうたため、それも色づいてすぐに採ってしまうため、いずれの品種も酸味がすごい。鉢の陰に隠れていて、色づいてだいぶ経つ実は、甘みがあっておいしい。他の人のホームページには、品種ごとの味の特徴を記述しているが、私にはその微妙な味の違いは分かるが、どのように表現したら良いかが分からない。私のホームページに書いてある味の特徴は持っている本から転記したものである。
 山椒のアゲハチョウであるが、卵から幼虫になる見たいで、まただいぶ増えてきた。
2008.06.28
 
ハイブッシュ系の果実は徐々に色づき、その度に摘んでは食べることにしている。心配していた野鳥の来襲もなく、ネットは使わずに済みそうでる。
 ところで、ブルーベリーの樹はだんだん大きくなり、家族にとっては邪魔な存在になってきたようだ。妻からは「邪魔だから何とかして」と言われてしまう事態に。確かに隅の方に置いているとはいえ、狭い敷地のそれも駐車場として利用しているところに置いているので無理もない。これからは剪定でコンパクトに栽培することにする。挿し木で増やしても置くところがないため、種を絶やさない程度に実施していきたいと思う。
写真は、今年一番大きくなった実である。品種はダロウ。
 サンショウの樹のアゲハの5零幼虫であるが、昨夜までいたものが翌朝姿を消してしまうことが続いていたが、10m離れた所で蛹になろうとしてしている幼虫を見つけた。これでやっと理由が分かった。
ダロウ(2008.6.28)
2008.07.06
 
いつもの日課で、色づいたブルーベリーの実を摘んで食べていた。すると突然手の甲に痛みが。原因は電気虫が付いているのを知らずに実を摘んだところ、電気虫に触れたようである。ちくちくと鈍い痛みとともに、挿されたところは、赤く腫れ上がってしまった。早速退治した。
電気虫の異常発生(2008.7.6)
2008.07.12
 
ヌイに新芽が出てきたと思ったら、花芽が付いている。あと10日ぐらいで花が咲きそうである。以前、年に2回実が採れるルブルーベリーの品種があると園芸店の広告に載っていた事があったが、もしかしたらその手のもの?
ヌイ2008.7.19 2008.07.19
 
ヌイがことし2回目の開花をした。気温が30℃ぐらいあるため春にに比べれば成長が早い。あっという間に開花した感じがする。果たして実がなるのか見守っていきたい。
2008.07.27
 
11月に購入したサザンハイブッシュ系のサミットの葉の色が抜け落ち、樹勢がさえなかったため、幹を持って持ち上げてみると簡単に抜けてしまった。チャンドラーでかつて経験した根がまったく張っていない状態であった。根を洗うと全て取れてしまった。葉の色形等から、挿し木も無理と判断し、これ以上サミットを栽培することは困難と判断した。これで我家の栽培品種は、ラビットアイ系4品種、サザンハイブッシュ系1品種、ノーザンハイブッシュ系12品種の合計17品種となった。
2008.08.10
 
実もほとんど食べ尽くしてしまい、幹と葉だけになってしまった。品種によっては、シュートが伸びてきていため、ラビットアイ系を中心に剪定を行なった。ハイブッシュ系では、チャンドラーダロウを剪定した。その剪定枝でチャンドラーを2本緑葉挿しを行なった。春に2本挿し木をしたが、根付いたのは1本。どうしてももう一本欲しい。今回は屋外の陽の当たる自転車置き場の水受けの中で栽培することにする。今度こそ成功して欲しいものである。
チャンドラー(2008.8.10)
2008.08.23
 
8月10日の挿し木に引き続き、オニールヌイの挿し木を行なった。剪定を行なったのだが、その処分する枝の中からヌイとオニールを挿し木した。他の品種も剪定をしたので挿し木をすればできたのだが、その挿し木がみんな根付いた場合、なんせ置く場所がない。もったいなかったが処分をした。
 これで、挿し木はチャンドラー2本、ヌイ1本、オニール2本の合計5本となった。
5月に挿し木したダロウスパータンエチョータ、チャンドラーは無事根付いたため近々に同僚のお宅にお嫁入りの予定です。
2008.08.30
 
5月に挿し木したダロウスパータンエチョータ、バークレー、チャンドラーは無事同僚のお宅にお嫁入りをした。我家の1年もの根付いているのは挿し木苗は、ティフブルーとスパータンが各1本づつのみとなった。
8月に入って挿し木が無事根付いてくれればいいのだが、、、、
本日ヌイとチャンドラーを各2本追加で挿し木した。全部で、チャンドラー4本、ヌイ3本、オニール2本の合計9本である。
2008.09.15
 
9月に入り30℃を超える日もあるものの、朝晩は過ごしやすい気温になってきました。我家のブルーベリーもシュートが盛んに伸長している。しかし一部品種には、葉の色が悪く新たなシュートや芽が出ていないものもある。
 挿し木をした品種は、枯れることもなく順調に育っている。先週はラビットアイ系のサウスランドを挿し木した。これはティフブルーをお嫁入りさせるにあたって、受粉ののための他種が必要であるからである。来春には、無事ラビットアイ系も嫁入りできるといいのだが。。
ブルーベリー(2008.10.05) 2008.10.05
 
いつのまにか10月になってしまった。毎日の気温は、最高でも25℃ぐらいで朝は寒いぐらいである。ブルーベリー達は来年のために順調に花芽を蓄えはじめている。
 本日、10号鉢に植えてあったプルエチョータオニールの3種類を12号鉢に植え替えをした。いづれもしっかりと根を張っており、来年も成長を期待できそうである。エチョータは一時は、コガネムシの幼虫に根を食べられ、瀕死の重傷であったが良く持ち直してくれたものである。
 今年は、電気虫(7月6日の日記にある毛虫)の被害が多かった。知らずに実を採っているときに、存在を知らずに刺されてしまったが、相当痛かった。
 挿し木したものは、いずれも成長をしている。時期的に遅かったものもあるので、どれだけ成長するか分からないが、できるだけ多く生き残ってもらいたい。
2008.10.25のブルーベリー 2008.10.25
 
我家のブルーベリーもだいぶ色づき始め、バークレーハーバートなどは、特に赤く色付いている。他の品種も来年のための花芽をを蓄え始め、喜ばしい限りである。
しかし、挿し木をしたスパルタンチャンドラーは根が生えていないことが判明。こちらはがっかりである。
チャンドラーは成木が順調のため来年またチャレンジすればよいが、スパルタンは困ったことになってしまった。
それでもまだ、成木は生きているので、来年またチャレンジしてみたい。
ブルーベリー2008.11.24 2008.11.24
 
サウスランドティフブルー以外は、ほとんどが紅葉しハーバートはほとんどが落葉した。強い風が吹くと紅葉した葉は落葉してしまうだろう。この一年で、サミットランコーカスがだめになってしまった。スパータンもいまだに瀕死の状態である。
とにかく2世を残すように努力するだけである。
ブルーベリー2008.12.14 2008.12.14
 
 ブルーベリーはこのような状態となった。全てが紅葉し、品種によっては全て落葉してしまった。
たぶん本日の日記で本年は終了である。
来年は、多くの品種に多数の実を実らせたいものである。
スパータンは是非とも挿し木を成功させたい。
チャンドラーには、最大級の実を実らせた。夢は広がるばかりである。

ブルーベリー日記

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