30代半ば以上の方なら、覚えていらっしゃるでしょう。20年ほど前の化粧品業界は、夏は日焼けして小麦色の肌をつくろう、と各メーカーが競い合って日焼け用化粧品を売り出したものでした。
ウォータープルーフのサンスクリーンやアイシャドーをつけた、真っ黒に日焼けした水着姿のアイドルたちのポスターが街を飾っていました。ところが今はどうでしょうか。日焼けしたアイドルなど、まず見あたりません。それどころか冬でも室内でも紫外線を気を付けましょうと、UVケアやホワイトニングのPRに余念がありません。少し前に10代の女性達の間で「ガングロ」と呼ばれる、焼けた肌が流行しましたが、それも1〜2年で姿を消しました。
この変わりようはどうしたことでしょう。確かに年々オゾンホールの破壊が進んで、紫外線の害が深刻になってきてはいます。しかし、20年前によかったことが、今は180度転じて、いけないことになってしまうのです。30代、40代の女性の中には、いまだに当時のシミ、ソバカスの跡に悩まされている人が多いようです。もちろんメーカーはただの流行だったとでも言いたげに知らん顔をしています。
また、今から10年ほど前に一世を風靡した、落ちない口紅は、お茶を飲んでもカップを汚さないとOLを中心に大人気でした。ところがいつの間にか姿を消してしまいました。そんな便利なら定着しそうなものなのに、なぜでしょうか。
実はこの手の口紅をつけたところ、唇が紫色に腫れる「黒唇病」に見舞われる女性が増えたため、メーカーがあわてて回収したと言われます。落ちない口紅には色素の吸着剤が含まれており、これは肌にぴったりくっついて離れなくなる接着剤のようなものですが、皮膚呼吸を妨げるという問題点があったのです。
他にも一時は国内に在庫がなくなるほどの人気だった。某メーカーの「やせるボディローション」はどうなったのでしょう。一夏にして消えてしまうのはなぜでしょうか。
成分にしてもそうです。ここ数年、シーズンごとに「今年はフルーツ酸」「今年はビタミンC」などと画期的な成分が紹介されて雑誌を賑わします。しかし1年たったら、もう古いと言われ見向きもされなくなってしまうのです。本当に効果があるのならだれもが1年といわず、続けて使うのではないでしょうか。
これまでも再三申し上げましたように、多くの大手メーカーの化粧品には、肌にアレルギー反応をもたらす危険などがある合成化学物質が使われています。
2001年4月に全成分表示が実施される以前は、有害とされる「表示指定成分」がパッケージなどに表示を義務づけられていました。
この表示指定成分、たいていは外箱や、すぐにはがしてしまうビニールのフィルムに印刷されていたようです。なぜなら危険な成分ですから、消費者がすぐに捨てて忘れてくれるほうが都合がいいからです。
化粧品にこのような危険な成分がたくさん含まれていることを知らない人は、けっこう多いと思われます。なぜ知られていないのか。マスコミが伝えないからです。テレビ局や雑誌社、広告代理店などにとって、大手化粧品メーカーは毎月莫大な広告費を出してくれる大事なお客様です。
表示指定成分の特集などを組んで化粧品の真実を暴露したりすれば、大変なことになります。大手メーカーは広告を出してくれなくなり、それこそ会社や雑誌を潰しかねないでしょう。「真実や大事なことほど、隠されて報道されない」それが今のマスコミの実体なのです。
有名ブランドの化粧品が好きという人の中には、「有名ブランドだからまさか危険なものは使っていないでしょう」とか「高い化粧品だから、きっと肌にいい成分が入っていて効果があるはず」と信じている人も多いでしょう。たしかに高い成分をたくさん使えば、その化粧品の値段は高くなります。しかし、その逆はどうでしょう。つまり高い化粧品に高くて高価のある成分がたくさん含まれているかは、はっきり言って疑問です。
というのも、有名ブランドの広告を見てください。TVのCMや雑誌でトップモデルや人気タレントをあれだけ登場させるのに、いくら宣伝費がかかっているでしょうか。そのお金はどこから出るのでしょうか。
そう、みんな化粧品のコストに上乗せされているのです。つまり無名メーカーが有名ブランドと同じ原価の商品を作っても有名ブランドであればあるほど宣伝費やパッケージのデザイン料などが上乗せされ中身は同じでも有名ブランドと言うだけで高くなってしまうのです。
決して「ほかの化粧品よりも効果があるから高い」わけではないことを、覚えておきましょう。
