〜今日の遍窟寺〜!!〜

〜十二月期!!〜


『試験の季節』 
十二月三日。

エリス 「んー……まぁあんまり楽しい事じゃないですね、試験は」>桜子さん

ピーター 「・・・何が得意でした?」>エリス

エリス 「んー全般ですかねー……試験途中で寝ると、何故か夢の中でその答えが出てくるんですよねー・・・で、何度か寝たまま病院かつぎ込まれましたし」>ミスタ

ピーター 「・・・それは、寝てたんですか?それとも、昏睡ですか?」>エリス

エリス 「私は寝ただけだと思ってたんですけどねぇ……いつもみたいに魂出てましたし」(笑)>睡眠

桜子 「試験って、寝て、魂を出す…(つぶやくように)」

ピーター 「・・・・・・なんだか、間違った知識を得てませんか?彼女(汗)」<桜子

エルシィ 「……私もそう思います(汗)」>ピーターさん

桜子 「面白そう…」<試験

エリス 「あ、ならどこかに潜り込んで試験受けてみます? 大学なら一人ぐらい増えてても気づかれませんよ」>桜子さん

桜子 「そうなんですか…受けたいです。(断言)」>エリス

ピーター 「・・・・・・・・・・ああ・・・・またチャレンジャーな・・・」<桜子・エリス

エリス 「じゃ……ちょうどいいですからエルシィさんのテストに潜り込みましょうか」>桜子さん

エルシィ 「…………流石にそれは無理じゃないかな(滝汗)」 <気づかれない

桜子 「わーい」(喜)>エリス


『トラブル』 
十二月二日。
昨日の夜、どこかで事件が起こったらしい。
姉さんとピーターはんと・・他の皆も飛び回っていた。お疲れ様。

ピーター 「…なんとなく・・・何ですが・・・」

エルシィ 「…………なんでしょう?」

ピーター 「事件の起こった次の日は、素晴らしく静かですね・・・・」

エルシィ 「…………そうですね」

ピーター 「 やはり、疲れるんですかね・・・夜も眠れなくなりますし・・」

エルシィ 「そうなんでしょうね……精神的にも辛いでしょうし」

エルシィ 「・・・・・エルシィさんも、寝不足の顔ですよ?」

エルシィ 「そういうピーターさんも、くまが出来てますよ?」

ピーター 「・・・あの手の事件があった後に、余裕でねてられる程、私神経太くないです」

エルシィ 「私もです……あまり起きて欲しくないですね」

ピーター 「・・・・・犠牲者の事を考えなければ、解決は簡単なんですけどね・・」

ピーター 「誰も聞いてません」肩に手を>エルシィ

エルシィ 「頭が痛くなってきたんですけど、気のせいでしょうか?」>ピーターさん


〜十一月期!!〜


『姉さんと、明はん』 
十一月三十日。晴れ。
姉さんと、明はんの関係は、どうなんやろうか・・・。
もし、恋人やったら・・・・・・・・・・・・どうなんやろう・・・。

清音 「・・・・・いえ、明さんと姉さんが、友達以上、恋人未満なのか・・・と」

エルシィ 「……私は聞こえなかったけど?」

清音「・・・そうですかね?で・・・どうなんです?」血走った目でw>エル

エルシィ 「キ、キヨちゃん、何でそんな興奮してるの?(汗)」

清音 「・・・いえ、冷静です・・・さあ、答えを姉さん!!うちは前々から気にはなっとったんです!!」

河口 「なにやら小刻みに震えてるぞ」

エリス 「あ、一体なんですか? いきなり」

河口 「ああ、清音の奴が、エルシィと明・・だったか?の関係についてはっきりさせろと言い出してな」>エリス

清音 「きっと、京都75人のエルシィ親衛隊の皆、答えを待っています!姉さんと、明はんの仲はどうなのか!(どすん)」握りこぶし>エリス

エリス 「ふむふむ……店長権限です、答えることを要求します♪」←横暴>エルシィさん

エルシィ 「…………恥ずかしいんですけど……言わなきゃダメですか?(汗)」>エリス

エリス 「……あ、こんなとこに今月の給与明細が」

エルシィ 「そうやって脅すのは卑怯ですよ……」<給与明細

エリス 「さぁ、どうなんですか?」(めがきらーん☆)

追伸・・・・・・結局、深層は闇の中や。人間、しらへんほうがええ事は多いもんや-。


『探偵というお仕事』 
十一月二十九日。晴れ。
鳳はんが、書類の処理をしていた。
処理はしとったけど、問題は解決するんやろうか・・・

鳳 「たく・・・別にたいした理由などない。事務所でゴロゴロしてたら外にたたき出されて、中に入れてもらえなくなったからちょっと自棄になっただけだ(遠い目)・・・そーだな、仕事するか・・・じゃないといつまでたっても帰れんし・・・」書類を取り出しつつ>阿部

清音 「・・・・・・辛いんですね・・・・・・・・」しみじみ>鳳

エルシィ 「……………………ダメダメですね(汗)」w<叩きだされる

鳳 「(ぶつぶつ)大体、報告書の作成なんぞ・・・私はもっと、刺激的な活動をだな・・・」ぐちぐち

清音 「・・・・刺激的な活動より、そっちの方が向いてはるように思います。ハイ(汗)」>鳳

鳳 「えぇっと、この件は確か・・・えいめんどくさい。『確かに浮気してました、証拠同伴。後はお好きにどーぞ』と」適当かつ投げやり

清音 「・・・・うわあ・・・・離婚確定や・・・フォローも、ケアも何もなし(汗)」<お好きにどーぞ

エルシィ 「そんなので良いんですか?」<お好きにどーぞ

鳳 「次・・・ああ、ペット捜索だな。『保健所にいました、処分される前に引き取っといてください』と」すらすら

清音 「・・・・間にあわへんかんたらどうするんですかっ」

エル 「そういうのはもっと早く調べましょうよ」

鳳 「何々・・・ああ、これは家出娘の件か・・・むぅ(筆が止まる)・・・うぅむ、どーするかな・・・まぁいい『××にて所在確認。後はお好きに』と」あっけなく

エルシィ 「…………やっぱりダメダメだね」


『遊牧民』 
十一月二十七日。晴れ。
河口はんが、遍窟寺で遊牧生活を営んでいることが発覚した。
・・・・・・・・・・・・・・ねずみはやめてください。

河口 「最近ここでのみかんが主食だからな・・そろそろまたねずみでも放牧するか・・」

アル 「ねずみを放牧して…どうするんです?(−−;」>河口

河口 「無論、増えたら食うんだ、決まってるだろうが。この寺はなかなか良質なねずみが育つぞ」

大輔 「放牧っていうのがスゴイよね」

アル 「………止めはしませんが、近づかないでくださいね」>河口

河口 「何故嫌がる、哺乳類だろうが」>アル

アル 「そういう問題では無いと思いますが…」

エルシィ 「良質のネズミって……」

河口 「全く・・虫を食ってもねずみを食っても文句をいわれるんでは、ろくに食えるものがなくなってしまうぞ?」

大輔 「普通の食事にしようよ」

「蛇がねずみを食って何故悪い」

大輔 「河口さんはただの蛇じゃないじゃんかぁ」

エルシィ 「間違ってはいないんだけど、間違っているような……」


『少年探偵』 
十一月二十五日。晴れ。
鳳はんが、また、おかしな事を言い始める。
少年探偵っちゅうと、聞こえはええけれど、実際のトコは・・・・・・・・

鳳 「・・・ところで少年。少年探偵団というのは、面白そうだと思わんか?」>大輔

大輔 「んー、面白そうだけど、おっちゃんに誘われると不安が……」>鳳のおっちゃん

ピーター 「・・・なるほど・・・・やめといた方がいいぞ、少年。大体、詐欺というのは、最初は『面白そうだと思わんか?』と始まるんだ」>大輔

大輔 「ふむふむ、なるほど」<詐欺>ピーターさん

鳳 「今なら入会得点に、この探偵バッヂがついて来るぞ! さらに会員カードにポイントがたまると豪華景品が!・・・なんだトゥ!?」<詐欺

大輔 「うわ、ムチャクチャ詐欺っぽいよ」<入会特典

鳳 「詐欺などではない! ちょっといたいけな少年たちを無償でこき使おうとしただけだ!!」←屑です

ピーター 「・・・・・・・・・・・豪華景品、という辺りに、胡散臭いものが…何がもらえるんです?」>鳳

鳳 「うむ、2000Pで電動歯ブラシゲットだ」<景品

大輔 「……おっちゃん、オレはまだいいけど、友達まで巻き込まないでよね」じと目<こき使う>鳳のおっちゃん


『緊急時物品調達役 京都地方担当補佐代理見習』 
十一月二十三日。晴れ。
高山はんが、えらくなったという話や。
・・・・なんや、名前は長いんやけど・・・・・つ、つまりは・・・い、いや、やめとこ・・・

高山 「ふ・・ふふふふふ。」

鳳 「ぐ・・・お、おのれ何をする! 人が優しい慰めをかけてやってるというのに!!」>阿部

清音 「だまらっしゃー・・・・・・あ・・・高山はんが(汗)」

高山 「ふ、皆にいらぬ気遣いをさせてすまなんだな・だが、ふふふ(含み笑い)」

大輔 「オレ、別に気にしないよ。しげさんは、しげさんだもんね」>しげさん

高山 「たしかに、今まで我輩は一族から放り出されたはぐれ天狗であった・・・実は内々の話なのだが、いよいよ我輩にも正式なお役目がいただけることになっておるのだよ。うふふふふふふふ。」

