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○ 敏感肌・アレルギー肌

■敏感肌・アレルギー肌等の特徴
<敏感肌>
様々な刺激に対して皮膚の感受性が高まった皮膚状態です。
<アレルギー肌>
角質層を通り抜けてアレルギー物質が侵入してくると、皮膚組織ではすぐにアレルギー物質侵入を伝え、それを排除するための免疫機能が働きます。アレルギーとは、この反応が過敏に働いて異常を起こしている状態です。
<アトピー素因肌>
アトピー性皮膚炎は強いかゆみのある湿疹がよくなったり、悪くなったりを繰り返しながら症状が進んでいくのが特徴です。アトピー素因肌とはアトピー性皮膚炎になりやすい体質の皮膚状態を指します。
<不安定肌>
普段は問題のない皮膚なのですが、体調や季節などが原因で一時的に刺激に対して感受性が高まった皮膚状態です。

■それぞれの原因
・アレルゲン⇒アレルギーの原因となるもの

アレルゲンと考えられる特定の成分に対して体が過敏に反応して、炎症を起こす状態をアレルギーと呼びます。
その炎症が「かぶれ」「湿疹」「赤み」などです。敏感肌・アレルギー肌とは、これらの炎症を起こしやすい肌のことです。

敏感肌・アレルギー肌→→→ 一過性の場合
              →→→ 体質・遺伝による場合
一過性の場合
季節の変わり目や体調不良(ホルモン・自律神経の変調)、乾燥や紫外線の影響などが原因です。肌の角質層のバリア機能が低下している時に、強い刺激に合うと、かぶれたり、湿疹ができたりします。今まで使い慣れていたメイクアップ化粧品が急にヒリヒリしたり、肌荒れを起こしたりします。
これは一時的なもので次に同じ刺激でかぶれたりするとは限りません。
体質・遺伝による場合
特定の刺激物質に対して必ず「かぶれ」「湿疹」を起こす人を「アレルギー体質」といいます。洗剤、金属、衣類、薬品、化粧品、紫外線、食べ物、植物、ダニ、ハウスダストなど原因となるアレルゲンは様々です。
アトピー体質は遺伝する傾向が高いと言われています。肉親に花粉症やアレルギー性鼻炎、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎の人がいる場合は、アトピー素因肌になる可能性が高いと言われています。

アレルギーが起こるメカニズム
どんな物質でもはじめて接触したときに、すぐにアレルギーが起きるわけではありません。皮膚に異物が侵入すると、皮膚組織ではまずその物質と戦うための準備が進められ、免疫機能の一つであるTリンパ球(白血球の一種)に伝達して記憶されます。そして再び(数時間から数日間の間に)同じ物質が侵入してくると「Tリンパ球」が攻撃をはじめ、その結果がかぶれや湿疹、赤みなどのアレルギー反応となって現れるわけです。
かゆみが起きるメカニズム
真皮に、免疫機能の一つとして、かゆみ物質(ヒスタミン)を放出するマスト細胞があります。
アトピー素因肌の場合、アレルゲンが体内に侵入すると、このマスト細胞が反応して、かゆみ物質を放出、それを末梢神経がキャッチされ脳に伝達します。すると脳は皮膚の異物を取り除くように身体に指令をだすので、皮膚を掻きたくなるのです。

■敏感肌・アレルギー肌等予防のポイント
角質層本来の水分保持力やバリア機能を高めて、肌に抵抗力をつけることが大切です。
@スキンケア

無添加の洗顔料で汚れを取り除いて皮膚を清潔にし、保湿成分補給のためのスキンケア化粧品を使用し、角質層に水分・油分を補い、バランスを保って乾燥から皮膚を守ることです。
これらをおこなうことによって表皮のターンオーバーの乱れを正常に戻して、バリア機能を回復させ、アレルゲンの侵入を防ぐ効果につながるわけです。

界面活性剤、乳化剤、鉱物油、香料、防腐剤など皮膚に刺激となる成分が含まれている化粧品をお使いの方は、皮膚をますます過敏にしトラブルを招くので、化粧品の選択や使い方には十分注意してください。
★おすすめスキンケア化粧品

・変異原物質(体に害となる化学物質)抑制効果があり、抗酸化成分がたっぷりと含まれていることで皮膚のバリア機能を高める効果がある保湿ゲルクリーム「マナ・ウォーターゲル」
Aハウスダスト

アレルギーを引き起こす要因として高い可能性を持っています。アレルゲンとして多いダニやカビは、ほこりの中に多く生息しているのでまめに掃除し、寝具は黒い布をかけて日光にあて乾燥させ、十分はたいてから取り込みましょう。また、ソファやぬいぐるみにもダニがつきやすいので注意しましょう。
B入浴

「皮膚の刺激となる汚れやアレルゲンを落とす」という意味で入浴は大切なケアです。ゴシゴシこするのではなく、やさしく洗ってください。お湯の温度はぬるま湯程度がベストです。
C生活習慣

極端なダイエット、睡眠不足、深酒、タバコ、不摂生な生活などやストレスによるホルモンの変調も原因となります。
自らの生活習慣が原因となり、一過性の敏感肌になっているケースもあるのです。その原因を追及し、ただすことにより、解消されることがありますので、自らの行動を見つめ直すことも必要です。








●チェックポイント
<アレルギートラブルを防ぐにはアレルゲンを調べること>
接触によるアレルギーの場合は、皮膚に触れた特定の物質だけに反応するので、その人にとってのアレルゲンがわかれば、ある程度トラブルを未然に防ぐことができます。しかしアレルゲンは人によってさまざま、思いもよらないものの場合もあるため、アレルゲンを正確に調べるには皮膚科でパッチテスト(※)を受けることをおすすめいたします。
※パッチテスト・・・アレルゲンと考えられる成分(ダニ、花粉、化学成分など)
を皮膚の一部に貼り、数日間観察を続けて皮膚の反応を調べるテスト方法。

■敏感肌・アレルギー肌等の予防豆知識
食物アレルギーでなければ、食生活の見直しをお勧めいたします。
ビタミンB2
細胞の呼吸を助けて、湿疹やアレルギー性の「かぶれ」を起こしにくくし、生体組織の修復を助ける働きがあります。緑黄色野菜や豚肉、レバー、海藻類などに含まれています。

ビタミンB6
細胞の新陳代謝を促し、抗アレルギー作用があります。大豆や小麦胚芽、牛乳、キャベツ、バナナなどに含まれています。

ビタミンAとβカロチン
細胞の粘膜を強くして、潤いを守る作用があります。緑黄色野菜やうなぎなどに含まれています。

ビタミンC
ストレスを抑え、免疫力を高めたり、毛細血管の働きをスムーズにします。果物類に多く含まれます。

ビタミンE
抗酸化作用で肌細胞を守り、末梢血管を広げて血行を促進する働きがあります。玄米や植物油、大豆などに含まれます。






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