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〜感想文集〜

藤枝市民劇場第202回例会 2006年9月19日



      幹の会+リリック

         オセロー Othello



●平幹二朗さまに拍手々々。 (六十代 女性)

●イアーゴ君、スタイルは良いので、滑舌(サ行、ザ行、拗音)がんばってほしいですね。二代目はつらいゼ。 (四十代 女性)

●人間の心の弱さ、醜さを思い知らされ、演じている方々の迫力に感動しました。 (六十代 女性)

●戦いに勝ち抜いた一人の男の悲劇、とても悲しかったです。 (五十代 女性)

●引き込まれました。演出、舞台もすばらしい。 (六十代 女性)

●こんにちは。いつも役員の方々には頭が下がります。私はこの市民劇場に参加させてもらうようになって、知らなかった世界にめぐり会えて、楽しみが増えて心豊かになれ、感謝しています。ありがとうございます。 (五十代 女性)

●さすが平さま。 (六十代 女性)

●久しぶりに感動しました。ご子息の岳大さんは以前小学六年生のとき、藤枝中央小にサッカーの試合でいらっしゃいました。お母様の佐久間良子さんが応援されていました。ご立派に成長され、感動しました。これからの成長が楽しみです。こんな機会に恵まれ、幸せです。 (六十代 女性)

●あんまりバカで笑っちゃいます。どうしてこういう芝居をやりたいのかわからない。 (四十代 女性)

●早口で聞き取り難かった。顔が黒すぎて舞台の照明がもう少し明るい方がいいのではないか。 (五十代 女性)

●フィナーレで三田さんの顔を拝見したとき、涙がじわじわと溢れてきました。先ほどの「何も悪いことはしていないけれど、あなたの為なら先に行ってもいいですよ。」という思いが「でもやはり、はかなく悲しいです。」と訴えているように私には思えました。顔で演技をする、すごい事なのだなあと感じました。 (五十代 女性)

●難しい物語を表現するために苦労している様子が良くわかった。平幹二朗の熱演はたいしたものだ。もし自分が作るなら変わった表現でできるか考えながら見ていました。また観たいです。 (六十代 男性)

●市民劇場は知っていましたが、仕事の都合等でなかなか入会することができなかったが、職揚が近くなったので会員に入れていただき、今回初めて舞台を見に来ました。シェイクスピアの劇なので、私には難しいかなと思いましたが、舞台の迫力に圧倒され、見入ってしまいました。とても感動しました。 (四十代 女性)

●迫力ある舞台、見応え十分、主役の二人の声がすごくきれいでした。 (六十代 女性)

●とても良かったです。これからもこんなドラマが好きです。 (六十代 女性)

●最後に復活がないと心が暗くなるので切ない。重すぎ。国柄を感じた。 (六十代 女性)

●熱演がすばらしいので、つい引き込まれてしまいました。オセローの切なさ、苦しさがたまらない。 (六十代 男性)

●セリフのすばらしさに感動した。人間の愚かさにかなしくなった。 (四十代 女性)

●初めて観させていただきました。とても良かったです。次が楽しみです。 (五十代 女性)

●「今私は東京の劇場でこの舞台を観劇しているのでは!!」と思うほどの臨場感溢れる迫力で、瞬く間に過ぎた二時間半でした。親子での鬼気迫る演出と演技にこれが平ワールドかと感心させられました。岳大さんのセリフのテンポが少し早口で聞き取り難いところもありましたが、これからも期待したいと思います。私の心に残る劇になりました。やはり市民劇場はすばらしいと感激しました。 (五十代 女性)

●とてもすてきでした。 (四十代 女性)

●喜怒哀楽のひとつ一つの表現を、もって廻った形容で、人間はああも語るものだろうか?いえ、私はそれが気に食わないといってるんではありません。むしろ好きなんです。近年、若年層に絵文字などの氾濫で、ことばの文化が乱れに乱れている中では、人類が長い歴史を経て培った言葉をこのように駆使してくれることは、これに鉄槌を下す気がして非常に心地よいのです。そして改めてシェイクスピアの偉大さに驚嘆するのです。何百年も前に、勿論、照明設備など無かっただろう時代に旅回りの座付き作家がこのような作品を書き上げていたのですから、すごいなあと思ってしまいます。それにしても人間の持つ憎しみや嫉妬の感情は時代が移っても変わらないものなんですねえ。 (悟りの啓けない六十代男)

●軽率ゆえの不幸。人間って弱い。ステキな舞台でした。音楽が効果的。シェイクスピアさすがです。 (五十代 女性)

●幸せな気分で終わる演劇にしてほしい。途中席を立ちたくなるほど気分が悪くなった。名作であることはわかりますが。 (六十代 女性)


《編集後記》

 平親子の共演に沸いた鑑賞会でした。

 岳大さんの初々しさや、平さんの迫力、三田さんの純真な可愛らしさが印象に残りました。

 市民劇場では、これまでもシェイクスピア四大悲劇を鑑賞してきていますが、登場人物の長く独特な台詞の言い回し、漂う陰気臭さに目を覆い、耳を塞ぎたくなることもあります。

 どの作品も内容は至極単純・明快なのだけれど、見終わった後に爽快感!はないかもしれませんね…。

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