鳳 「なに・・・とうとう正式に追放か!?」

大輔 「すっごーい!!」<お役目

高山 「ふ、地道に嘆願や賄賂や嫌がらせを行ってきた努力が遂に実ったのじゃ」

大輔 「……ワイロ? 嫌がらせ?」

エルシィ 「…………嫌がらせは逆効果なんじゃ……」

大輔 「これからはみな我輩のことを、『緊急時物品調達役 京都地方担当補佐代理見習』と役職で呼ぶように」

エルシィ 「緊急物品調達役って要するに………いえ、なんでもないです」

清音 「・・・・・・・・・・あの、もう一度・・・・・」

鳳 「よし分かった。略して『窓際』と呼ぼう」

高山 「……なんか長いけど……結局、見習い?」>しげさん

「えええい、誰でも最初は見習いなんじゃい!」>大輔


『鍋』 
十一月二十二日。曇り。
皆で鍋を食べた。鍋はマナーが肝心や。
猫缶の持ち込みは、マナー違反や。

アル 「あと、日本の冬に欠かせないものとして鍋があると聞きましたが」

鳳 「おお、鍋か。いいな、うむ。作ってくれ」我がまま>エルシィ

エルシィ 「…………材料を要求します」>鳳さん

鳳 「材料か・・・ほれ」ポケットから猫缶を投げ渡す>エルシィ

エルシィ 「……………………」猫缶を受け取り無言で台所へ消える

暫し後・・・

エルシィ 「………………」しばらくして大小二つの鍋を持ってくる

アル 「………何故二つなのか気になりますね」

エルシィ 「はい、出来ましたよ…………こっちの小さいのは、鳳さん専用です」

清音 「…わーい!カニだー!!!」素直に

鳳 「うん? 何を言う、鍋は皆でつつくから楽しいのだ」強引に混ぜる<二つの鍋

エルシィ 「あ、そうそう、そっちの方はおいしいポイントをわざとずらして作ってありますから…………本命は、まだ煮てる途中、こんなに早くは出来ないですよ」」混ぜる事を予想済み

清音 「あ・・・さ、さすが姉さん!!!!・・・・そんなのほっといて、カニですよ!!カニ!!」鳳は無視

アル 「良い匂いがしてきましたね、これが鍋物というものですか」<鳳は無視

鳳 「・・・お、おのれ・・・すまん悪かった私にも食わせてくれ」復活するなり土下座

エルシィ 「鳳さんは、そっちのがあるじゃないですか」笑顔だけど目が笑ってない

「ぬぅ・・・意地の悪い 「(もぐもぐもぐ)・・・む。猫缶と絶妙にマッチしている・・・気がしなくもないな」<不味い鍋

アル 「そろそろ出来たのでは?早く食べて見たいですね♪」<←くいしんぼ

清音 「・・・・・・・・・・・ああ・・・・・カニ・・・・・」恍惚

鳳 「(もぐもぐ)・・・うむ。ご馳走様」本当に一人で完食

アル 「いただきます…おお、たしかに美味しそう」

鳳 「・・・むぅ。心の狭い連中だ・・・寂しくなんかないぞ。探偵は孤高だ・・・」一人鍋の輪から外れて、囲碁を始める。ぽつーん

清音 「カ二・・・・・カ・・(鳳の背中に気付いた)・・・・(手招き)」>鳳

鳳 「・・・ふん。いらん、もう腹いっぱいだ」負け惜しみ>阿部

アル 「や、優しい…あんなのにまでかける優しさを持ち合わせてるなんて…」<清音

鳳 「・・・む・・・いらん、憐れみなどいらん!!」

エルシィ 「はぁ…………鳳さん、食べても良いですよ」

アル 「でも本当に美味しいですね…これが鍋か、なるほど冬の風物になるわけがわかります」<味わっていただいてる

鳳 「・・・む・・・(じー)・・・ふ、ふん。羨ましくなんかないぞコンチクショウ!!(涙)」走り去る>アル

エルシィ 「…………鳳さんに、泣きダッシュは似合わないね」

アル 「…意地張って食べれなくて、泣いて立ち去る名探偵…いいのかな、あれで…(−−;」


『労働』 
十一月十九日。晴れ。
遍窟寺で、チャンとはたらいとる人は、結構少ないような気がする。
年がら年中、ピーピーいっとるのは、やはりそのせい・・・・だけでもないような気がする。運やろうか・・。

河口 「第一俺が金を集めるのは世に還元するためだ、どこかの亡者のように貯めこむ趣味はない」

神凪 「どこかの新興宗教みたいですな。」>金を集めるのは世に還元するため

大輔 「でもオレ、河口さんがお金使ってるところ見たことないや……」

河口 「何を言う、使えるだけたまったらさっさと使ってるぞ?ただそれだけ集まることがめったにないだけだ」>大輔

大輔 「ちゃんと働こうよ」<滅多にない>河口さん

河口 「こう毎日寒いと働くなど不可能だ。おかげで今は正真正銘一銭もない(爽)」<ちゃんと>大輔

アル 「皆さんお金で随分苦労なされてるようですね…」<輸血パック飲みながらしみじみと

鳳 「・・・貴様も苦労しろ、コンチクショウ(爽)」>アル

アル 「不自由したこと無いので解りません(笑)」>鳳

エルシィ 「アルさんは、働くって事しないんですか?」

アル 「いや、それは困れば働くでしょうが…困ったことがありませんので」>エル

エルシィ 「(ボソリ)…………一度困った方がいいです」

鳳 「・・・なぁ、コレ殴ってもいいよな?」清々しい笑顔で<アル>ALL

河口 「苦しまないようにしてやれ」<殴る>鳳

神凪 「はっはっはっ」(傍観)>殴る

大輔 「殴るのは可哀想だから、なんか奢ってもらおうよ」>鳳のおっちゃん

鳳 「・・・そうだな、それで妥協するか。奢れ」断言>アル


『写真雑誌』 
十一月十七日。晴れ。
鳳はん撮影の魅幽ちゃんの写真が、とうとう雑誌に載った。
でも・・・・・なんや、この雑誌、おかしいような・・・。

鳳 「む・・・そういえば、例の雑誌・・・でたようだぞ?」

清音 「・・・・・ほんまですかあ・・・・・あれ、趣味やったんと、ちゃいますのん?」白い目>鳳

鳳 「・・・あのな・・・私は変態か?」憮然と>阿部

清音 「・・・いえ、あの撮影風景の、殺気からいって・・・(汗)」

魅幽 「ぇ〜 でたの〜〜?どれどれ〜〜???」

鳳 「うむ・・・これだ」微妙に怪しげな『妖怪生活・別冊』を取り出す

魅幽 「わーぃっ♪」

清音 「別冊・・・」

『秋の夜長に! 幽霊少女特集!!』・・・『ホラー系』『ゴシック系』『マニアック系』など分類された写真が・・・

清音 「・・・で、魅幽ちゃんは、どこに?」

魅幽 「どこかなあ・・・(ぺらぱら」

『マニアック系』

魅幽 「ぁー、あったあった〜〜。『まにあっく』って、なーに?」

鳳 「うむ・・・一般受けはしにくいが、受ける人には異常に受ける。そんなところか」w<マニアック

清音 「マニアックっちゅうのは・・・・・と、特別、ちゅうことや。うん(汗)」>魅幽

魅幽 「特別?えへへ〜〜、みゆースゴイとこに載ったんだね〜〜」

鳳 「うむ・・・そうだな。ちょっと難しいという事だ」意味不明>魅幽

魅幽 「えっへん。おかーさんにじまんしよーっと(爆」<ちょっと難しいのに、載った?>鳳

清音 「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(驚)」ムンクのように

鳳 「・・・む・・・ま、まあ・・・こういうのは秘密にしておいた方がいいぞ?」

この後・・・魅幽ちゃんを説得するのに、ええかげん労力を使った。
鳳はん・・・・・。


『あぶく銭』 
十一月十五日。晴れ。
宝捜しの一件で、財宝への期待がたかまっとる。
お金がほしいとは、やっぱり皆思うものや。でも・・・・・・・・・真面目に働きましょ。

