アイディア館
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ヤドク飼育で一番手間がかかるのが餌の準備です。
ショウジョウバエを増やす人が多い様ですが、培養セットを揃えたり培地の用意をしたりと大変そうです。
また、蝿を増やすなんて家族に反対される人も多いでしょう、私も、そんな一人です。
これからヤドク飼育を始めたいと、お考えの方には、コオロギがお薦めです!!
はじめは購入したほうが無難ですが、私の様に、お金の無い人は繁殖させてみましょう!
1.種親を購入しよう。
ヨーロッパイエコオロギが良いでしょう。
鳴き声が小さく、うるさくありません。
50匹で十分です。
プラケース(Lサイズ)で飼育します
衣装ケース等でも良いですが蓋の開閉時に逃げられやすいです。
2.粗引きピートを購入しよう。
ワイルドスカイで売っています。園芸用ピートは細かく切断されていて使えません
粗引きピートを湿らしてください。ダニの発生予防に煮沸すればなおグッド。
3.デリカップを購入しよう。
パッケージ屋さんで購入できます。
私は200ccサイズを使用してますが、大き過ぎると使いづらいです。
4.デリカップにピートを入れて、プラケースに入れましょう。(写真1)
一晩もすればデリカップの裏面にびっしり産卵します。(写真2)
5.プラケースから取り出し約20日待とう。
気温にもよりますが三週間位で孵化します。
6.孵化したら(写真3)キープ用プラケース(Sサイズ)にデリカップごと入れましょう(
写真4)。
デリカップの蓋を開け上に紙ポット(園芸用)や紙製卵入れなどを置きます。
すると、紙ポットの裏側になんと!!コオロギがいっぱい居ますので、そのまま飼育ゲージもっていきカエルに与えることが出来ます。
採卵は3日に一度位で良いと思います。
そうすれば7個のデリカップがストックされる頃に孵化します。
毎日産卵させると種親の寿命も短くなりますし増えすぎて困ります。
種親にきちんと餌や水を与えれば2サイクル位はいけます。
よって、一ヶ月に一度、種親を購入すれば良いので、貧乏な私でもヤドク飼育が出来るのです。
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カエル飼育で意外と重要視されていないのが通気だ。
私は初めワイルドスカイの通気ケージを使用していましたが、
ケージが増えるにしたがい高価な通気ケージを買える訳もなく問題ないと思いベーシックタイプを購入しました。
セッティング後ヒーターの温度ムラを確認する為に一日試運転したところ通気ケージにないガラスの曇がでて苔が茶色くなってしまいました。
そこで、簡単な通気システムを作ってみました。
前面スライド扉にパンチングボードを貼って上面に冷却ファンを着けて強制的に通気させるものです。
準備する物と、おおよその金額は、パンチングボ−ド1500円(3セット分)、エンビ板300円、パソコン用ファン1400円(2個入)、AC12Vアダプター2000円(ファン5個まで増設可能)、12V用配線400円、両面テープ200円、隙間テープ300円、ビニールテープ100円と工具が金切り鋏と半田ゴテです。
加工は、いたって簡単です。
1.パンシングボードをスライドガラスの高さ×3〜4cmに切る。
金切り鋏で簡単に切れます。
2.隙間テープをガラス両外側に貼る。
奥側になるガラスはボードと隙間が大きくなる為ボード側にも貼る。
3.パンシングボードをケージの枠に両面テープで貼る。
4.パソコン用ファンと配線、アダプターを半田ゴテで、つなぐ
5.ファンを上面網蓋の上に置いく。
横方向に送風し風の負圧で通気させる。
6.エンビ板を網に被せ通気を調整する。 |
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