写真提供:ピコラさん
『パンジー』
役割 斬り込み隊・夜間戦闘隊長
入隊順位 10番目
武器1 キャロットタイガー 鋭く大きな牙。
強靭なアゴで何でも砕く。
武器2 キャロットパンサー 両手に装着した大爪。
速さで威力も倍増される。
入隊後戦歴 ・うさぎ谷の戦い
・ナノハナ救出戦
・うさロボ大決戦
・レンゲ大暴走抑止戦
青うさ村の戦い〜再び〜
人間年齢 19
大事な物 気迫
「まあそうビビるなよ。無理もねえがな」


〜 生き様 〜

 鳥うさぎ同様に進化の過程で独自の成長を遂げてきた「虎うさぎ一族」の若者。
上空を羽ばたいて危機を脱する鳥うさぎとは対照的に、戦闘を重視した危機脱出の術を心得ている。
 それゆえに一般の青うさぎに比べ骨格がやや前傾なのが特徴。4足歩行にも対応しており、この姿勢から繰り出す技の数々は並のうさぎでは到底太刀打ちできないほどの速さと攻撃力を秘めている。

 そんな能力に恵まれたパンジーは「村を守る」という使命に嫌気がさし、戦闘こそが自分をアピールできる闇組織へと身を投じてしまう。
 一度目の青うさ村の戦いにおいてエビネの護衛として妖精界へと逃れた後、タンポポを実験台としたクローン計画にも加担する。
 しかし、タンポポを救うために立ち上がったキッカ・スイレン・スミレらの活躍により純粋な戦闘で敗れたパンジーは衝動的にスミレを助けてしまい闇組織を裏切る形で消息を絶った。
 流れ着いた地で、偶然顔見知りの鍛冶屋の息子であるキキョウと対面。数年後、使い物にならなくなった牙と爪の修復のために、その材料である「ニンジン鉱」を求めてブルークローバーのロットを訪ねた。
 そこで入隊を勧められ、試験の後に晴れて入隊。キキョウに別れを告げ、放蕩生活に終止符を打った。

 気質からか高圧的な態度が多かったパンジーだが、勝てぬ相手には刺激をしないようにするなどの配慮にも長けていた。
 主に相手集団を切り崩す戦法を得意としていたが、専用の暗視バイザーにより夜間での戦闘こそが一番の活躍の場であった。隊のバランスを保つために、非常に重要なポストにいたことは間違いない。
 その姿を皆は自然とこう呼んだ。「闇夜の流星」と。