エルシィ 「………秘宝があるって決まったわけじゃないんですけど(汗)」>鳳さん

鳳 「わかってない、わかってないぞエルシィ君! 財宝探索における秘宝とは、その過程にある・・・そう、宝にかけるロマンこそが最大の秘宝!!」力説>エルシィ

大輔 「てことは、おっちゃんはお宝いらないんだね」

鳳 「何を言う! 宝があればそれに越したことはない!!」>大輔

大輔 「だからさ、おっちゃんにはロマンを全部あげるから、残りの財宝はオレたちで山分け♪」

鳳 「何を言う! ロマンとは形のないもの・・・全員で共有するものだ! それとこれとは話が別だ!!」>大輔

アル 「分け前?…何のことです?」>鳳

鳳 「うむ・・・裏山に太閤の財宝を掘りに行くことになってな。君は裕福だから宝なんぞいらんだろ? 労働力だけ提供してくれ」超我がまま>アル

アル 「財宝?…要するに宝探しですか?そんな眉唾な…」

エルシィ 「…………鳳さんも、結構収入あるじゃないですか……限界まで使ってるだけで」

大輔 「……つまり、おっちゃんも分け前欲しいいんだね?」

鳳 「む・・・いいじゃないか、諸君。幸せは分かち合うものだぞ?(爽)」>大輔、エルシィ

アル 「財宝?…要するに宝探しですか?そんな眉唾な…」

鳳 「ふ・・・眉唾でも何でも、用は面白ければいいのだ。インディアナ教授をみならいたまえ・・・おお、スネークか・・・ふ。財宝はすきか?」>アル・河口

河口 「当然だ(即)」<財宝

大輔 「答えるの早っ」<即答>河口さん

河口 「財宝どころか小銭だって愛している」

エルシィ 「要するに、お金になるもの全部ですね」>河口さん

河口 「ああ、俺は公平を信条としているからな」<お金になるもの>エルシィ


『暗黒卿』 
十一月十四日。晴れ。
鳳はんと、河口はんは、『暗黒卿』らしい・・・・。
なにをやりはるんかシラヘンけど、ごっこ遊びっちゅうやつやないかと思う。子供やな〜。

鳳 「我が同士・・・暗黒卿筆頭が一人、スネークだ」>ピーター

河口 「バカモノ!俺は秘密諜報員なのだぞ!そう簡単に正体をばらしてどうする!!」>鳳

鳳 「むっ・・・そうだったな・・・すまん。暗黒卿同士だからといって、気が緩んでいたようだ」真顔

河口 「全くだ。その身に刻んだ鉄の掟、決して忘れるでない」>鳳

ピーター 「・・・・ところで、さっきから彼らは何を・・・?・・・新手のフリーメーソンですか?」<暗黒卿>大輔

大輔 「ああ、あれは……悪者ごっこ遊び、みたいなものかな」>ピーターさん

鳳 「うむ・・・暗黒五つの誓い、我が血が枯れ果てようともわすれまいぞ」<鉄の掟

エルシィ 「え〜と、気にしちゃダメです」<暗黒卿

河口 「ふっ、さすが同士ジョーカー、暗黒の道化師と恐れられた漢だ」<血が枯れ果てようとも

由宇 「まだまだ子供やから」

鳳 「む・・・なんだか馬鹿にしてないかね、諸君?」<ごっこ遊び

ピーター 「まあまあ、異文化に対しても理解することが重要ですから・・・・なるほど・・・・子供ですか・・」理解といったそばから冷たい目を<悪者ごっこ>由宇・鳳・河口

鳳 「ふ・・・地獄の毒蛇と畏怖される君に言われるとはな・・・」>スネーク

ピーター 「・・・・・(フッ)」鼻で笑う>鳳

鳳 「むっ! 何を笑っている、我が同士その2!!」>ピーター


『マイク』 
十一月十三日。雨。
遍窟寺の皆で、歌を歌っとった。
マイクを持つと、人が代わる人がおるけど、まさか、姉さんがそうやとは・・・・。

大輔 「島唄よ風に乗り 届けておくれ 私の涙〜」

ピーター 「(ぱちぱちぱちぱち!!)素晴らしかったぞ、少年!!」>大輔

エルシィ 「ぱちぱちぱちぱち」

鳳 「(ぱちぱちぱち)うむ、良かったぞ。少年・・・愛の篭った歌だった」>大輔

大輔 「うーーーー……すごく緊張した……」

ピーター 「次は・・・・・」>エル

大輔 「次は……」

鳳 「当然だな」>エルシィ

エルシィ 「…………あ、やっぱり?」

鳳 「さあ、歌いたまえ! 君の愛を!」>エルシィ

エルシィ 「仕方ないですね…………一曲だけですよ」

鳳 「(む・・・ノリがいいな・・・意外とマイクを握ったら離さないタイプと見た!!)」<一曲だけ

エルシィ 「(マイクを受け取る)ふう……………………私の歌を聴け〜〜〜!!!」

ピーター 「(パチパチ・・・)・・・・おや?雲行きが・・・(汗)」

大輔 「??」

鳳 「・・・ふふ・・・そうか、エルシィ君の闇を呼び覚ますアイテムは、マイクか・・・」メモを取る


『密輸業者』 
十一月十二日。晴れ。
今日、税関で追い返されたピーターはんが日本についた。
拳銃とかで戦う人は、結構おるけど、ピーターはんのは、明らかに密輸品や。

鳳 「は、笑わせる! いきなり発砲するような輩に礼儀をとかれるいわれはないわ、この密輸業者!!」>ピーター

ピーター 「失礼なことを言うな!!密輸ではない!!輸入といいたまえ!!ちゃんと手荷物で機内にも持ち込んだぞ!」>鳳

エリス 「キッパリと違法行為ですけどね」>ミスタ

ピーター「大事の前の小事です。レディ」断言>エリス

大輔 「もうっ、せっかく来てくれた人なんだから、もっと失礼のないようにしないとさ」>鳳のおっちゃん

ピーター 「ああ・・・こういう男に何を行っても仕方が無いな・・・まあ、君はなかなか、紳士のようだな、少年」>大輔

大輔 「てへへ♪・・・・・イギリスといえば、ベッカムだよね!」褒められて嬉しい<紳士>ピーターさん

鳳 「・・・うむ。英国はいいぞ・・・ホームズの故郷だ」そればっかり

ピーター 「うむ!!霧の町倫敦!ホームズ!そして、ベッカムだ!!ああ!!我が麗しの大英帝国っ!!・・・(以下、長々とお国自慢)・・・と、言うわけだ」>鳳・大輔

鳳 「うむ! まったくその通りだな・・・いや、話が分かるじゃないか」<麗しの大英帝国>ピーター

ピーター 「ああ!!私は、君を誤解していたような気がするよ」肩を組みつつ>鳳

鳳 「はっはっは! 何、誰しも誤解はあるさ!!」がっちり組み返す>ピーター

ピーター 「……急に仲良くなってる……」>ピーターさん&鳳のおっちゃん

エルシィ 「…………なんだかなあ」


『太閤はんの軍資金』 
十一月十日。晴れ。
鳳はんが、変な地図を見つけてきた。裏山の地図のようや。
そういえば・・・・・・・・前にちょっと小耳にはさんだんやけど・・・。

鳳 「おお、阿部か・・・宝探しは好きか?」>阿部

清音「・・・・・また、変な映画でも見たんですね?」断言>鳳

鳳 「いや、偶然宝の地図を入手してな・・・」和尚の筆跡で『宝の地図』と書かれた古い地図(遍窟寺裏山)を見せつつ>阿部

エルシィ 「ううん、鳳さんが買ってきた本の間にこんな地図がはさまってたみたいなの」

清音「・・・・・和尚の字ですね・・・実は、ちょっと聞いた話しなんですけど・・・・」にゅっと顔をだして>鳳・エル

鳳 「なになに?・・・どんな話だ?」身を乗り出して>阿部

清音「・・・あの和尚、実はかの秀吉と『柳ちゃん・秀ちゃん』と呼び合う中で、秀吉が死ぬ時、その財宝の一部を、『埋蔵金』として・・・この裏山に埋めたと言う、『和尚の話』が」

鳳 「・・・太閤の贈り物か・・・ふふ、彼は好事家だからな・・・美術品の類もたくさん」目が爛々と輝く

エルシィ 「……でも、和尚なら埋める前に使うと思わない?」

清音 「そ、そこはそれ・・・・こう、親友の軍資金ですから、流石の和尚も使わなかったのでは・・・」だんだん、声が小さく>エル

エルシィ 「…………和尚にそんなことが通じるとは思わないけど」(笑)<親友の軍資金

鳳 「利休の茶碗・・・ふふふふふ・・・」

エルシィ 「あ、鳳さんが壊れてる……」


『河口 真澄』 
十一月七日。雨。
河口はんの娘やという、こましゃっくれたコムスメが、遍窟寺にやってきた。
ウチ、はっきりいって、あのコムスメ嫌いや・・・あ、あんなコムスメが姉さんの同僚に・・・・・・・・。

? 「・・・すみませ〜ん」戸口から外見14歳くらいの女の子

エルシィ 「ん…………あれ?真澄さん?」

清音 「・・・・・・・・ああ・・・・彼女が噂の・・・」

真澄 「あ、皆さんはじめまして、私河口の娘で、真澄と申します。いつもアホな父がお世話になっております」ぺこり>ALL

清音「(・・・・・河口はんの娘なのに・・・・まともや。危険なまでに!!)」そっと感想

エルシィ 「川口さんならさっき帰りましたよ……悪い予感がするとか言って」

エリス 「……ちょっと呼んでみましょうか、河口さん」(ちゃりーんと五百円を落とす)

真澄 「ドラァ!!(即飛びつく」<500円

エルシィ 「……………………やっちゃった」

エリス 「……………………………………………………………………なるほど、確かに河口さんですしねー」

真澄 「はっ・・・・・・(汗)・・こんなところに埃が・・」

魅幽 「………えーっと☆…(困った風)」

清音 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドラァ?(汗)」

大輔 「……血って怖いね」


『写真』 
十一月六日。くもり。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ウチは、仲間を信じます・・。一応。

