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〜感想文集〜

藤枝市民劇場 第280回例会 2020年3月20日



 劇団民藝 公演


            集金旅行 


【皆さんから寄せられた感想】

●樫山文枝さんは「おはなはん」以来のファンです。奇妙な集金旅行に二人の抜けた(円熟した)演技に思わず笑ってしまい、ほっこりした気分で余韻にひたっております。どうぞこれからもお元気で、よいお芝居を観せて下さい(80代)

●ヤブセさんがずっとコマツさんに振り回されっぱなしだったのがとても面白かったです。各地の女中さんの方言が場面が変わったのを分りやすくさせてくれて印象に残りました。様々な舞台セットがすてきでした(10代)

●舞台美術が素晴しいですね。前半の岩国の旅館のバックの錦帯橋のシルエットは感激しました。樫山文枝さんがおちゃめです(60代)

●楽しかった。次はどんな展開になるのだろうかとワクワクしながら観た。やはりベテランの人達の演技は味わいがある。本物の劇を見れたなと、とてもうれしく感じた。この時期にこんな素晴らしい演劇を見れたことは嬉しくもあり、又、皆さんに見てもらいたくもあり残念だ。セリフが良く通り良かった(70代)

●観終わって「地味な芝居だったな」と思いました。寒い日に布団に入ってもなかなか暖かくならない、ようやく温もってきたと思ったらもう朝だった、というくらいの温度だったなと。でもヤブセ氏はもういい歳なんですよね。人生、折り返し地点を過ぎた中年ですから(まあ、その点では私も同様ですが、ともかく)『からゆきさん』みたいな熱い芝居になるわけがない。そんなヤブセ氏にもたらされた恋は、ほの温かい程度のものだっただろうけど、妻子持ちの売れない小説家という地味で冷え冷えとした生活を送っている中で感じたものだから、(最終的には、ですが)夢中になってしまうのも無理はないか。
 ランコさんも同世代のようだから事情は同じだ。けど、こちらは色恋沙汰には事欠かない半生だったようで。男を手玉に取って、そこから生活の糧を得てきたという見方もあるでしょう。本人はおそらく無自覚。ちょっと意識しつつ、ってとこか。実際には…男に弄ばれてもいる。そんな過去がありながら、今は明るく振る舞っている。強い人である。多分。軽いだけかもしれないけど。どっちかわからない。そんなミステリアスな役を、樫山さんは上手く演じていた。と言うより、素かなと思ってしまう。どっちかな?どっちかな?と迷わせるのが楽しいという感じではあった。樫山さんのイメージ変わりますね。脱力系時代喜劇に見せかけて、この複雑な感情の交差。やっぱり新劇団ですね。喜劇をやるにしても薄っぺらいものはつくらないですね。(フニート)

●ユーモアあふれる井伏鱒二らしい作品だった。役者さんの熟練した演技が見応えがあった。貧乏万才!お金がなくても楽しい人生。(50代)

●すごく楽しかったです。ストーリーがすばらしかったです。一緒に旅してる感じでした。舞台装置がすごかったです(60代)

●人の心の動きが伝わってきておもしろかった(70代)

●春夏秋冬いつもかわいい“おはなはん”樫山文枝さんの若かりし頃とまったく変わらないお姿と、あのやわらかい声が素敵でした。コマツさんの姿も妖艶でとてもすばらしい劇でした(60代)

●私コマツさんの様になりたい!(50代)

●人間味あふれる劇でした。ヤブセさんの落ち着きと十番さんが対照的でおもしろかった(70代)

●おもしろかった。良い時間を過ごすことができました(70代)

●樫山さんやっぱりすばらしいですね(70代)

●楽しませていただきました。ナレーションも良かったです。樫山さんお若いです(70代)

●樫山さんよかったー。長ゼリフよく覚えているなヤブセさんも。(60代)

●原作の本はものすごくむずかしくわかりにくかったのにどうしたらこんなにユニークなものに変わってしまえるのか・・不思議に思いました。ミノヤカンジのイメージしてた声も違っていてでもはまっていた。ランコのように自分が思うまま生きれたら面白い人生ですね。でもついていけないどういう人なのか??結末の○○○も興味あったのでこういう終わり方あり・・と思いました。(50代)

●いつもより少ない観客の中でも一生懸命楽しく演じて下さりありがとうございました。(60代)
休憩時間に手すりの消毒して下さりありがとうございました

●劇は感激。でも寒くて観劇する場所じゃないでしょ。市長も感じて(60代)