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Q&A:お茶についての "Q" & "A"
Q2. 煎茶以外の主な日本茶は、どんなものがある?
日本茶といえば煎茶が知られていますが、他にもいろいろなお茶があります。
ビタミンCを含む香り豊かな 「普通蒸し煎茶」、まろやかで穏やかな渋味の 「深蒸し煎茶」、香ばしさが命の 「ほうじ茶」 や 「玄米茶」 など…ここではその一部を御紹介します。
普通蒸し煎茶 | 深蒸し煎茶 | 玉 露 | 番 茶 |
抹 茶 | ほ う じ 茶 | 玄 米 茶 | こんな時には |
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摘み採った生葉を蒸し、何段階にも分けて揉みつつ、乾燥させながら針状に形を整えて製造したお茶を指す。
さわやかな香りと、旨味と渋味が調和した、喉越しの良さが魅力。
ビタミンC, カフェインなどが豊富で、上級品ほど旨味と甘味がある。
頭をすっきりさせたい朝一番や、午後の会議などに最適。
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煎茶の仲間で、蒸し時間が通常の2〜3倍のお茶。
長く蒸すことで爽快感や香りは減少するが、渋味が抑えられ、甘味が増す。
また鮮やかな濃い緑色が美しく、水道水でも美味しく飲めることから関東周辺で好まれる。
静岡県中部の牧之原台地と、その周辺地域で生まれたとされている。
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日本茶の中でも最上級にランク付けされるお茶。
京都府宇治周辺, 福岡県八女周辺, 静岡県岡部町の生産が盛ん。
製造工程は煎茶と同じで, 形状も上級煎茶と同じ針状。
異なるのは栽培方法で, 茶園全体に覆いをして直射日光を遮る。
この過程で甘味と旨味が増え, 苦味が抑えられる。
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抹茶は乾燥したお茶を石臼で挽いて作る, 微粉末状のお茶。
日本文化の極みといえる「茶の湯」で用いられ, 料理やお菓子にも活用されている。
原料は「碾茶(てんちゃ)」と呼ばれる茶葉で, 玉露と同じように, 長期間覆いをかけて育てられ, 熟成・乾燥させ, 少量ずつ時間をかけてゆっくりと石臼で挽く。
茶葉を挽いて微粉化するため, お茶に含まれる健康成分を丸ごと摂取できる。
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番茶は、新芽が伸びすぎて硬くなった葉や、夏秋摘みの比較的大きく、硬めの葉などから作られるお茶で、製法は煎茶と同じ。
下級茶に属するが、さっぱりとして苦味が少なく、刺激も少ないため、幼児や高齢者の方、就寝前にもおすすめ。
淹れたお茶の色は淡く、透明度が高いことから、ペットボトルのお茶の原料としても、多く利用されている。
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番茶などを褐色になるまで、強火で焙煎したお茶。上級茶ではないが、香ばしい香りが口の中をすっきりさせるので、食後に喜ばれる。
カフェインが少ないので、幼児や高齢者の方、就寝前にもおすすめ。
考案したのは京都府山城地方の茶商で、大正末期から昭和初期にかけてお茶が売れない頃、窮余の一策として考え出したといわれる。
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番茶や煎茶に、高圧で煎った米を加えたお茶で、ほうじ茶同様、香ばしい香りが特徴。
煎った玄米の香ばしい香りが楽しめ、口の中をさっぱりさせるため、脂っこい食事の後に最適。
ほうじ茶同様、下級茶の香りを引き立てるために、関西で考案された。
彩りを鮮やかにするために、抹茶を混ぜる(抹茶入玄米茶)場合もある。
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上級な緑茶ほど、頭脳の働きを活発にしたり、覚醒効果のあるカフェインが豊富です。そしてカフェインは、高い温度ほど抽出されやすいという特徴があります。
1日の始まりや、頭をすっきりさせたい時、眠気を覚ましたい時には、上級煎茶が玉露などがおすすめです。熱めのお湯で濃く淹れましょう。二日酔いの症状回復にも最適です。
逆に、就寝前や、リラックスしたい時には、刺激の少ない番茶やほうじ茶がおすすめです。
また空腹時に濃いお茶を飲むと、胃への刺激が強すぎます。刺激の少ない番茶やほうじ茶がおすすめです。
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