大輔 「魅幽がモデルデビューするんだって」>清音姉ちゃん

清音 「なんやて!!そりゃ凄い!!!」羨望の目<モデル>大輔・魅幽

鳳 「うむ。幽霊少女特集を組むとやらで、写真撮影を頼まれたのだ・・・受けるつもりはなかったんだが、そーいえば身近にモデルがいたのを思い出した」

魅幽 「ぁ、清音〜さ〜ん。これとこれとこれ,どれがいいと思う〜〜?」ゴスロリ、ピンハ、ネコミミ?等>清音

清音 「・・・・そうやなー・・・・和服が一番会う思うけど・・・幽霊の特集やったら、多そうやし・・・奇をてらって、これ(猫耳)。。いっとく?(汗)」>魅幽・鳳

どんな服か知らないけど、取り合えずネコミミだけ装着

魅幽 「にゃ〜ん♪」

河口 「なぜだ・・・この罪悪感は・・」

鳳 「どうした、スネーク。貴様らしくもない・・・今更良心に屈するのか!?」

大輔 「……(かなりイイ! とか思ってしまった少年)」<猫耳

・・・・・・・・・・・・・・・そして・・・・・・・・・・・・・・・・

鳳 「よし・・・さあ、笑って! こう、もっと媚びるよーなポーズを!!」始めるとノリノリ>魅幽

また・・・・・

鳳 「む・・・よし、そんな感じでだ。こう、しゃがみこむようなポーズで・・・」以下30分ほど撮影時間

所長はん、もしかして・・・

鳳 「やかましい!! 冷静にやれるか、こんな仕事!!!」


『修業』 
十一月一日。晴れ。
鳳所長と、河口はんに危うくぺしゃんこにされかけた。
あの二人のタフネスには、いつもいつも驚かせられる。でも、真似はでけへん・・。

鳳 「うむ・・・なら修行だ! 特訓するのだ、阿部!!まずは滝に撃たれて精神修行から!!」ビシィッ>阿部

清音「・・・・・どこも、特訓は似たような感じですねぇ」<滝・断食

鳳 「むう・・・なら、発想を変えて、崖から鉄球を投げ落とし、それを受け止める訓練はどうだ?」

清音「・・・・だんだん、超能力とは、何の関係もないとこにいってますけど・・・(汗)」>鳳

鳳 「いや、念力で受け止めるんだ」>阿部

鳳 「うむ、まあ・・・受け止めれば問題ない」(笑)>阿部

清音「却下です!!・・・・・・お手本見せてもらえるんですよね?」断言>河口・鳳

鳳 「む・・・ふっ、よかろう! 私に続け!!」(笑)>阿部

いきなり崖の下に移動

鳳 「ふ・・・よく見ておけ!」ポーズを決めつつ

清音 「あの滝の落差、約45m・・・・あぶなそうやなぁ・・」でも止めない

鳳 「(崖の上に向かって)ようし、玉を落とせ!! スネーク!!」>河口

河口 「おう、」ためらいもなく岩を落とす

清音 「あの動き・・・躊躇があらへん・・・やる気や・・・(汗)」

鳳 「よし・・・はぁっ!!(ぷちっ)・・・(ひらひら〜〜)」潰れてぺっシャンこ、風に飛ばされる

河口 「・・・予想通りだが・・なにがしたかったんだあいつ・・」>鳳

清音 「・・・・・・・・・・・何か勝算があったんやろうか・・・・できるわけないでしょ!!!(涙)」>鳳

鳳 「(ぴらぴら〜)勇気だ、阿部! 挑戦する気持ちを忘れてはならん、私の姿に何を見た!?」(>阿部

清音「・・・・・・・所長はんの姿に・・・・ええっと・・・・『よい子は真似してはいけません』というテロップが見えました・・・(汗)」>鳳


〜十月期!!〜


『独裁者』 
十月三十一日。晴れ。
鳳所長が、独裁者に憧れる・・・微妙に大ちゃんが乗り気なのが心配や。
ウチ、独裁者と言うと、チャップリンを思い出すけど・・・・・・なんや、その目は。

鳳 「む? 独裁者は浪漫だぞ?」>阿部

清音 「・・・・大体、悲惨な死に方しますよね・・・」(笑)>鳳

鳳 「私が独裁者になったら・・・そうだな、社会福祉を充実させ、医療を充実させ、食糧問題を解決・・・やりたいことはいくらもあるな」

大輔 「……嘘っぽい」<社会福祉〜>鳳のおっちゃん

エルシィ 「…………鳳さんが言うと、なんか……」

鳳 「・・・なにがだ? というか、他に何をしろというのだ・・・?」限りなく真顔>大輔、エルシィ

大輔 「幼稚園のバスジャックするとか、子供を悪の怪人にするため鍛えるとか……」<何をしろ>鳳のおっちゃん

エルシィ 「大輔君、それはただの悪の怪人じゃ……」

大輔 「……あ、そっか。おっちゃんのイメージで考えてたから、つい」<悪の怪人>エル姉ちゃん

鳳 「愚か者! そういうのは、独裁者になる為の過程で行うのだ!!」>大輔

清音 「・・・・・過程でやるのは・・・デモとかー・・・クーデターとかー・・・あと、選挙とかじゃ・・・(汗)」>鳳

鳳 「そんなまともなやり方で独裁者になれると思うか!? 実力行使あるのみ!!」>阿部

大輔 「……独裁者になるまではバスジャックして、独裁者になったら社会福祉につとめるんだね」>鳳のおっちゃん

鳳 「うむ、当然だ。権力を握ったら、それ相応の責任は果たさねばならんのだ」>大輔

エルシィ 「・・・・・バスジャックして、独裁者になれるんですか?」

鳳 「うむ、基本だ。世界征服は幼稚園バスのジャックから始まるのだ」>エルシィ

 そういうものやろうか・・・・・。


『もののけ生活』 
十月三十日。快晴。
『もののけ生活』は、妖怪の妖怪による、妖怪の為の雑誌。
妖怪の為の情報を得る為には、便利な媒体や。

清音「・・・まあ、それはおいといて・・・・ええもん持ってきました・・・『もののけ生活』の、11月号です。今月はダイエットの特集とかで、姉さんの心もわしつかみやないかと・・」>エル

エルシィ 「………………どっちかって言うと、その「もののけ生活」って本がそこに売ってるかの方が気になるんだけど」

鳳 「ヤア、諸君今晩は」

清音 「あ・・・・こんばんは〜みました?『もののけ生活』11月号」>鳳

鳳 「うむ、当然だ。『冬支度特集』だったか?」>阿部

清音 「やはり、ダイエットの特集の方が目を引きますよ。ウチは」>鳳

鳳 「む・・・それ以上、どこを絞る気だ・・・?」真顔>阿部

清音 「・・・(おもむろに武器の通販のページを読み始める)」<どこを絞る〜

エルシィ 「いや、だから、何処に…………」

清音 「へ?・・通販です。妖怪の、妖怪による、妖怪のための雑誌です」

鳳 「定期購読申込書ならあるぞ? (ごそごそ)・・・君も読むかね?」用紙を取り出して>エルシィ

エルシィ 「……やめときます」>鳳さん

鳳 「そうか? 残念だな・・・気が向いたら声をかけてくれたまえ」>エルシィ

清音 「・・・・結構、面白いんですけどね・・・真面目な話も乗ってますし・・・」『狐狸族安全保障条約、再確認』とかをみせつつ>エル

 『もののけ生活』は、民明書房から出版されている妖怪向け雑誌。料金は一月750円。半年だと、4500円。1年の定期だと、8500円とちょっぴりお徳です。現代の妖怪ライフを楽しむうえでの必需品です。


