静岡県外神酒口 



松本市お神酒の口
国指定民俗有形文化財(昭和36年)
国選択無形民俗文化財(平成10年)
四代目
作者 千野 恵利子 氏

お神酒の口製作中の
千野 恵利子さん。
長野県松本市縄手通りの露天

左端の女性が、千野 恵利子さん。

名前 230五葉の松 231宝珠三つ玉 232福松梅付
竹製
2寸2分 5寸7分 3寸
長さ 4寸1分 4寸4分 4寸3分

名前 233宝珠一つ玉梅付 234宝船。出船(左)、入り船(右)

235三階松梅付。 236二階松梅付。
人気ナンバー1 2番目の売れ筋です。


237三階松 238二階松

239福松 お神酒の口・部品の色々


で作られたお神酒の口です。細かいところまで目の行き届いた、美しい作品です。昔は、高崎、上田、長野、諏訪方面まで、行商に行ったようですが、現在では、全国より注文があり、11月より3月頃まで製作します。12月25日より、市内縄手通りに露天を出して直接販売します。
また、松本城内にある松本市立博物館でも、通年購入できます。
湿した竹が乾かない内に、手際よく編みます。左右対称になるように、気をつけて製作しています。

東京、川崎方面の竹製ミキノクチの製作技法と比べますと、竹の裂き方は、細渕氏と似ていますが、ヒゴの太さ、糸の縛り方と輪の部分の作り方に、大きな違いがあります。文化庁が、平成23年度より、千野氏の製作技術の記録を取り始め、平成24年発刊されました。

千野氏に、編み方を教えていただき、編んでみました。
市販の水引細工に、「宝船」がありましたので、足を付けてみました。

幅5寸2分
高さ5寸3分(7寸9分)