藤枝市民劇場 第176回例会 2002年5月20日
劇団東演 長江乗合い船 @大変すばらしかったです。こんな長い時間なのに全く飽きることなく見ることができました。前半はテンポよく、それに伴った動きもこの劇のよさだと思います。私も演劇をやっている身ですが、何かがこの2時間ちょっとに、凝縮されたような(何かはわかりませんが)とにかく最高のものを見た気がします。話もいいですね。今まで見た中で一番よかったと思います。お疲れさまでした。すばらしい舞台をありがとうございました。(10代) A舞台にすいこまれるように見入ってしまいました。役者さんのせりふが体全体で表現されていて見ている方も様子や心情がよくわかりました。照明もとてもきれいで時間や雰囲気がよくあらわされてました。最後の照明にはびっくりしました。舞台全体が水のようで長江の流れのなかにいるようでした。とても感動し、同時に少しせつない気分になりました。(10代) B年配向けの劇でしたが、10代の僕でもとても楽しく見ることができました。演出も完一郎先生らしくてステキでした。(10代) C面白かったです。素直に楽しめました。感情の表し方が豊かで、見ていてわかりやすかったです。上演中の携帯電話のマナーが気になりました。休憩中に注意があったのに。(10代) D久しぶりにとてもよかったです。まじめな話で心にしみました。(50代) Eガオ船長のことばが豊かでよかったです。カメラマンの存在感ある演技も印象的でした。今まで色々な劇をみてきましたが、身につまされる味のあるものでした。長かったけど、一気にみたという感じです。(50代) F心に残ることばいくつもありがとう。(60代) G見る前はおもしろくないかと思ってたら、見てよかった。(60代) H不思議だナ?と思うのは、こんな人と一緒に暮らすのはたまらないナ!と思うファン先生を少しだけひいてみると、彼女の切ない思いがわかる。もう少し自分の身近な人の怒りをひいて見られる自分であれば、いいのにネ。ドタバタなのか?と思いきや、それぞれの苦しみが切なくって苦しくなったヨ。ただ私が作者なら、絶対ガオ船長を死なせたりしない。ファン先生と幸せに暮らしてほしかったと思った。長江の河に浮かぶ小さな舟が自分なのかも・・ほのかな光と汽笛を鳴らし、ふれあいを求めている。(みつだんご) Iファン先生が若夫婦の影響を受けながら、変なプライドを捨て、ガオ船長に対する自分の正直な気持ちに気付く。そして、キラキラした目でウキウキしながら彼の帰りを持つ。「私は生まれ変わったの!」みたいな清々しささえ感じたのですが・・・。あの時、やっておけば良かったとか、言っておけばよかったとか生きているうちには沢山あると思うけど、ガオ船長の死をファン先生はどう受け止めて、乗り越えるのか、いつまでも嘘をつき通せるはずはないし。もう一本芝居が創れそうな気がしました。(30代) 感想を書くと、お芝居を観て何をどう感じたかとか改めてわかるし、自分のものになった感じがしますよ!以上感想文の勧めでした。
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