『こたつ』 
十月二十九日。晴れ。
京都は盆地のせいで、夏は熱く冬は寒い。
そろそろ、コタツを出してもエエ頃や。

河口 「はぁ・・しかしこたつはまだ出んのか?」>清音

清音 「コタツですか・・・・ちょっと早い気もしますが・・・出しましょか?掘り炬燵」>河口

エルシィ 「そうですね……最近寒いですし」<コタツ

清音 「・・・・じゃあ、そこの畳を上げて・・・それから、板を外して・・・」用意を

鳳 「ぬ・・・コタツか・・・みかんを用意せねばな」

大輔 「あ、オレ一番乗り〜」早速場所取り

エルシィ 「えっと……布団は押入れだっけ?」>キヨちゃん

大輔 「コタツの中って気持ちよくて、つい眠っちゃうんだよね〜」

エルシィ 「よいしょっと……みんな、ちょっとどいて〜」

河口 「はやくしろよ〜」蛇に戻って掘りごたつ内に陣取る

清音 「では・・・火を入れますね・・・・・よいしょっと」

大輔 横になりつつ「あー……暖かぁい〜」何しろ半袖半ズボンw

清音 「・・・・・・・・暖かい・・・・・・・(涙)」

エルシィ 「(ずず〜)日本の冬はやっぱこれだね〜」お茶を飲みつつ


『ヨーカイビールス』 
十月二十八日。風強し。
妖怪は病気も何にもない。
でも、妖怪ビールスとか言うのがいて、風邪気分は楽しめるようや。

鳳 「む、諸君元気そうだな・・・何よりだ」マスク(覆面にあらず)をして咳き込みつつ

大輔 「……おっちゃん、風邪ひいたの?」<マスク

エルシィ 「…………はたから見ると、結構怪しいですね」

魅幽 「どしたの?マスクなんかして、今度はどんな手配?」>鳳

鳳 「違う!! ・・・うむ、まあそんなところだ」>前半魅幽、後半大輔

大輔 「妖怪って風邪引いたっけ?」>鳳のおっちゃん

鳳 「いや、風邪はひかんのだが・・・ヨーカイビールスβにやられた」>大輔

魅幽 「なんだかすっごくアヤシゲ」

鳳 「うむ、世界最小クラスの妖怪だ。妖怪の体に寄生して、風邪と似たような症状を引き起こす。弱点は抗生物質だ」真顔で

エルシィ 「それって…………ほとんど風邪って言いませんか?」>鳳さん

鳳 「特に季節の変わり目には大量発生するからな・・・皆も気をつけるように」


『マイブーム』 
十月二十五日。晴れ。
和尚のマイブームは電波。大ちゃんのは、牛乳一気。姉さんのはケーキ。
ちなみにウチは最近、テルテル坊主がマイブームや。

大輔 「お、和尚?! いきなり大声上げないでよ」

和尚「うむ。電波がワシに命令した」>大輔

大輔 「電波って……いつからそんなのが受信できるように」>和尚

和尚 「常に宇宙電波を受信中じゃ。この頭で」ぴかり>大輔

エルシィ 「乱反射しそうですけど」<宇宙電波

大輔 「……うちゅーでんぱ……」

和尚 「・・・・・・・うむ、宇宙からの命令を受信するのじゃ。ぴぴぴとな。」>大輔

大輔 「和尚のマイブーム、電波」

和尚 「・・・・・・・うむ。ちょっぴりブームじゃ」

大輔 「ヤなブームだなあ・・・・

和尚「・・・・小学校などには、よくあるじゃろう・・・一時性のブームが」>大輔

大輔 「そーだね……うちの学校だと、今は牛乳早飲みグランプリかなあ・・・・エル姉ちゃんのブームは?」

エルシィ 「ブームね…………今、ケーキ作るのにこってるんだけど」

大輔 「ケーキ!? どんなどんな?」>エル姉ちゃん

エルシィ 「シフォンケーキとか……タルトとか……いろいろだね」

大輔 「シフォンケーキ……タルト……(じゅる)」

和尚 「・・・・・・・・意外と、女性らしいというか、なんちゅうか・・・」感心<ケーキ

エルシィ 「……意外と、ってのが気になるんですが」>和尚


『必殺奥義』 
十月二十四日。晴れ。
必殺技を持つということは、大事なことやと思う。
あと、必殺技は、必ず殺すとかいて、必殺技や。

鳳 「ふっ・・・よかろう! かかって来い、ハイブリッドよ!!」挑発ポーズ>エルシィ

エルシィ 「それじゃ、遠慮なく行きますよ(にこり)」>鳳さん

鳳 「フ、こい!!」みようみまね、鶴の構え>エルシィ

清音 「あ!ジャッキー♪」<鶴の構え

エルシィ 「では…………せいっ!!!」軽く右ストレート

鳳 「(ぼぐぅ)ぐはぁぁっ!?(5mほど吹っ飛ぶ)・・・ふ・・・なかなかやるな!?」>エルシィ

エルシィ 「……………………(汗)(今のフェイントのつもりだったんだけど)」<5メートル吹っ飛

鳳 「(よろよろ)だが・・・私は負けん!」ファイティングポーズ

高山 「おっおっとり、おっおっとり」無責任な鳳コール

鳳 「食らうがいい・・・みようみまね! 鳳凰天○翼!!」>エル

ばっ!!、とポーズ。背後に太目の鶏の演出効果、弱弱しい風が吹く!! 

エルシィ 「…………えい」カウンターで蹴り

鳳 「(どがぁぁっ!!)ぐはぁっ!? くっ・・・今日はこのくらいで勘弁してやる! 大会まで腕を磨いておくがいい!!」倒れたまま>エルシィ

あ・・・そか、自分をころすんや・・・・(汗)


『大ちゃんの過去』 
十月二十三日。くもり。
大ちゃんの家族は、妖怪に殺された。辛いことやし、しばらくそっとしといたげたい。
でも、きっと、克服していけると、ウチはそう思う。

鳳 「さあ・・・少年! これを見たまえ!!」五円玉がぶらぶら(笑)>大輔

大輔 「はい」<五円玉

鳳 「君は、失われた記憶を取り戻す・・・ワン、ツー、ジャン○!!」ビシッ!>大輔

エルシィ 「…………………………………………激しくやな予感が」

鳳 「・・・・・・(くらぁっ)・・・・・・・・・(真っ青)」←また自分にかかった(笑

大輔 「…………」

清音 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

魅幽 「…………」

大輔 「……」(涙をすうっとこぼす)

エルシィ 「…………やっぱり……せいっ!!!」鳳の後頭部に手刀

鳳 「(ごすっ)・・・うん? ああ、痛いじゃないか・・・・・君の嫌な記憶は封印される、ワン、ツー、ジャ○ゴ!」再度>大輔

大輔 「オレ、何やってたんだろ…?」


『スタイル』 
十月二十二日。くもり。
何というか・・・複雑な問題や。
魅幽ちゃんと一緒にガンバろと、思うた。

鳳「・・・・・・(ばたり)」頭から流れる血で文字を書き、メッセージを残す

      『はかったなずんどうようじたいけいめ』

河口 「・・・・・この試合、俺の不戦勝だな」倒れた鳳を見て>清音

エルシィ 「…………火に油を注ぐ事を」<ずんどう〜

河口 「愚かな男だ・・・事実を指摘するとはな」

魅幽 ジト目…<事実>河口

清音 「(懐から釘バットをすらりと抜いて)・・・・もののけ生活の通販で買った妖刀『殴る君一号』...とうとう、血を吸う日がきよったか…やあっ!!やあっ!!やあああっ!!!!(涙)」>鳳」

魅幽 (ぶちぶち)「どーせコレ以上成長しませんよーだっ」(がんがんがんと追討ち)<鳳

エルシィ 「…………まあ、死なない程度にね」(笑)>キヨちゃん

河口 「・・・・最近よく見るなぁ・・アレ」<釘バット

鳳 「(ごきっ、ぐしゃ、めきょっ!!)・・・・・・・・・」再び血文字を残して、動かなくなる

      『わがじんせい、くいがのこってしかたなし』

河口 「まぁ、人生なんぞたいがいそんなもんだ、成仏しろ(爽)」<悔いが〜>鳳


『太平洋北東ブロックの惨劇』
十月十八日。晴れ。
天使との戦い・・・。ウチはいかへんかったけど、大変やったらしい。
ただ、和尚と参加した当たりだけ、ちょっと『おかしかった』ようや。

エリス 「……巨大ロボット並になるんじゃないですか?」>巨大化キノコ

鳳 「いや、現時点でマク○スサイズらしいぞ?」<和尚>エリス

清音 「・・・もう、巨大ロボです・・・・まえ、天使と戦った時は、酷かったらしいですよ?」>エリス

鳳 「天使との戦いか・・・思い出したくもないな・・・和尚が両手で、パンッ、とやると・・・天使がプチッとなってな・・・」

エリス 「……浮かばれないでしょうね、それ……」

エルシィ 「…………天使を虫扱いですか(汗)」

清音 「・・・・・ウチは、ダッシュから、いっぺん拍手を打ってからのヒップアタックが極悪だったという噂を聞きましたけど」>鳳

鳳 「・・・うむ。あれはあんまりだと思った」

エルシィ 「……鬼だ」<ひっぷあたっく

エリス 「……悪魔ですね、それ」>ひっぷあたっく

清音 「・・・・でも、鳳はんが出てたのは、以外です」(笑)<大戦

鳳 「・・・意外なのか? むう・・・・・ちょっとな。自分の目で、ことの結末を見届けたかったからな・・・」

清音 「・・で、見たのが、和尚大暴れ・・・・世に言う『北東ブロックの惨劇』ですね?(呆)」

鳳 「・・・うむ。実に嫌なものを見た」>阿部

エルシィ 「…………ついてないですね」<北東ブロックの惨劇

鳳 「ああ・・・天使の威厳もへったくれも、全てぶち壊しにした戦いだった・・・(遠い目)


『バイトの募集』
十月十六日。雨。
遍窟寺の時給は、680円。そろそろバイトを変えようかと思う。
ちなみに、『エンジェルブレス』のお給料は、結構ええようや。

エリス 『(にこにこと幽体のまま笑っている)』

清音「大変なんですねぇ・・・・・体弱いのに・・・・って!!!ああっ!!!魂だっ!!」>

鳳 「・・・完全に、癖になってしまってるようだな・・・」<幽体離脱>エリス

清音「・・・ちなみに・・・体わ?(汗)」>エリス

エリス 『いつの間にか出て来ちゃうんですよねー。ちなみに本体はお店で倒れてます。……そろそろ霊柩車が来る頃でしょうか?』

鳳 「落ち着いてないでさっさと戻らんか!!」<霊柩車>エリス

清音 「お、お店に電話をっ!!!!(涙)」

エルシィ 「大丈夫じゃないですか?最近他の子もなれてきてますし」

鳳 「いや、客は引くと思うぞ・・・?」<なれて>エルシィ

エルシィ 「店長が倒れた場合、すぐに部屋まで運ぶようにお店のマニュアルにも書いてありますから」

エリス 『ちなみに、お店のバイト面接で私のこれに耐えれる子だけを採用してます』

響 「どんな店や」<耐えられる子

清音 「・・・・・・・・・テロリストがいきなり、踏み込んできても、十分対応できそうデスね・・・」<耐えられる〜>エリス

エリス 『テロリストじゃないですけど……この間強盗犯の立て籠もりを阻止してたような?』>バイト

清音 「・・・・・・・・・・・店長が?・・・・・・ああ・・・姉さんが。まー・・・姉さんがいれば『ダ○ハード』の悪役が、10ダース来ても大丈夫ですからね」<立て篭もり