「無料でサンプルを差し上げますから、試してみてお肌に合えばお求めください」と化粧品売場などで言われたことはありませんか。すぐに売ろうとせず、サンプルを無料でくれるなんて、良心的なメーカーだな・・・とたいていの人は感心し、そのメーカーに好印象を持つでしょう。しかし、そこに大きな落とし穴があります。
無料サンプルをもらうと得をした気分になりますが、よく考えてください。サンプルの製作料はどこから出ているのでしょう。実はこれも宣伝費と同じように、化粧品の価格にはねかえってくるのです。
さらにサンプルを試して肌にあえばという言葉も説得力に欠けます。わずか1、2回分程度の化粧品を使ったところで、たとえ肌によくない合成化学物質が含まれていても、わからないでしょう。
もし、あなたがその化粧品を気に入って購入するとします。その代金には他の人のサンプル料も含まれていることになるのです。一見サービス満点に思えますが、そういうトリックで巧みに消費者を引きつけるわけですから、果たしていいメーカーかどうかは疑問です。
天然成分という言葉は、私達を安心させる効果があります。「肌にやさしい天然成分配合」の化粧品が売れるのはそういう心理効果があるからでしょう。自然派化粧品、天然成分配合・・・・・。
しかし、本当に安全で肌にいいのかどうかわかりませんよ。
大切なのは、天然成分がどれだけ含まれているかです。1%しか入っていなくても、配合は配合なのですから。
天然成分100%の化粧品を作るには、かなりコストがかかります。
代表的な天然保湿成分であるローズマリーの花を原料にした場合、1kg当たり43万円かかります。これをプロピレングリコールという化学成分で代用すると、わずか数円でできてしまうのです。
ですから天然成分配合といっても、わずかしか使われていない化粧品がほとんどです。その残りを補うのは、例の化学物質です。
いくら肌にいい天然成分でも少ししか入っていないのでは効果も望めません。ましてや有害な化学物質を使っているようでは、何のための天然成分でしょうか。ただイメージをよくしたいがための道具にすぎないのではないでしょうか。あなたはどう思われますか。
結論から言うと、大手化粧品メーカーは天然成分100%の化粧品を今後も作らないでしょう。
どうしてか、それは「作れない」からです。天然成分を望む消費者が増え、業界全体がそのような風潮になっても実際は難しいのです。工場設備や製造の方法、販売流通システムもすべて変えなくてはなりません。また、これまでの合成化学物質を天然成分に切り替えるとなると、たとえば防腐剤だけで料金が50円〜70円近くあがることになります。全体では原価が何倍にも膨れあがるでしょう。これを回収しようとすると化粧品そのものの価格を上げなくてはなりません。広告も作り直しです。
もっとも大きな問題は、これまでの自分たちの姿勢を否定せざるをえなくなることです。合成から天然へ、これは企業姿勢を問い直すことになるからです。
いまさらそんな面倒なことはやりたくない、できない、というのが多くの化粧品メーカーの本音ではないでしょうか。体のために天然成分100%がいいことはわかっていても、踏み切れないのは、そう言う事情があるからだと思われます。
化粧品の値段なんて、あってないようなもの・・・などとよく言われます。それは、他の商品のように原価が価格のおよそ三分の一などというセオリーがまったく成り立たないからなのです。天然成分が豊富に含まれた化粧品と合成成分のみで作られた場合とでは、原価は雲泥の差です。天然成分の原液の価格は合成成分の10倍以上です。
合成成分は原料がほとんど石油ですから原価はとても安く、5000円のクリームがなんと80円で作れたりします。3000円のアイシャドウの原価が65円。こんな丸儲けの製品が化粧品以外にあるでしょうか。

現にバブル崩壊後、不況になってからも化粧品メーカーは次々と増え続けています。「化粧品は儲かる」とささやかれ、これまでまったく知識のなかった業者たちが参入するようになりました。
安全な化粧品を開発するなら大歓迎ですが、実際は安全性など二の次三の次で、ただ暴利をむさぼろうとするメーカーばかりが増えているような気がしてなりません。
ある大手メーカーの方で「皮膚は排泄器官だから、化粧品は肌に浸透しません」と言うのを聞いたことがあります。たとえ危険な成分が含まれていても、身体には害はないと言うのです。ここで皆さん、よく考えてください。ではなぜ、薬品の中に「塗り薬」があるのでしょうか?
