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〜感想文集〜

藤枝市民劇場 第226回例会 2010年9月13日



 劇団民藝公演


      林の中のナポリ


●久々に民藝の皆様に会えて嬉しかったです。楽しいお芝居ありがとう。(六十代女性)

●とても面白かったです。ペンションの主人役の方の演技の切り替えがすばらしかったです。照明も勉強になることばかりでした。自分もこれからの練習のモチベーションにしていきたいです。ありがとうございました。(十代男性)

●これからの老人はこうありたい!! 中身がおしゃれなフーテンおばあさん…いいぞいいぞ!(六十代)

●地味ですが、深い内容を秘めた良い劇でした。役者さんと共に年齢を重ねたことが嬉しいです。(六十代女性)

●人生は旅。人生の奥行きをさわやかに感じとりました。(七十代男性)

●何故良かったのかよくわからないけど、とにかく良かった。おばあさんが言ったことのどれがお父さんを立ち直らせたのか、とか。明らかにこれとはわからないけど、とにかく最後はきれいに丸く収まっている。
 不思議で爽やか。細かい間の取り方とか、息を合わせるところとか、すごい技術なんだろうけどよくわからなくて、それがわかるような見巧者になりたいですね。(三十代男性)

●三人とってもステキ。いつまでもお元気で夢を…。(六十代女性)

●いいのかなあ?(四十代女性)

●役者さんの個性が非常に強く、始終魅せられっぱなしでした!!雪山でも、林の中のナポリの温かさはとても柔らかく見え、凄くいい気分にさせてもらいました。(十代男性)

●樫山文枝の落ち着いた演技といい、存在感といい、さすがだと思いました。自分も年齢を重ねていくうちにあんな考えになっていくのかなと思ったり、そうではない人生を送るつもりですけど。
 もっと楽しい人生、友人もたくさん居て、趣味もあって、何かに向かって進んでいくことが大切だと思います。やりたい事が多すぎて、カレンダーに予定を書くのが楽しみであり、何もないとさびしい。そうなると又、何かをやろうと思って行動を起こす。又新しい友人が増えて益々忙しくなる。金も掛かるが、健康で楽しい人生、年齢を感じさせない人生これが大切だと思う。
 何だか感想より自分の思いを書いてしまいました。ゴメン。(六十代男性)

●楽しく見させていただきました。話のテンポがとてもよく、見ていて飽きませんでした。最後の照明がとてもきれいで感動しました。(十代女性)

●次を楽しみにしています。(六十代男性)

●キャラクターが良くて、それぞれの役がとても魅力的でした。それを上手く演じている役者さん達も素晴しいと思いました。高校で演劇をしているので、とても参考になりました。舞台装置や照明、音響もよく出来ていて飽きませんでした。(十代男性)

●楽しいお芝居でした。すばらしかったのは、最後に全員が拍手で俳優さん達に再登場して頂いた事です。藤枝市民劇場ならではの良さでは…と思いました。樫山文枝さんの嬉しそうな表情が目に焼きついています。会員クリアも出来た例会ですし、良かったと思います。
 夫婦、親子、老人問題…切ない内容なのに最後はほのぼのとした思いになり、元気を頂いた作品でした。
 心に感じたのは、かの子さんの決断です。残された人生、かの子さんの様に生きたいと思いました。老人だからとネガティブにならないで前向きに明るく生活しようと思いました。
 信一さんには拍手を送りたいと思います。かの子さんとの出会いがなければ暗い過去を消す事が出来なかったでしょう。「ようこそ、林の中のナポリヘ」の仕草が可愛かったです。
 直子さんは自分を見ているようでした。こんなペンションだったら一度伺いたいと思いました。(うさちやん)

●何もかもから解放されて自由にすべて自分の思うままに生きてみたいという気持ちになるまでの過程と、それを実行しようと足を踏み出したことに強く共感。老いを自由に闊達に生きたい。(七十代女性)

●芝居を見ながら思ったことです。山田太一さんは昔、「男たちの旅路」で老人ホームの老人たちが「電車ジャック」する話を書きました。その前に山田さんは老人ホームを取材しました。老人たちは皆、施設への感謝だけをロにして、不平は一切言わなかったそうです。山田さんは、そんなことは無い、不満は絶対ある筈と思い、このドラマを書いたそうです。取材の中身をそのまんまに受け取らず、山田さん独自の作品世界を作り上げる姿勢の真骨頂を見る思いがしました。
 この作品でも、老人は老いに逆らわず静かに終焉を迎えるのが自然だ、みたいなものに対する、挑戦のように思えてくるのです。それと、人間、年齢に関係なく何かに挑戦する気概を持ち続ける必要性を山田さんは訴えているのではないのかな?と私、勝手に解釈いたしました。(勝手な六十代)

●60半ばで「もうトシだから・・」という人もいれば、80過ぎてもビックリするほど元気溌溂な人もいる。なので、肉体年齢はともかく精神年齢は結局自分で決めるものなんだと感じている。「もうトシだから・・」と思ったらその人はトシなんだと。そう思うとかの子さんはまだ若いと思う。肉体的な年齢を「ちょっと手を貸して下さる?」とか言ってカバーしながらまだまだこれからを生きるのでしょう。(四十代)

《新会員の声》

●生きるとは何か、ということをじっと考えさせられる味わい深い作品だった。
 会員の雰囲気は生き生きしている感じでいい。30年位前に入っていたが忙しさもあって辞め、今回人に勧められ30年ぶりに入会することになりました。
 やはり生の劇はテレビや映画とは違う良さがある。“生きる”ということについて考えさせられる。迫ってくるものがあると思った。(M・M)

●お芝居は大変良かった。
 市民劇場・会員の雰囲気も良い。入会のきっかけは(2年位前に)友人に誘われて。今回入会して良かったです。(Y・S)

●大変良い芝居でした。(市民劇場の雰囲気は?)しずかでとても聞きやすかったです。(入会のきっかけは?)友達に誘われて入会しました。これからのお芝居が楽しみになってきました。(マーガレットサークル H・M)