エルシィ 「確か…………私が大学に行ってる時ですね」<立てこもり

エリス 『ええ、私も入院してた時です』>立て籠もり

・・・・・ちなみに、新規のバイトは、随時採用中です・・・・・。


『小野小町』
十月十五日。くもり後雨。
お菊はんの正体は。狂骨や。骸骨の幽霊。
好きなものはお金。キライなものは目の端の小皺。得意技は、たたり、や。

お菊 「えーい!!まどろっこしいねッ!!!一番の悪党は誰だい!!祟ってやる!!!!きー!!」>大輔

大輔 「お、落ち着いて、ね?」>お菊さん

河口 「だからあの暴走冷凍ぷっつん女だといっている。もうボケたのか?」>お菊

お菊 「・・・ボケ?・・・・すると何かい・・・・私が、年だっていいたいのかい?そうかい?悪かったねえ。年増で・・・」>河口

エルシィ 「…………店長、もう一回避難しましょう」

エリス 「……ことわざで藪蛇っていいますけど……河口さんの場合はつつかれる前に自分で出てますね」

お菊 「ああ・・・・あたしゃボケだからねえ・・・もう忘れちまったよ。...婆さんだしねえ(爽)」神経質に笑いつつ<お風呂>ALL

河口 「それはよかった、じゃあこの一件は水に流すとするか」(笑)<忘れちまった>お菊

お菊 「そうだねえ〜・・・・クククククク・・・・ハハハハハ!!!!(河口の背中のへんに乗っかりつつ)・・・・あ・・・あたしゃ『婆さん』だから、2,3日、ここでおぶさっとくよ?」>河口

河口 「・・・・・なんだ、このとてつもない悪寒は(汗)・・・・ハナレロ・・・・頼むから」最大限下手>お菊

大輔 「なんでこう、みんな命知らずなんだろう」

お菊 「・・・・・・・・・あたしゃ。もう、足腰が弱いんでねぇ・・・・」(笑)>河口

河口 「いや、そんなことはない。その若々しさ。お前ならあと千年は現役でいけるぞ?(汗)」プライドを捨てた瞬間>お菊

お菊 「(ぴくり)・・・・・そうかい?」<あと千年

河口 「ああ、肌のはり艶も申し分ない、むしろその色気、生娘には決して真似はできんものだ」おちはじめれば早い>お菊

高山「お菊殿は『吹き消し婆』じゃったかな?いや骸骨だしのう・・・・うううむ思い出せん。お菊殿はなんじゃッたかね?」

お菊「(くるっ)小野小町の亡霊さあ」>高山

本人の前ではいえへんけど、それは間違いのような気がする。


『幽霊』
十月十四日。晴れ。
幽体離脱の店長。でも、魅幽ちゃんにとって見ると、触ることのできる、数少ない相手や。
でも、幽霊ばっかりになってしまうのも、なんや、困ったものやと思う。

エルシィ 「店長、そんなことやってるから、すぐ倒れるんじゃないですか?」<ブレンド

鳳 「薬・・・ブレンド・・・いかん、それはいかんぞ。早まるんじゃない、もっと体を大切にだな・・・」勘違い>エリス

エリス 「んーそういえば……これ初めてから幽体離脱の回数が増えましたねー。前は一日一回ですんだのに」>エルシィ

エルシィ 「…………店長が倒れると、こっちにしわ寄せが来るんですから(涙)」

魅幽 「ナニナニ、なんのハナシ?」

エリス 「んーお薬呑んだら魂が抜け出ちゃうみたいなんですよねー」>魅幽さん

魅幽 「うーん? じゃあ、お薬使ったら皆で遊べるよーに・・・(嬉々?危機)」<幽体離脱>エリス

河口 「いや、並の連中では離脱したまま戻って来れなくなるぞ」>魅幽

魅幽 「えー? ちょこっと後ろ頭ぶつけたらできないの?」<幽体離脱高等

エリス 「そうですね。私は昔から慣れてましたから、、帰ってこれますけど」

アル 「何か傍から聞いてると聞いてると、随分と危ない会話だ…(笑)」<幽体離脱

エリス 「……日常の会話ですよ?」>アルさん


『魂』
十月十日。晴天。
店長は、体が弱いようや。気温が落ちすぎたせいで、口から魂でとった。
・・・・でも、あれは体が弱いというのやろうか・・・・・。

鳳 「火を消すのか・・・? 出番だぞ、水神」>河口

河口 「いや、今日は冷えるからな、ちょうどいい」>鳳

鳳 「うむ・・・そうだな。せっかくだから、芋でも焼くか?」懐から取り出して>河口

河口 「そういや向こうに栗も落ちていたぞ?拾ってくるか?」(笑)<芋でも>鳳

エルシィ 「店長…………さっさと消火してください」

エリス 「…………………………………………暴走しても知りませんよ?」

エルシィ 「……………………覚悟の上です」

エリス 「じゃあ…………アビス」

放たれた冷気は何故か放射状に広がり……次の瞬間、境内の一角はアイスエイジと化した

鳳 「ぬ・・・ぐおおぉぉぉっ!?(かちーん)」氷像に

エリス 「……ちょっと、寒いですね……」(笑顔を張り付けたまま、寒さで倒れる)

清音 「あ・・・・・・・てんちょが倒れた・・・・・(汗&鬱)」

エルシィ 「ああ、店長、大丈夫ですか!!(汗)」

エリス 『返事がない、どうやらかなり状態が悪いようだ』

エルシィ 「えっと……毛布、毛布・・・あ、あった、あとは…………何かあったかい物を……」

エリス (エクトプラズム遊離中、口から何かでてます)

清音 「た、魂出てるーーーー!!!!おしこまなっ!!はよ、おしこまなっ!!!(滝涙)」

鳳 「このっ、このっ」エクトプラズムを素手で押し込む

エルシィ 「ストーブ、ストーブは何処〜〜〜〜〜〜!!」


『事務所』
十月八日。くもり、昼から雷雨。
鳳はんが、事務所の場所を変えたようや。
どうも、姉さんと店長の店のすぐそばのよう。邪魔にならへんかったら、ええんやけど

