ブルーベリー


ホームページのブルーベリーを検索していると、すごくたくさんの種類があることがわかった。はために見るとみな同じに見えるブルーベリーも専門ページに訪問すると実に奥深い。いつもの悪い癖で、無性にブルーベリーを育ててみたくなった。以前、平成11年頃、に子供の理科の授業かなにかで斡旋があったブルーベリーを育てたことがあったが枯らしてしまった過去がある。
今度は、自分で品種を選んで育ててみることとした。5年目。もう中堅どころに突入である。
 


ブルーベリー日記2010
 
2010/01/01
 あけましておめでとうございます。
今年は、元旦から風花(雪)が降って、車のフロントガラスは、白く積もっている。隣の家の屋根も、ほんのちょっと白くなっている。
ブルーベリー栽培、5年目に突入である。
 

平成22年1月1日(雪)うっすら積もっている
2010/02/11
今年に入り、ヌイ、ハーバート、オニールの3品種をお嫁にだした。嫁ぎ先は、職場の同僚の自宅である。家を新築して、日の当たる庭がある。うらやましい。
我家は、隣に家が建ち、早朝の朝日が入らなくなってしまった。当然、ブルーベリーもちょっと日光不足になっている。それでも今の場所以外に置き場所は見当たらない。このままの位置でがんばろう。

 だいぶ花芽も大ききなってきている。今年こそ大きな実がたわわに実ることを期待したい。
ブルーベリー2010.02.27 2010/02/27
今日の最高気温は、20℃。ブルーべリーも花芽が大きくなり、オニールは、今にも咲きそうに白い花ビラが見えてきた。このじきに咲いてしまうと、昆虫による受粉は難しい。人工的に受粉をするしかない。来週はまた寒くなるようなので、咲くのはもうちょっと後になるか。
 剪定を兼ねて、チャンドラーコリンズブルーゴールドエチョータダロウコビルの挿し木を行なった。どうしてもチャンドラーは2世が欲しい。チャンドラーだけ2本挿したができるかどうか。
ブルーベリー2010.04.09 2010/04/10
最高気温は20℃。ほとんどの品種の花も咲き、1匹であるが、ミツバチの飛来も確認した。
 花をたたくと花粉が落ちるのが良くわかる。
天気もいいため、人工授粉を行なった。方法は軍手に花粉をつけ、鼻をなでるように受粉させる方法である。
ラビットアイ系の品種の花はまだ1部咲き程度であるが、ミツバチのことを考えると、これから咲くほうが良いのかもしれない。
 2月に挿し木をした幼木には、ビニルをかぶせ、湿度が高くなるように施した。全てが、無事根付くことを祈るばかりである。
2010/04/17
鳥避けのネットを取り付けるための枠を作成した。
全部のブルーベリーを入れることはできないが、実が色づく順番に中に入れ、鳥の被害を防ぎたいと思う。あと、これにネットを取り付けて完成である。

毎年作成をしたいと考えていたが、実際作成したのは今年が初めてである。
 昨年はカラスも食べにきていた。今年は是非とも防ぎたいと思う。
鳥避けの枠2010.04.17
2010/05/01
実もだいぶ大きくなってきた。でもまだ青いままである。
この連休中に鳥避けネットの手配をすることにしたい。
全ての鉢の収容は無理のため、色付いた品種から順番にネット内に避難させたいと思う。
近所の蓮花寺池公園は、藤祭りの真っ最中である。
たくさんの人出があるだろう。

2010/05/05
3年越しの課題であった、ブルーベリーの鳥対策として、今年はネットを張った。
4月に枠組みだけ、組み立ててあったが、本日ネットを張った。
実はまだ青いため、横から水巻ができるように、自由に出入りができるようにしてある。
 
鳥避けになれば、今年はいつもの3倍は収穫できるだろう。
ブルーベリーのネット
2010/06/06
本年、3回目の収穫。
前2回は、同じ容器1/3程であったが、今回は容器に入りきらないくらいに収穫できた。
 今日も色付いた実が多数あるので、取るのが大変である。
幸いにして、ネットのおかげで野鳥に取られることもなく、ここまできている。
 と言っても、あうとどあ日記にも書いてあるが、猫の被害は、困ったものである。
2010収穫
挿し木したブルーベリー2010.06.12 2010/06/12
午前中は、ブルーベリーの収穫、午後は、挿し木を実施した。樹勢を確認すると、バークレイコビルの親樹は、もうこれ以上の成長は望めないことが判明。それらを考慮して、プル2本、ブルーゴールド2本、バークレイ2本、オニール2本、チャンドラー2本、ハーバート1本を挿し木した。コビルは3月に実施し、2本が成長しているので、今回は実施は見送り。
 お嫁に行く分も含めて、秋には全てが根付くことを期待したい。
2010/06/19
大失敗。12日の写真のように、挿し木したものをポリ白色のゴミ袋に入れて、成長を促したつもりであったが、1週間後確認したら、全ての挿し木の葉が茶色に変色していた。
ここのところの暑さで、葉が焼けてしまったようだ。
どうにかして、品種を育てたいスパルタンも焼けてしまった。

