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〜感想文集〜

藤枝市民劇場 第185回例会   2003年11月9日


    劇団NLT   裸足で散歩          

●最初、コリーって本当に無神経な女だと思いました。でも、実際相手によって束縛される生活を強いられたらあんなふうに苦しむかもなーって感じました。最後のコリーからは真剣さが伝わってきました。ポールは最初から最後のアレまでとても好きでした。あのキャラが。そして、あの「ケンカしてるときも愛してた」というセリフのところでちょっと泣いてしまいました。あんなふうに愛してくれる人と結婚したいです。 (10代)

●とても楽しく見せていただきました。ありがとうございました。人の感情がリアルでなかなか怖かったデス。すごく雰囲気がありました。そして、最後泣かせてもらいました。良かったデス。ホント。一人一人のキャラクターが強く良かったデス。スゴイと思いました。照明もキレイで、特に背景がキレイでした。舞台の雰囲気がとても好きです。(10代)

●劇全体からすごい印象を受けました。性格の不一致、小さなきっかけで、愛しあっていたときとあんなに変わってしまうなんて、見ていて悲しかったです。自分もポールと似ていると思ったから、コリーみたいな人から見たらつまらないのかな…と思ってしまいました。また、ポールの変化がすばらしかったです。お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。 (10代)

●とても楽しかったです。僕達の周りには色々な愛があります。恋人、友情、家庭…。どのような形であっても人を愛すること、好きになることはとても大切だし、また、難しいことでもあります。「一期一会」僕はこの言葉が好きです。いつか僕も、一緒に裸足で歩くことのできる人を見つけたいです。 (10代)
●コリーさんの声がとてもかわいかったです。外国の話なのに電話修理のおじさんが妙に日本人臭くておもしろかったです。(10代)

●とても心があたたまる劇でした。今、すごく心がポッカポッカしています。僕も将来こういう夫婦―仮面夫婦ではなくいつも仲良く、そして時には面と向かってけんかするような関係になりたいです。いつか僕も二人で裸足で歩きたいなぁ。 (10代)

●とても演技力があると思いました。NYの日常生活風景が印象的に伝わりました。(40代)

●東高サークルのアナウンス担当とてもよかったです。その効果大いにあり、ケイタイのベルなし。楽しく観劇できました。なにより若い人が仲間にいることで、会員の平均年令が若干低くなっているのでしょう。

さて、久しぶりのNLTさすが喜劇を数多く演じてきている劇団、笑えるコツがぴったりハマってあきさせない。装置、小道具がシャレていました。キャストの渋谷哲平さん若かりし頃歌を歌っていた頃よりステキ。 声の通りもよく将来楽しみな役者さんになっていくことでしょう。清水出身の渡辺さんが芝居のアクセントになり、楽しかったです。(50代)

●意味がわからない芝居。(50代)

●何かわからない楽しい時間を過ごした気分です。 (50代)

●渋谷哲平さんの声、芝居での動きがとてもすてきでした。落ち着きさがよかったです。(50代)

●演劇がみれる!至福の時、舞台ではすばらしい人間が活き活きと輝いている。元気をもらって今日は大興奮、明日からの活力、ありがとうございました。でも、眠くなりました。(50代)

●コリーの声がかわいかったです。(50代)

●面白いんだけど、面白くない。人間の持つ親子、夫婦、隣人などの普遍的な葛藤を余す所無く、それを面白おかしくは描いているんですが、だからそれがなんなんだと居直りたくなってしまうんです私は。煎じ詰めれば彼らの生活に、私の期待する破綻が無いからだろうと思います。
 それとやはり同じ人間とは言え、アメリカ人の生活慣習が日本人の私にそっくりそのまま受け入れ難い部分があるからなのかもしれません。また、おそらく向こうの舞台では客席爆笑だろうところが、日本ではそうでもない場面がなんとなく想像できます。あとは、階段で最初疲れるのはわかりますが、次からは疲れない工夫をするのではないでしょうか?学習能力のある人間ですから。ちょっと気になりました。(60代)

●とても楽しく見せてもらいました。日本人も米国人も感じること、泣いたり、笑ったりは同じだなぁーって。(60代)
●バカバカしい笑いの中に人間の本質をつく問題がかくされていました。おもしろかったです。(70代)

●カーテンコールが大好きなんです。役者たちの「演じきったぞ」という満足げな表情だったり、「観に来てくれて有難う」という感謝の表情だったり、さっきまで役を演じていた彼らが、その役を脱ぎ、違った顔を見せてくれる。

幕が下り、観ている私も芝居を受け取る側から、気持を送る側に変わる。たった数秒、数分のこの瞬間が、時には芝居が良かったか良くなかったかも超えてしまうのです。「裸足で散歩」のカーテンコールは良かったなぁ。正直あまり好きな芝居ではなかったんです。でも「終りよければすべて良し」って感じになりました。(風)

●なんかものすごいあったかな気持になったのはなんでしょうか?欠点はいっぱい持ってるコリー。わざわざ不便な生活を選ぶこともコリーが全てこの身で、この感覚で、一つ一つを感じたい。裸足で散歩しちゃうコリーはきっと、生きてる実感をいつもいつも肌で感じたいからなんだろうナ…。そう思う。このコリーの欠点も全て温かに感じるのは何故だろう。それはポールのコリーへのまなざしが暖かいからなんだろう。そして、ポールのまなざしは、そのまま原作者のまなざしに他ならないと思いました。エセルのコリーに言った3つの約束…私の胸にきざみました。(みつだんご)

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