私は熱烈プロ野球ファンでもなければ、ただの野球ファンですらないのですが、連日の報道を見てちょっと考えてみました。
経営が苦しいので辞めたいチームオーナー(親会社)が、揺るがぬ決定事項として発表した内容は「チームは合併、チーム減は全て済んだ事」でした。そこに見えるのは「特権階級」意識です。自分達特権階級は(野球チームは別にどうでも良い)減る事はあっても、増える事などあってはならぬと言わんばかりです。
ほんと日本プロ野球は、他に類を見ない孤立した存在です。サッカーを始め多くのスポーツであればまずは下位リーグからの入替えが行われるはず、世界ではあのF1でも名門チームが消失したり、新チームが参入したり、また撤退チーム(メーカ)が復帰したりするのにです。
政治屋さんでさえ、選挙の時だけとはいえ国民に頭下げてみたりするのに、プロ野球オーナーと言うのは自分達以外は全く意識にないようです。
(2004/9/28)
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