大輔 「? おっちゃん、引越しするの?」<移る>鳳のおっちゃん

大輔 「うむ。今度の事務所は、ビルが一つ丸ごとだぞ!」>大輔

エリス 「築三十年で、クーラーもついていないそうですけど」>ビル

鳳 「いや、クーラーは一応ついてるぞ・・・安物だが。一応、客商売だしな」(笑)>エリス

エルシィ 「……幽霊の冷気、とか言いませんよね」

大輔 「……それって、無駄遣いじゃないの?」<ビル丸ごと>鳳のおっちゃん

鳳 「いや、違うぞ。以前のようにビルの一部屋を借りているだけだと、いざというとき他の入居者に迷惑がかかるからな」>大輔

大輔 「ビル丸ごとだと、近所の人たちに迷惑になったりして……(爆)」<いざという時>鳳のおっちゃん

エリス 「近所だと、うちのお店も範囲内ですね」

聖 「おそらくオーラ感知したらえらい事になりそうだな・・・」

鳳 「そうか? 別に私は気にならんのだが・・・」

エリス 「でも朝起きたら部屋中赤いクレヨンで塗り込められてたら、お掃除大変じゃないですか?」>悪霊常備マンション

鳳 「そういうことは無いな・・・たまにうめき声が聞こえたり、壁に顔型のシミが浮き出る程度で」

エルシィ「…………巻き込まれる前に、何とかした方がいいかも」<妖怪マンション


『店長』
十月七日。くもり後晴れ。
エル姉さんの喫茶店の店長がやってきた。
どうも、超能力を使う凄い人のようや。流石に姉さんのボスやと、ちょっと思った。

エリス (抱きついて頬ずり)>ワニ輔

鳳 「くそっ・・・あの変温動物め、いつか鍋にして食ってやる・・・」

大輔 「おっちゃん?」<鍋

鳳 「どうした、少年?(爽)」歯光らせて

大輔 「ワニ輔をいじめたら、承知しないからねっ」>鳳のおっちゃん

鳳 「苛めたりしないぞ? 弱肉強食は、苛めではない」>大輔 

大輔 「てことは、食べられるのはおっちゃんだね」<弱肉強食>鳳のおっちゃん

鳳 「何い!? 失敬な・・・私を甘く見るな! 正面切手戦ったりはせん!!」ふんぞり返って

大輔 「……それはなんか情けないよ」<正面切って〜>鳳のおっちゃん

エルシィ「…………まあ、鳳さんだし」

鳳 「ふん、いいのだ。探偵は常に知略をめぐらせるもの・・・」>大輔

大輔 「悪知恵の間違いじゃないの?」<知略>鳳のおっちゃん

河口 「いや、むしろ浅知恵だな」<知略>大輔

鳳 「き、貴様ら・・・ええい! 今に目に物見せてくれる!!」

エリス 「ワニ輔君、噛んじゃってください」

清音 「あ・・・・さすが姉さんのボス。ワニ輔を顎で!!(驚)」

エリス 「顎でなんて……ちょっとお願いしただけですよー」

大輔 「まー、まずはオレたちよりワニ輔に目に物見せてみないと」>鳳のおっちゃん


『妖怪野球』
十月五日。くもり。
高山はんは、妖怪野球のエースである。
妖怪同士の親善試合も多いようで、現代の妖怪は、色々趣味も楽しむようや

高山 「ううむ。我輩も少しは普通の仕事せんと・・・生活費が(涙)」

清音 「普通の仕事ですか・・・・そういえば、働いてるとこ、見たことないですね」

高山「清音殿・・・まさかとは思うが疑っておるのか?」

清音 「・・・・・・・・いえ・・・・・・・・野球で食ってるのかなあ・・と」目を逸らしつつ

高山「草野球で飯が食えるか!いや・・・食えたらいいなあ」

清音 「・・・今、ちょっと、願望が見えましたね・・・」

高山 「プロになろうかなあ・・・でも人間の野球だと空飛んじゃいけないしのう」

清音 「・・・・・・トブンですか?」

高山 「当ったり前じゃ!妖力使わず何の妖怪草野球か。飛ぶなんて可愛いほうよ(笑)」

清音 「うわあ・・・・すごい興味ある・・・他にはどんなことやるんです?」

高山 「物質透過でタッチを防ぐのはありか否か?長年揉めた議題じゃ・・」

清音 「・・・で・・・・ありなんですか?どうなんですか?」身を乗り出しつつ

高山 「うむ、さすがに幽霊チームが強くなりすぎということで・・・否決。塁に出るとアウトにならないんだもん(笑)」

清音「深いですね・・・さすが妖怪野球」

高山「そうじゃ、今度参加してくれんか。次の試合、面子不足で」

清音 「ウチ、そんなアス○ロ球団みたいなことやると、死んでしまいます(汗)」

河口 「よぉ」

清音 「あ・・・河口はん。こんばんは〜・・・ほら、行けそうですよ、河口はんなら・・・野球、出来ます?」」

河口 「・・・きた弾をうてばいいんだったか?」<野球>清音

清音 「そう、飛んで来た球を打ち返せばいいんです。簡単♪」>河口

河口 「そんなら楽勝だな」安請け合い

清音 「楽勝だそうです」>高山

高山 「河口殿は打たれ強そうだしじゃ、今週日曜迎えにいくから」<安請け合い

河口 「??何の話だ」>高山

高山 「相手が大江山オーガーズというチームでな。うちの連中みんな逃げ腰で・・・」

河口 「大江山?・・・どっかで聞いたことがあるな・・・」

高山 「乱闘になると最強じゃ」

 次の日曜、高山はんがどうしたのか、ウチはしらへん。


『爆弾テロ』
十月三日。雨。
和尚が、爆弾を持ってきた。
・・・・・・一番不思議なのが、何故、懐から、爆弾が出たのか、ということや。

ッカッ!!

ちゅどおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん

河口 > 「どああああああああああ〜〜〜〜(きらーん)」お星様化

和尚|> 大空に、笑顔でキメ

鳳 > 「しまった、爆弾もって門で移動してもらおうと思ったがっ・・・まにあわ・・・」閃光とともに消える

きのこ雲。

高山 |> 「うむ和尚。散り際の微笑み見事であった」

響 > 「けほっ、けほっ、大丈夫かみんな〜」

聖 > 「大丈夫か?皆・・・しかし、何故本物を持っているのだ、和尚・・・」

高山 |> 「聖殿、池の修理費って安くは・・・ないじゃろうなあ(嘆息)」

鳳 > 「・・・・・・げほっ(ばたり)」黒こげ

響 > (人間に戻りピアスをつける)「しかし、来るタイミング間違えたなぁ〜」

エルシィ > 「皆さん、大丈夫ですか?(幽体から戻りつつ)」

鳳 > 「くっ・・・くく・・・大丈夫に見えるか!?」がばっ、と起き上がって>エルシィ

エルシィ > 「あんまり、見えません(汗)」(笑)>鳳さん

清音 >「こんばんは〜・・・・なんや、きのこ雲上がってますけど・・・(汗)」

鳳 > 「おお、阿部か・・・二人ほど星になったが、多分死んでないだろ」>阿部

高山 |> 「まったく和尚にも困ったものじゃ。いきなり爆弾を取り出すなど、何を考えているのやら」(責任転嫁)


『300万円の男』
十月二日。雨。
河口はんのお財布に、諭吉はんが何枚も入ってはった・・・・・。
その時点で既に、悪い予感はしとったんやけど・・・・。

河口 > 「めんどくさいにも関わらず店をきちんと出し、来る連中の心を読み、極力当り障りのないことをいい・・・苦しい日々だった」<どう努力>清音

清音 > 「(ムカッ)・・・・・・そ、それはそれは・・・く、く、苦労しはったんですねえ・・・」>河口

河口 > 「時には多○塔やら人工水晶やらを苦労して売ったりもしたなぁ・・・そうそう、『くーりんぐおふ』とか言って折角売りつけたパワース○ーンをつき返そうとする悪と戦ったこともあった(遠い目)」

清音 |> 「・・・・・・・・・?・・・・・・・・・・それをうって、そんな金額・・・・?・・・・・(赤字やん・・・いや、やめとこう・・・ええ気分やろし)」>河口

エルシィ > 「…………全然、努力なんてしてないですね」

河口 > 「そういや多宝○のローンの明細がきてたな(ごそごそ)・・・・・・・・・・・・・」硬直<ローン明細

清音 |> 「・・・・・気付いてしもうた・・・・」<硬直

河口 > 「なんだこの三百万とんで六百二十円、というのは!!?たしか全部で七万円だったはず!!」<詳細

清音 |> 「・・・今時、そんな手口じゃーもうからへんですよ・・・あ・・・でも、お団子は約束やし、しっかり奢ってもらいます・・・・・・て・・・・・没収〜(汗)」<3百万>

河口 > 「・・・・・・・・・・(聞こえていない)」まっしろ

清音 > 「・・・・・・大体、300万で、こんなもの売りつけ〜・・・・・・・ああ・・・かわされたんや・・・(汗)」

河口 > 「・・・・・・・・・・・300万、貸してくれ」>清音、エルシィ

エルシィ > 「…………あると思います?」

清音 |> 「まーまー・・・・いくら持ってます?姉さん?」>エル

エルシィ > 「貯金を含めて……20万ぐらいかな?」

河口 > 「・・・・・・・・ある、っていうか、あれ(命令形)」<あると〜>エルシィ

清音 |> 「・・・・こ、壊れた(汗)」<あれ>河口

エルシィ > 「言っておきますけど……貸しませんよ。一応、学費のために、取っといてあるお金も含まれてますから」>河口さん

河口 > 「・・・10倍にして返すから」<貸しません>清音、エルシィ

清音 |> 「・・・・・・・お金に困った人、みんなそう言いはりますね」>河口

河口 > 「・・・じゃあ100倍にして返すから」<みんなそう言う>清音、エルシィ

清音 |> 「・・・・・現実味が、90%OFFになりました」>河口

河口 > 「・・・・・0・1倍にして返す」<現実味>エルシィ、清音

清音 |> 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・馬鹿にしてます?」額に十字路

エルシィ > 「…………返ってないです」<0.1倍

河口 > 「どうしろってんだ!!コンチキショー(壊)」


『ワニ輔』
十月一日。曇り。
遍窟寺の池でワニを飼う事になった。
名前はワニ輔。好物は、鳳はんの脛のようや。

鳳 > 「ワニか・・・どうせ育てるなら、将来的には高くうって・・・」ぶつぶつ(笑)

