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〜感想文集〜

藤枝市民劇場第247回例会 2014年7月15日



 青年劇場 公演


             族譜 


【新会員の声】

★最初から重い内容でした。少し思想的に偏りがある気がしました。もう少し観た後に前向きになれるものが良いです。
 雰囲気は昔よりもざわざわしてなくて静かで良かったです。前にも入っていましたが仕事やプライベートが忙しく観る時間が取れなくなったので退会しましたが、今回仕事を退職し友人にも誘われたので入会しました。
 市民会館もリニューアルしてきれいになっていたし、今後は時間の許す限りボランティアもしてみようと思っています(サンドリョン/S・T)


【皆さんから寄せられた感想】

●アリランがすばらしかった。(七十代女性)

●今の日本がまた昔に戻る様にかんじます。(七十代)

●背景がとてもきれいでした。(六十代)

●つらい気持ちになりました。(六十代女性)

●歴史を学ばねば。(六十代)

●知らない話でビックリしました。(五十代女性)

●釜山へ行って来たばかりだったので、いろいろな話がつながりました。(六十代女性)

●人間の弱さ・強さは自分ではコントロール出来ない。(六十代)

●照明や音響がとても印象的で、勉強になりました。いろいろなことを考えさせられるお話でした。(十代女性)

●重たいテーマでしたね。立ちつくしています。(七十代女性)

●涙・涙の連続でしたね。戦争になるともう何もかもだめになってしまいます。わからなくなってしまうのですね。なんとおそろしい事でしょう。今、日本はまたその道に進もうとしています。なんとしてもやめさせないと大変な事になりますよ。戦争を知らない世代ですけど、体験をした人からいろいろな話を聞きますけど、一番バカをみるのは私たちです。(六十才になったばかりの劇場ファン)

●この例会の前日(7/15)までの6日間、韓国へ平和・歴史・交流の旅に行ってきました。日本が韓国を植民地化しての数々の弾圧中で「創氏改名」を無理やり求めた。これと似た様な事が現実に身近で起きているとは思いませんでした。知り合いの息子さんが会社の社長から「おまえは在日だから韓国名を名乗れ」と大勢の従業員がいる前で強制されたとのこと、当然本人は日本国籍がなくとも日本生まれの日本育ち、「私は今迄通り日本の名前を名乗ります」と言いきったそうです。それからの差別が続くの中、突然の不当解雇で裁判で闘っているとのこと。その姿に感動しました。しかし私も裁判に勝ったら、「早く日本国籍を取ったら」と言ってしまいました。数日後のある日、芝居を一緒に観た妻から「国籍を取る、取らないは本人の自由、どちらでも楽しく生きていけること」と言われ、私も自分のヘイトスピーチに気がつきました。(ドラムカンの蓋)

●こういうすばらしいものは、若い人にこそいっぱい観て欲しいです。(六十代)

●心打たれました。(七十代男性)

●日本人がこんなことをしたなんて、恥ずかしい。安倍首相にも観せてやりたい。日本の外から見ることも必要ですね。(五十代女性)

●私の生まれた前年からの内容で非常に感動しました。私の父は戦死しました。複雑な思いで観せて頂きました。(七十代女性)

●当時の日本の政策、恥ずかしい。本当に悲しいことだったと思う。今の日本も…。(七十代女性)

●戦争は絶対してはいけない。得るものは何もないのが戦争だと強く思いました。(六十代女性)

●このような終わり方をする劇をあまり観たことがなかったためとても驚いた。照明の使い方がすごいと思った。(十代男性)

●青年劇場はすばらしい!歴史に対して無知であることの罪深さを思い知らされた。(六十代男性)

●反日感情が今も根深く残っている事が理解できました。(五十代女性)

●大変なテーマをよくぞ舞台化したと思った。ただ、舞台がこま切れ的なところが気になった。(六十代女性)

●歴史の事実を判り易く演じてくれました。歴史は権力のある人間によって作られます。残念ながら、正義は権力に勝てません。現在の中国はどうでしょうか?(七十代男性)

●この劇を観て、まず最初に恐ろしいと感じました。震えが止まりませんでした。私達がどうすればいいのかわからないけど、戦争はやめるべきだとおもった。(十代女性)

●期待を裏切らないお芝居でした。時間が短く感じられました。日本人が戦争中に人間としての心を無くしてこんな事もしていたんだと、戦後生まれの私は悲しい気持ちになります。次回の作品を楽しみにしています。青木さんの歌(アリラン)とても良かったです。又今回の韓国語の司会の方も上手でした。(六十代女性)

●…なんとも言えませんが、とても申し訳ありませんが、私の心には響きませんでした。オクスンさんの台詞の言い方もなじめず…。なんだか上っつらな感じがしてしまい…。本当にすみません、こんな感想で。私は在日三世です。残念ながら今日は日本も朝鮮もどちらにも共感できませんでした。なぜか?これから考えます。余談ですが、私は二つ持っているこの名前をどちらも好きです。肯定して生きているのです。親と環境のおかげです。(三十代)

●ずいぶん重い話題で、七十代の私達も知らない事がいっぱいありました。これから朝鮮(北朝鮮・韓国)と、どうつき合って行けば良いのでしょう。頭の中が整理がつきません。(七十代女性)

●終わり方が気になっていましたが、こうなるのかと。終わってみるとこれ以外にもなかったような気がします。とても考えさせられました。楽しめたかというと違うのですが、素敵な作品だなと思いました。(十代女性)

●今の時期に合った劇であったと思います。憲法の解釈変更による集団自衛権問題、また憲法改正への動き等々。日本が歴史から学ばず、また他国へ侵略しかねない方向へ進むとしたら恐ろしいです。こうした(創氏改名)事があったということを知らない日本人も多いのではないでしょうか?。歴史上の事実を知らないと、また同じ事をくり返しかねません。多くの人に観せたい劇でした。アリランの歌も素晴らしかった。楽器の演奏も心の叫びの様な響きでした。(六十代)

●この劇を通し、もっと歴史を学ぶべきだと思いました。今の政治がとても怖い。何が大切なのか常に考える国民・人間でありたいと思いました。青年劇場のずうーと前に観た戦時下での「青春の砦」は私の生き方にすごく影響を与えてくれました。「翼をください」もそうでしたね。青年劇場の魂をずっとずっと持ち続けて下さい。ありがとうございました。(六十代女性)

●重いテーマを判り易く観る事が出来た。特に最近、韓国での反日的行動が多い中、この芝居は極めてタイムリーであったといえる。印象に残る場面がいっぱいあった。民族舞踊を踊っていた子供達が日本の教育で戦争ごっこするところ。豊臣秀吉の耳鼻を切り落とす蛮行。親日家の医学生を反日活動家にしてしまう愚挙。そして改名の押しつけなど。実際は朝鮮をハングルから日本語に変えてしまおうとしたのだ。朝鮮は三十年以上も日本の植民地だったのだ。韓国のやつらと思っている御仁に是非観て頂きたいお芝居だった。(七十代男性)

●知らなかったことを知ることができ勉強にはなりました。しかし、こういう内容は作りものの芝居よりドキュメンタリー番組で観たいと思いました。日本と朝鮮の関係は良いものでありたいと心から願います。秀吉の時代まで戻ってやり直せれば一番いいのに。でも残念ながらそれは不可能。では今を生きる私たちが出来ることは何なのか。芸術や文化活動が果たす役割は大きいと思う。例会でこの芝居を取り上げたことは大きな意味はあると思うが、内容的には違和感が拭えないのが正直な気持ちです(四十代)