 挿し木が可能な品種は、再度枝を取り挿し木した。
 スパルタンは、もうほとんどだめである。これで品種が途絶えてまうか。

 収穫は、今も続いている。3日に一度、ボールに一杯とれる。これでもう4杯目である。
まだまだあるので、あと数回収穫が可能だろう。
 ネットの威力は絶大である。何で、毎年やらなかったのか。悔やまれる。
ブルーベリー2010.07.10 2010/07/10
ブルーベリーの収穫も一段落。ということで張ってあったネットを撤去した。
 ネットおかげで今年は、過去に無く豊作であった。
お隣さんにもおすそ分けを2回もできた。
 今日は、感謝の意味をこめて、鉢の掃除を行なった。雑草を取り除き、マルチとして使用している松の落ち葉を鉢一杯にして、もうじきくる真夏に備えた。
 樹勢が弱いバークレーハーバートコビルコリンズを挿し木してあるのであるが、成功しない。バークレーは、再度挿し木したが、また全部茶色に変色指定枯れてしまった。また挿し木したいが、挿し木にできる今年成長した枝がない。
かつてのスパルタンのように、種を絶やしてしまう寸前である。
ちなみにスパルタンは、1本が挿し木に成長した。大事に育てて生きたい。
2010/07/19
スパルタンの今年でたシュートが枯れてしまった。先週鉢の手入れを実施したが、それが原因となったことが十分に考えられる。
負のスパイラルである。他の品種がそうなっても構わないが、なっては困る品種がそのようになってしまう。
幸いにして、1本の挿し木が無事育っているので、大丈夫だと思うが、油断は大敵である。
ブルーベリー2010.08.08 2010/08/08
挿し木で根付いていた6品種の植え替えを行なった。
ラビットアイ系のサウスランド、ハイブッシュ系のハーバートスパルタンコビルチャンドラーオニールである。
ハーバート、コビルの2種類は、親樹が勢いがなくなってきており、今年もほとんど実が取れなかったので、世代交代としていきたい。今年でどのくらい大きくなるかが鍵である。
スパルタンにはいつも冷や冷やさせられるが、今度こそ無事大きくなってもらいたい。
2010/08/22
瀕死状態のブルーゴールド。
葉の色が黄色く変色して、一枚一枚落ちていく。すでに枝を切ってしまったが、枝ごと枯れてしまった部分もあった。
養生のため、半日陰で育成しているが、たぶんダメかもしれない。
もともとこの品種は、ブルーベリーを購入したときに、おまけにつけてもらった品種である。実のサイズも小さく、今年も収穫はできていたため、2世を残すことを怠っていた。
できる限りのことをしてみるが、残念な結果になることが予想される。
2010/08/25
瀕死状態のブルーゴールド
養生の甲斐もなく、葉が全て黄色く変色し、枯れてしまった。
掘り上げてみると、予想したとおり、ヒゲ根がまったく無い。コガネムシの幼虫がいるかと思ったが、それはいなかった。
 これでまた1品種が途絶えてしまったと落胆していたが、挿し木した中にブルーゴールドが1本あった。小さくて細いものであるが幸いにして、何とか生き残っていた。
それでもまだ、品種が途絶えてしまう可能性は十分あり、予断を許さない状況であることは言うまでもない。
枯れてしまったブルーゴールドの根
ブルーベリー2010.09.18 2010/09/18
昨日あたりから、秋の陽気になってきた。それまでは猛暑で、25℃を超える日も数日あった。
太陽が好きなブルーベリーにとっても、「ちょっと勘弁してよ」という感じだったに違いない。
ブルーゴールドの挿し木は、無事根が張ったようだ。チョット大きな鉢に移植した。それでもまだ油断大敵である。
これからサッカーやシュートが成長する時期である。
紅葉するまで期間、どれだけ成長するかが、来年の収穫数に大きく影響するだろう。
2010/09/20
ハイブッシュ系の品種の鉢の総点検を行なった。点検内容は、ヒゲ根の張り具合と、コガネムシの幼虫の被害の把握の2点である。方法は、幹を持って引き抜いて確認をした。
根の張りの良好の品種は、プル、ヌイの接木2品種ととハーバートであった。
反対に根の張りが悪い品種は、チャンドラー、コリンス、コビル、エチョータ、オニールである。
コガネムシの被害があったのは、オニールとエチョータとチャンドラーであった。その中のオニールは重症である。30匹ぐらい出てきて、8月25日に記録があるブルーゴールドに近い状態であった。
エチョータとチャンドラーはそれでも数匹の被害であり、比較的軽いものと言える。しかし根の張りが悪いことにかわりは無く、即効性の肥料を施すことにした。
コビルは、幼虫の被害はないものの、ブルーゴールドと同様の根の張りである。ヒゲ根がまったく無い。2世が育ちつつあるので、時を見て、世代交代させたいと思う。
 点検が終わった鉢を並べるときにヌイの枝を折ってしまった。時期は遅いが挿し木にできるぐらいの良い枝である。だめもとで挿し木を実行した。さてどうなることやら。
2010/10/09
10月も中旬になり、最高気温も25℃ぐらいの日が多くなった。ハイブッシュ系の一部の品種は、紅葉しはじめたものもある。
ダメもとでバークレーとスパルタンおよびコリンスを取り木するように皮の一部を削って水コケで覆ってみた。
根が出てくる確率は非常に少ないが、出てきたらしめたものである。バークレーは2世が育っていない。是非とも出てきて欲しいものである。
 お嫁に出したブルーベリーの育ち具合を聞く機会があった。ラビットアイ系は、すくすくと育っているようで、来年の収穫が十分期待できると思う。
ハイブッシュ系は、コガネムシにやられてしまい。枯れてしまったのもあるが、接木のミスティーを購入したようである。大きく育ったら挿し木をして、分けてもらうようにお願いした。
ブルーベリー2010.10.11 2010/10/11
今朝は、秋のいい陽気で、過ごしやすい秋晴れである。
我家のブルーベリーたちは、一部の品種で葉が紅葉し、落葉してきたものもある。
 来年も今年以上の収穫数を期待したい。9月20日に挿し木したヌイは、3つのうち1本はダメになってしまった。残り2本を期待したい。
 
