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〜感想文集〜

藤枝市民劇場 第274回例会 2019年1月18日



 劇団NLT 公演


             毒薬と老嬢 



【皆さんから寄せられた感想】

●すごく面白くて、ずっと笑いながら観させてていただきました。登場人物もそれぞれ個性的で、すごく良かったです。二人のおばあさんが大好きになりました!(10代女性)

●初めて観たのですが、舞台もすごくて、はっちゃかけたお話で、最後まで楽しく観ることができました。ドアの仕組みもすごかったし、とても笑わせてもらいました。モーティア、かっこよかったです。(10代女性)

●NLTの役者は、喜劇に対するこだわりがすごい。こんなに笑わせるベテラン女優は他にいないでしょう。いやもう芸人にもいないくらい。
 ツッコミ役を一人で引き受けていたモーティマーは、若いだけあって技術が追いついてない部分もあったけど、自分が下手を打ったら先輩方の渾身の芝居を台無しにしてしまう、という意識を強く持って乗り切りましたね。
 犯罪史上稀に見る殺人鬼三人の競演でしたが、時代は第二次世界大戦中(大統領はフランクリンールーズベルトでしたね)。世界中で五桁も六桁も多く殺されているのでした。それも前途ある若者(『島』を思い出す)や女性、赤ちゃんまで。そっちのほうがずっと怖いし、悪い。逆に、姉妹はお葬式にこだわってましたけど、孤独死や戦争での死だとお葬式ができないケースもあるので、それはきっと「せめて人間らしい最期を」という意志の表れかもしれません。そう考えると、戦争とは比べるようなことじゃないのでしょうけど。
 『フレディ』でもそうですけど、悪いことしてない人は絶対に不幸にならない結末が好きです。でもマーサとアビイは、どっちだろう?(40代男性)

●分かりやすくて面白い。(50代男性)

●とてもテンポ良く楽しめました。ありがとうございました。(50代女性)

●先の見えない展開で、楽しかったです。アビイ、マーサ、素敵でした。モーティマー、ジェットコースターのような役でした。テデイ、
愛すべき人ですね。ホスキンス、スペナルゾ、忍耐の役ですね。オハラ巡査の劇中劇、楽しかったです。ウィザースプーン所長、13人目ですね。楽しかったです。(50代女性)

●これだけ突き抜けていると、いいですね。でも、統合失調症を知っていると、ビミョーなところもある。(50代女性)

● ジョナサン、ホントにフランケンシュタインのようだった(目までまさにフランケンシュタイン)。休憩までがあっという間に感じた。今日で二回目の観劇でした。
 台本がわかっていないと分からないと、前回の反省から本を読んでいったけど、前半部分でかなり本の内容を分かりやすいように、ゆっくりはっきりした言葉を選びピックアップされていて、正直本を読むよりもずっと分かりやすくて、心底から笑えた。一冊の本を、こんな風にピックアップして、物語をまとめ上げてしまうのって、ホントにすごいと思った。
 賀原さんは「誰にでも面白いって好きじゃない」と言っているけど、これは誰が見ても面白い。刑事ものは好きでないと思っていたけど、こんなユニークになることができる物語構成はすごい。「12月にボケ」と書かれている木を見たけど、今度これを見たらボケ酒を思い浮かべるかも。しかし、こういう住人が傍にいたら……ゾッとする。
 最後の最後まで行き届いた言葉。びっくりの□□どうするやら。涙が出てきた。最高に面白かったです。一つの脚本がこんなに□□を省いて分かりやすくなるんだナ。刺激を受けました。(50代女性) 〜□□は解読できず〜

●先に映画を見てストーリーを知ってしまっていたのが勿体なかった。生の舞台はやっぱりいいです。ホール中に笑い声が溢れ、みんなでこの一瞬を共有している。あんな素敵な空間が、あの日あそこにあったということを知らない人が多いと思うと、本当に勿体ない。
 NLTの芝居は二年前の「OH!マイママ」もとても良かったし、ファンになりました。俳優陣も実力派のベテラン達に若手がうまくかみ合っていて、バランスがとても良く思いました。素晴らしかった!(50代)

●とても面白かった。(60代)

●テンポがよく、面白かった。(60代)

●熱演でした。楽しく見せていただきました。(60代)

●アビイとマーサの二人の愛らしいやりとりが面白かった。本当に二人ともお嬢様で、悪意なき殺人がとぼけていて何ともユーモラス。死体の人の動きもすごい。笑えて、ちょっぴり悲しい。素敵な劇でした。劇中劇がちょっと 長いかな?(60代)

●またこの劇団を呼んでください。(60代女性)

●久しぶりにお腹の底から笑った喜劇に出会いました。少しずつ毒薬を飲ませて安楽死させるお芝居かな?と想像してましたが、もう老い先短い老人達を「美味しい!!」とボケ酒を飲ませて殺してしまい、老嬢二人は「慈善事業よ。」と悪びれる様子もなくニコニコして、「さあ、地下室に埋めてお葬式をしましよう。」と、13人目の死体を応接間のチェストの中に隠して……。
 今回は例会当番でしたので搬入搬出を手伝いましたが、セットも大変大きくて頑丈でしたので、スタッフの方々もお疲れと思います。搬入の時指導してくださった≪けいちゃん≫が搬出の時、死体役の化粧のまま声掛けしてくれて笑えたり感心したり。また阿知波さんが帰り際に「皆様ご苦労様」と声をかけてくださったりで、良い経験ができました。市民劇場は俳優、会員で成り立っている作品ですから、今回会員が増えなかったのが残念でしたが、これからも良い作品と出会えるために、会員全員で仲間を増やして観続けたいと思いました。(60代女性)

●久しぶりに大笑いさせていただきました。(70代女性)

●熱演に圧倒されました。とても楽しかった。いっぱい笑った。ありがとう。(70代女性)

●面白く、笑いっぱなしだった。(70代女性)

●死体をめぐり、展開がすごい面白かった。楽しかった。(70代女性)

●久しぶりに笑い、体調の悪さも忘れました。ありがとう。(70代女性)

●おばあちゃんがとてもカワイイ、ステキでした。(70代女性)

● コメディとは……。こんなお芝居なんですね。(70代女性)

●久しぶりに面白かった。(70代女性)

●大変面白い作品でした。おしゃれで楽しい!!よいですね。皆さん、うまい!!(70代)

●オシャレで、愉快で、素敵なステージ、ありがとう。(70代)

●楽しかった!!年を忘れて魅入りました。あっという間の時間、ありがとう。感謝です。(70代)

●阿知波さんの大ファンです。いつもと違う阿知波さん、とても素敵でした。ますますファンに。(70代)

●楽しく観させていただきました。(70代)

●まず、全体の構成力に圧倒された。観客の見逃しを許さない展開は見事というほかない。隙のない舞台とも言えるだろうか?無人の舞台になってもつい目を凝らしてしまう。作、演出、演技者のアンサンブルの勝利といえるだろう。本来殺人は陰惨なものなのだが、それを後ろに押しやって明るい喜劇にしているところが、この芝居の真骨頂だ。これだけ見どころ満載の作品が一九四一年初演というのも驚きだ。映画化に飛びついたのは当然だろう。褒めすぎの感はあるが、それだけのお芝居だった。(70代)

●楽しかった。(80代女性)

●笑いあり、楽しい。本当に楽しい舞台でした。(80代)