写真提供:花梨さん
『キャロ』
役割 副指揮官・中軍
入隊順位 2番目
武器1 にんじんミサイル 手持ちのミサイル一式。
大きさ・スタイルは様々。
武器2 にんじんコンテナ 補充用弾薬BOX。
主にうさ子が運んでいる。
入隊後戦歴 ・国境大防衛戦
・洋館強襲調査戦
・クリスタルランド突破戦
・ヘレン火山抑圧戦
・内部紛争平定戦
・ニセうさぎ決着戦
・うさぎ谷の戦い
・ナノハナ救出戦
・うさロボ大決戦
・レンゲ大暴走抑止戦
青うさ村の戦い〜再び〜
人間年齢 22
大事な物 親友
「あら?碧うさちゃんじゃなかったのね」


〜 生き様 〜

 機械工学の天才。幼くして女の子ながら油まみれになる日が多かったため、近所からはあまりよく思われて
いなかった。
 しかし、大親友であったスミレの家系が名門だったために周囲も口を出すことはしない。そのため自分のや
りたいことを伸び伸びやって過ごしていた。
 スミレの引越しによって落胆をしたキャロだったが、持ち前の明るさで今度は新米兵士だったロットにまとわりつくことになる。その後、さらにミサイルや弾薬の性能向上しながらブルークローバーを設立した。
 少女時代のわんぱく姿は何でか消え去り姉御肌を貫き通しているものの、仲間からの信頼は厚く相談を受けることもしばしば。立派な兵士うさぎへと成長していった。
 二度の青うさ村の戦いを経験したキャロにとって、犠牲という言葉は心に届かない。それだけの決心をしなければ村を救えないと誰よりも思っていたはずだから。
 要所要所で仲間の死を目の当たりにしながらも、自身は決して諦めなった。その願いが通じたのか、長年想いをよせていたロットに会うことができた。広い戦場で出会う確率など皆無なのだから。
 戦いの終盤・・・力を使い果たしたロットを抱え、キャロも静かに目を閉じた。安堵感からなのか、開放感からなのか、死因は未だにハッキリしていない。
 一にも二にも13衆にとってかけがえのない存在であり、たくさんの事を碧うさに教えたお姉さん。その温かな心を忘れるものは誰もいない。次世代にも、碧うさにも。