ブルーベリー2010.10.31 2010/10/31
昨日の季節はずれの台風の影響もなく、ホッとした。
2週間で紅葉もすすみ、ハイブッシュ系のほとんどの品種は色づいてきた。
 心配なのは、葉が落ちてしまった枝が茶色く変色し、誰が見ても枯れてしまったと思われる品種が存在することである。幸いにして全ての枝が変色するのではないので、枯れてしまった部分を剪定している。品種としては、ハーバートがそのような状態である。
 11月になるとハイブッシュ系のほとんどの品種は落葉してしまうだろう。
 何度もこの日記に登場したスパータン。サッカーが伸びてきた。コガネムシの幼虫の害が無ければ、このまま大きく育つことだろうが、まだまだ安心してはいけない。
紅葉2010.11.14 2010/11/14
紅葉が始まって、ほとんどのハイブッシュ系の品種は、色付いている。中には落葉が進んでいる品種もある。
寒くなったとはいえ、日中は、20℃ぐらいまで上昇する日がまだまだあるので、成長している品種もある。
それでも11月の中旬である。冬支度に入っていることは間違いない。
今年の収穫は、実の収穫はもちろん、スパータンの2世が成長していることである。
これでやっと1世がお役御免となる。まだスパータンの実は食べたことが無い。2世の成長に期待するばかりである。

(赤く色付いているのはハイブッシュ系、緑色は、ラビットアイ系)
2010/11/21
落葉する品種が多くなった。風が吹くと一枚一枚と落ちていく。葉に触れただけでも落ちるほどになった。
丸坊主になるのも時間の問題である。
ハーバートには大きく3つの枝が出ているが、そのうちの2本から出ている枝は全て茶色く変色してしまっている。花芽等は付いていないということは枯れている状態と思われる。1本には、葉は付いているし、芽も大きくなっている。
ハーバートは、2世が育っていない。もしかしたら最悪の結果となってしまう可能性もある。注視していきたいと思う。
ブルーベリーの紅葉2010.11.23 2010/11/23
昨日からの雨で、だいぶ葉が落ちた。11月14日の写真と比較するとハイブッシュ系の品種は、6割葉が落ちてしまった。
 一方ラビットアイ系は、まだ青々している。それぞれの品種は来年のために花芽や葉芽を成長させている。ちょっと遅いかもしれないが、今年最後の肥料マグアンプKを散布した。
 来年もたくさんの実が成って欲しいものである。
2010/12/04
大雨警報が出るくらいの強い雨が降った。また落葉が進んだ。しかしヌイ、プルのニュージーランド種は、落葉があまり進んでいない。陽も短くなり、ブルーベリーに陽の当たる時間はだいぶ短くなっている。
落葉が完了したあ品種は、しっかりと来春にでる予定の芽が付いている。
ブルーベリー2010.12.23 2010/12/23
ハイブッシュ系のブルーベリーは、全ての葉が落葉した。と言っても掃除するときに取ってしまったものある。まだ青々してたり、紅葉しているものは全てラビットアイ系の品種である。
 いずれの品種も近くで確認すると来年に芽吹く花芽や葉芽が付いていることが確認できる。来年もたくさんの実を付けてもらいたい。

不安は、ここ2年、植木鉢のサイズを大きくしていないので、シュートが出ないことである。樹勢も心持ち衰えたように感じる。今年のように実の収穫ができるかも不安である。
 
 来年は、挿し木で2世を増やしたいと思う。目標は、各品種4本づつ。そのため、剪定は、3月の挿し木の直前まで待ちたいと思う。3月に休眠挿しを行い、目標数に2世が達しなかったら、7月に緑葉挿しで実施し目標数を確保したいと思う。
 無事目標が達成できたら、一部は2世に更新をして、残りは嫁入りさせたいと思う。

ブルーベリー日記

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