7:外用薬(点眼、点鼻など)

1:点眼薬:コンタクトレンズ使用中の患者さんは使用制限ありますので
       必ず使用可能かどうか聞いてください。
       角膜、結膜などが正常な状態かわかりませんので眼科の先生にご相       談されることをお奨めします。ください。
  1:インタール点眼・・・アナフィラキシーに注意
  2:ザジテン点眼・・・眠気
  3:フルメトロン点眼・・・ステロイド:緑内障、白内障、角膜ヘルペスに注意
  4:リザベン点眼・・・眼の周りについたらふき取ること

2:点鼻薬
  1:シナクリン・・・ステロイド:無嗅覚、緑内障に注意
            (生産終了)
  2:フルナーゼ・・・ステロイド:アナフィラキシーに注意
  3:フルナーゼ小児用・・・ステロイド:一日2回、アナフィラキシーに注意
  4:リノコート・・・ステロイド:眼圧亢進、緑内障に注意
  5:ベコナーゼ・・・ステロイド:眼圧亢進、緑内障に注意(生産終了)
  6:アルデシン・・・ステロイド:口腔アスペルギルスなどに注意(生産終了)
  7:コールタジン・・・小児には使わない、長期に使わない
              糖尿病、高血圧などの人は使えません
  8:ザジテン点鼻・・・眠気、一日4回です  
3:点耳・・・手であたためて使ってください
  1:ロメフロン・・・一過性の聴力低下
  2:リンデロン・・・ステロイドです。
4:皮膚・・・眼にはつかわないこと
  1:リンデロンV軟膏・・・おでき、かび、みずむしに使わない
  2:リンデロンVG軟膏・・・耳鳴り、めまいが出たら中止
     長期につかうと腎障害、難聴のおそれ
  3:リンデロンA軟膏・・・耳鳴り、めまいが出たら中止
     糖尿病、緑内障、白内障、角膜ヘルペスなどに注意
  4:ゲンタシン軟膏・・・耳鳴り、めまいが出たら中止
     腎障害、難聴に注意
  5:アンダーム軟膏・・・おむつかぶれもOK
  6:クロマイP軟膏

  7:ペキロンクリーム・・・水虫、カンジダようです
  8:アラセナA軟膏・・・ヘルペスようです。


5:うがいぐすり・・・水のうがいでも咽喉の菌が肺におちるの を防ぐ為かなり有効です。また、急性咽喉頭炎の菌など、飛まつ感染のみと思っている人が多いようですが接触感染もします。うがいと手洗いをしっかりしてください。


1:イソジンガーグル
 一日数回、15から30倍に薄めて使う
 甲状腺機能異常の人は使えません・・・含嗽用ハチアズレをどうぞ
 細菌だけでなく、ウイルス、真菌にもききます
 もし、誤嚥したら、少しなら問題ありません。大量なら、牛乳をのませたり、
 澱粉粉を飲ませます。それでも胃痛などがおさまらないようなら救急へ。またアル コールがはいっているので酒酔いのようになることがあります。
 銀のつめものがへんしょくすることがあります。
 妊娠中はなるべくさけてください。新生児が一過性?の甲状腺機能低下がおきる ことがあります。
 傷の消毒にはつかえません。
 SPトローチとの併用はさらに有効です。


2:含嗽用ハチアズレ
 一回一包、一日数回、100mlの水またはぬるま湯に溶かして使用

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