藤枝市民劇場 第238回例会 2013年2月1日・2日
民藝公演 カミサマの恋 【新会員の声】 ★芝居は概ね良しとするも、年令のせいもあり声が聞き取りにくい所があった。 (市民劇場は)会員が協力し合っている様子がよくわかった。今年に入ってから知人の紹介で入会。入会早々会員証・座席券を置き忘れてしまいゴメン(チホー家の人々)その節はありがとう。(おはなしの会サークル/H・Y&H・C 藤枝市) 【皆さんから寄せられた感想】 ●ユーモアとぬくもりのある作品。あっという間の楽しい時間をありがとうございました。(六十代) ●人にはいやしが必要?カミさまはカウンセリングかも?(五十代) ●カミサマに聞きたい事が山程あります。でも、命をとられたわけじゃない。考え方次第なんだけど難しいなあ。(五十代女性) ●大変いいお話をありがとうございました。(七十代以上) ●方言が少々難解。でも奈良岡さんの声の使い分すごいです。(七十代以上) ●本当にこんな人が居るのでは?生まれ代りも信じはじめてます。ということでスゴ〜イ演技でした。(七十代以上) ●温かいカミサマであった。カウンセラーとか身の上相談とか…。人間社会の生きにくさを皆でほぐし合うのに必要な心が伝わった。(六十代) ●身近な話でとてもよかった。奈良岡さんとてもきれいだった。(五十代) ●中学生の時初めて観たイルクーツク物語で奈良岡さんの演技見ました。新鮮で今もはっきり覚えています。お元気で。(六十代) ●親子・若い男と女・夫婦・嫁と姑(と孫)の関係がオムニバスのように展開して、一つ一つに主演の奈良岡が丁寧に答(示唆)を与えていく。それぞれに重たい問題であり、どうもそう簡単な解決法はないが、奈良岡によってその糸口が見えてくる。 都会派の知的女優である奈良岡には難しい配役ながら、東北の暗く重たいイメージから、彼女らしい軽み(知性)の演技によって逃れている。 「カミサマの恋」の恋の部分がわかりにくかったが、若い男(信一)が思いを寄せる弟子の由紀に対する奈良岡の指南(説得)にリアリティがあった。(男性) ●人生いろいろ不思議な劇でした。(六十代) ●方言を聞き取るのが大変だった。(六十代) ●大変おもしろかった。このようにこの世とあの世とお話できたら、もっと人生うまく楽しくいくのにねえ。こんなカミサマいたら本当におもしろいネ。おつかれさまでした。(六十代) ●すばらしかったよ〜。奈良岡さんの声のはりにびっくり!魅せられました。(六十代) ●カミサマの守護神と対話しての言葉が癒しになった。 搬出をした際に、しのぶ役の小嶋さんが「今回初舞台でした。どうでしたでしょうか?」と、舞台の床釘抜きハアハア息をしながら、声をかけてきてくれました。とっても初めての舞台(出演)とは思いませんでしたし、大きく見えました。役者さんと、こんなきっかけで交流できるなんて、嬉しくも将来多くの場を踏んで味のある役者さんになることを影ながら心から声援を送りたい、ちなみに雅春役の行田旭さんとは同期との事、本人にっこりと嬉しそうに言ってくれました。ケッパレ!(五十代男性) ●奈良岡様他皆様のご繁栄お祈りします。(六十代) ●奈良岡さん本当に若い!八十過ぎの年齢まったく感じさせない。悩み・不安は誰にでもある。聞いて即座にその処方箋を出す。カミサマってよろず相談医者なんだと思う。時にはハッキリと、時には良き嘘を…自分も相談に行きたいなと思うような暖かな芝居でした。(苦い○○茶でもいいです。) 最期の春を待つカミサマと息子銀次郎が舞台の真ん中に腰をおろした時、頭の中で八甲田の残雪とリンゴの白い花が浮かんで来て春が待ちどおしくなりました。演劇って心に何かを残す。それが舞台の上からストレートに来る。やっぱり地元でこれだけの演劇観れる事。本当に大切です。(五十代男性) ●丹野さん演出、奈良岡朋子さんのお芝居は二人の息のあった舞台に仕上がっていて毎回楽しませて頂いてます。今回は劇作家の畑澤聖悟さんが民藝に書き下ろした作品が生きていて今までに以上に見入りました。 私は東北(津軽弁)に縁遠く出演者全員が津軽弁なら意味が通じなくてどうしようと思いました。やはり、自分の事を「ワー」と言ったり「何とか汁や何とか漬け」は何だろうと思いましたが…でもカミサマとかホトケオロシとか昔の信仰が残っていて今の時代に何か心温まるものを感じました。 そう言えば誰かがなくなると新しく産まれた子供を″産まれ代わりだネ”と聞いた事を思い出します。占いとか迷信を信じる事は余り有りませんが亡くなった大好きなおばあちゃんの産まれ代わりが性格とか仕草が似ている姪などだったら道子さんの様に「見守ってくれてありがとう」と言うでしょうネ! 元気いっぱいの藤巻るもさんや銀次郎さん役の千葉茂則さんも素敵でした。(六十代女性) |