皮膚は排泄器官でもありますが、同時に吸収(経皮吸収)もするのです。だから「塗り薬」も存在するのです。
このようにあたかも消費者に都合のよい情報だけを与えている人達は大勢います。だからこそ、消費者も正しい情報かどうか見極める目が必要になってくるのです。
さて合成化学物質を肌に塗った場合、浸透した成分はそこにある正常な成分をはねつけ、つまり肌を侵略していきます。そして元々肌に含まれている必要な成分にとって変わって保水やバリアの働きをするようになります。肌は正常な機能を失い自ら皮脂や水分を分泌しなくなってしまうのです。
天然成分が豊富に含まれているものを肌に塗った場合は、次々に成分が浸透し、しかも元からあった正常な成分とうまく協力して肌のために働こうとします。それでますます肌は美しく健やかになるのです。
ただし、それは天然成分の中でも、分子が小さい高品質なものに限ります。たとえ天然成分であっても粗悪な精製不十分で分子が大きなものは、肌に浸透しにくく、あまり効果は望めません。
品質のいいものと悪いものとでは、雲泥の差がありますから注意しましょう。
貴方は何種類ぐらいのスキンケア商品(基礎化粧品)を使っていますか?
かつては化粧水の上から乳液を塗るくらいで良かったのに、最近はどうでしょうか。
「美容液」「ナイトクリーム」「マッサージクリーム」「ホワイトニング」「リンクルケアクリーム」「引き締めローション」・・・・・それでも、まだ足りないとばかりに新製品が続々と発表されています。
テレビのCMや雑誌広告を見ていると、どれもこれも画期的な化粧品のように思えて、つい買ってしまう人も多いでしょう。
しかしそんな数多くの化粧品が必要なんでしょうか。買って2〜3回使ったものの、続かなくてそのまま放置されている「冬眠化粧品」はありませんか?高いお金を払って買った化粧品もこのようになってはとても、もったいないですよね。
化粧品メーカーが「シリーズ」と題して、毎シーズンごとに多くの化粧品を売り出すのは、これまで使っていた化粧品を買い換えさせる目的からです。デパートの化粧品売場にいくと、洋服と同じように化粧品も着替えなきゃとばかり新シリーズを勧められます。「お肌があれていますよ」「くすみが気になりませんか」などと、女性のコンプレックスを突いて不安にさせるのは、化粧品セールスの常套手段ですね。
メーカーにとっては、1本3000円の化粧水を売るよりも、クレンジングも美容液も何もかも一緒にシリーズとして1万、2万で販売するほうが、効率がいいからです。ですから「一緒に組み合わせて使えば、相乗効果があってよりきれいになりますよ」と言葉巧みに誘導します。
このようにセールスのプロに勧められると、なかなか断るきっかけを失い、ついつい買ってしまうこともあるでしょう。自分はそういうタイプだなと思われる方は、即断即決をせずもう一度家に帰ってゆっくりと考え直してみましょう。
私共が調査した結果、お肌に自身がない人ほど、たくさんの化粧品を持っているのではないかと推察されます。どれを使っても満足できず、あれもだめ、これもだめと手当たり次第に・・・・。
そこで提案なのですが、毎日のスキンケアは肌の健康を保つ上でとても大切なことです。では何をポイントにしてスキンケアをしているのか?けっこう基本的なことが忘れがちではないでしょうか。
スキンケアの重要なポイントは「洗顔」「保湿」「保護」この3つです。
この3つのポイントをケアすることが重要なのです。
いくつもの化粧品を塗りたくる複雑なスキンケアは、気持ちの上でも面倒で長続きしません。肌にいい化粧品でシンプルなケアを行う方がよほどきれいになれる効果があるのです。

南部昭行著 あなたは石油製化粧品を肌につけているより抜粋
★おすすめスキンケア化粧品「マナ・ウォーターゲル」
スキンケアの基本ポイントである「保湿」「保護」成分が1本にすべて凝縮された万能スキンケア化粧品「マナ・ウォーターゲル」。
朝・晩、無添加洗顔料「マナフェイシャルウォッシュ」で洗顔後、素肌にゲルをなじませるだけのシンプルケアでスキンケア完了。従来の複雑なスキンケアでなかなか効果が得られずお悩みの方、是非、簡単シンプルなスキンケアを実践してみてはいかがですか。
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