エルシィ > 「こんばんは〜」

鳳 > 「ぬあっ!? や、やぁ(汗)」

鳳 > 「い、いや!? 別にハンドバックの量産計画など練ってないぞ!?」(笑)>エルシィ

エルシィ > 「ふ〜ん、そういうこと考えてたんですか……」

鳳 > 「いや、そんなことは・・・皮だけじゃ肉が無駄になるから、最後はちゃんと食べるつもりだぞ?」

エルシィ > 「ほほう、ハンドバックにするだけじゃなく、食べる気だと言うんですか……」

鳳 > 「無論、儲かったら山分けだ・・・けして独り占めしようなどとは・・・ちょっとしか思ってないぞ」

エルシィ > 「…………行きなさい、ワニ輔」

鳳 > 「わ〜、待て待て! 冗談だ!! けしかけ(がぶっ)・・・ぐぁぁっ!?ぐおおおっ! 脛をかじるな〜!? は、はずしてくれ〜!」」

エルシィ > 「…………自業自得です、ワニ輔、遠慮なくやっちゃいなさい」

鳳 > 「お・・・おのれ! 探偵を甘く見るな!!」眼鏡を残して、姿が消える

エルシィ > 「…………あれ、何処行っちゃったんだろ?」

ワニ輔「(ごっくん)」眼鏡丸呑み

鳳本体=眼鏡『(ふっ・・・これなら安全・・・って飲み込むなァァァッ!!(汗)』

エルシィ > 「…………あ、今、鳳さんの叫び声が聞こえたような」

鳳 > (唐突に分身出現)「吐け、吐くんだぁぁぁぁぁっ!!!(滝汗)」ワニ輔を逆さづりにして振り回す

ワニ輔「(ぺっっ)」

エルシィ > 「うわっ、いきなりなんなんですか?」

鳳 > 「(眼鏡を拾いつつ)いや・・・ちょっと深刻に生命の危機を感じてな・・・(汗)」

エルシィ > 「…………ワニ輔が眼鏡を飲み込んだのに関係あるんですか?」

鳳 > 「うむ・・・実はだな、この眼鏡は『魂のゴーグル』といって、古代魔法王国の記憶とともに私の魂が封印されているのだ。この体はかりそめのものであって、故に私は『灰色の探偵』などと呼ばれていてだな・・・」嘘八百

エルシィ > 「ふ〜ん、つまり、その眼鏡が鳳さんなんですね」

鳳 > 「うむ・・・無論嘘だがな。単に友人の形見だから、大切にしてるだけだ」しれっと


〜九月期!!〜

『食生活』
九月二十六日。月夜。
河口はんは、今日ふれんちを食べたらしい。鳳はんは、いたりあんやったようや。
ふれんちでもいたりあんでもええから、食生活には気をつけよう、と思う。

鳳 > 「ほう、フレンチ・・・・・・フランスパン(だけ)か?」>河口

河口 > 「さすがだな、正解だ(胸を張る)」<フランスパン>鳳

清音 > 「・・・へー!!すごーい!!・・・・・でもないか・・・」由宇のほうを見つつ<フレンチ>河口

由宇 > 「ん、今日は自分で作ったけど?」 <食事

清音 > 「・・・・いや、結構食べはっとるんやろなあ・・・と」<フレンチ>由宇

鳳 > 「うむ、やはりな・・・それなら、私もイタリアンを食べてきたぞ」

河口 > 「なんだ?トマト丸かじりとかか?」<イタリアン>鳳

鳳 > 「うむ、パスタ(のみ)だ」塩茹でしただけ>河口

大輔 > 「オレ、マーボ丼!!」

エルシィ > 「アジの開きと味噌汁と漬物……」

清音 |> 「ウチ、お惣菜のおからと、コロッケ・・・・」

聖 > 「・・・仕事が忙しかったので、今日は昼にサンドイッチを食べただけだな」

由宇 > 「塩茹でしたパスタにオリーブオイルとバジル・・・で、ワインを少々」」

鳳 > 「・・・くっ、何故だ。似たようなメニューでも、天地ほどの差を感じるのは!?」<オリーブオイルとバジル

清音 |> 「・・・・それは、本当に天地ほど違うかと・・・・」<似たような〜>鳳


『少年と蛇』
九月二十三日。月夜。
昔、河口はんは、人間を食べる魔物やったらしい。でも、今はうちらの友達や。
・・・・・・これまで戦った妖怪とも、友達になれたのかも知れへんなあ。

大輔 > 「魔物……(じーっ)」>河口さん

河口 > 「大体、人の肉など大して美味いものではない・・・珍味扱いで食う連中はいるが・・・」>大輔

大輔 > 「……食べたこと、あるんだ」<人の肉>河口さん

河口 > 「まぁ・・・大昔にな。大雨や何かになると、よく捧げられてな・・・そのころはまあ、自我も薄かったしな」<食べたこと>大輔

大輔 > 「そっか……そうなんだよね(なんともいえない表情)」<大昔>河口さん

河口 > 「ああ・・・その時も好きで食っていたわけでもないしな。自我がはっきりしてすぐに止めさせた」(ちと気まずい表情)<昔

大輔 > 「あ、別に悪いって思ってるわけじゃなくて……遍窟寺にいるみんなだって、そういう時があったんだよなって思ってさ」<気まずい表情>河口さん

河口 > 「ああ、特に漠然とした思いや、逆に明確すぎる思いから生まれた連中は特にな」<自我が薄い>大輔

大輔 > 「そう考えると、簡単に退治しようとか思わない方がいいのかな…?その妖怪だって、好きでやってるわけじゃないかもしれないんだし」

清音 > 「その辺、悩んでしまうとこやなあ・・・・その内、ええ妖怪になるかも知れへんけど、暴れられると、とんでもないことになるしねえ」>大輔

河口 > 「だが同族が殺されれば、その相手を排除するのは自然なことだ。とりあえず、自分の身を第一に、できる範囲でやるしかないさ」<退治しようと〜>大輔

大輔 > 「そっか……難しいね」<暴れられると>清音姉ちゃん

清音 > 「そうですね・・・・やれることをやってくしかないのは、ちょっと哀しいことも多いですけど」>河口

河口 > 「ならそういう連中を、あんたらが忘れなければいい・・人間と違って妖怪は、忘れられなければいつか甦るからな」

大輔 > 「……はっ、なんか暗くなっちゃった!?」

清音 > 「いや−。たまに暗い顔しとかんと、暗いときの顔、忘れてまうしな」>大輔

大輔 > 「忘れちゃうかなー」<暗いときの顔>清音姉ちゃん

河口 > 「・・・本当に月が綺麗な晩だな・・・・・ちょっと、野暮用を思い出した。今日はもう帰るわ」>ALL

大輔&清音 > 「おやすみなさーい」>河口さん

清音 > 「さて・・・・ではウチもそろそろかえろかな・・・・大ちゃん、お休みね」>大輔

大輔 > 「おやすみー・・・・・・・・・・ もっと遍窟寺のみんなのことを知っておこうっと……オレは、人間だから」


『都市伝説』
九月二十日。晴れ。
いっつも、都市伝説がどうして生まれるか気になっとった。
今日、その謎の一端が判明。なるほど、こうやって生まれるんや・・・。

清音 |> 「・・・・小学校の三大罰則やそうですから・・・バケツと、校庭をランニングと・・・・後なんか、一個あったとおもうんやけど・・・」>高山・エル

大輔 > 「オレがイタズラばっかりしてるから、おしおきの仕方も色々増えてきたみたいだね」>清音姉ちゃん

清音 |> 「ばっかりって・・・・今度はなにやったん?(汗)」>大輔

大輔 > 「えーっとね、女子の机の中にバッタ入れたり」<イタズラ

清音 |> 「・・・・・・それは『悪』」頬っぺたをギュ〜っと<バッタ>大輔

高山 |> 「これこれ、可愛いものではないか(笑)」

大輔 > 「理科室の人形を廊下で走らせたり」

エルシィ > 「……起こる以前にどうやって走らせたかが気になるんだけど(汗)」<理科室の人形

大輔 > 「スケボーと人形を紐で繋げたんだよw」>エル姉ちゃん

高山 |> 「そりゃあ、夜中にやれば立派な怪談になるぞい」>走る人形

エルシィ > 「そしてまた、新しい妖怪が」<怪談


『料理の真髄』
九月十八日。曇り。
どうも、河口はんは、ウチの性格を誤解しているようや・・・。
少女時代の、内に秘めた思いっちゅうのは、なんちゅうか、こう、青春の1ページやのに・・・。

河口 > 「どんな食い物にせよ、素材が第一、というのは変わりない原則だろう」>エルシィ

清音 > 「・・・・・こおろぎ、素材も何も、生で食べ取るやないですか・・・」

河口 > 「?最も素材のうまみを味わえる食い方じゃないか。」<生>清音

清音 > 「・・・・・・・・・・あってるようだけど、何かが違うっ!!」<うまみを〜>河口

エルシィ > 「言ってることは確かに合ってるんですけど、何かが…………(汗)」

河口 > 「第一煮たり焼いたりなんぞしてみろ?腹の中で跳ねたりする感触を味わうことっもできないじゃないか(真顔)」>清音

清音 > 『うわ-・・・・想像しちゃった・・・・・き、気持ちが・・・(汗)」(笑)<腹の中で〜

エルシィ > 「私も想像しちゃった…………(涙)」

大輔 > 「うう…(想像した)」<腹の中で

河口 > 「食い物、というのは食感や後味まで含んで一つなのだ。それをわからんというのは無粋なことだぞ?」

清音 > 「……あってます・・・正しいです・・・でも、何かが・・・・」(笑)>河口

河口 > 「まぁその点を考えると、人間の食いものは醍醐味に欠ける感はあるな・・・」<後味

清音 > 「・・・海老とか、しろうおとか、踊り食いにはしますけど・・・・」(笑)>河口

河口 > 「どれものど越しが貧弱だ。海老も殻ごとならなかなかいけるのだがな・・」<踊り食い

大輔 > 「殻ごと……」

エルシィ > 「……………………どれも、丸呑みが前提なんですね(汗)」


『あこがれ』
九月十五日。曇り。
どうも、河口はんは、ウチの性格を誤解しているようや・・・。
少女時代の、内に秘めた思いっちゅうのは、なんちゅうか、こう、青春の1ページやのに・・・。

河口 > 「純粋に不純なのか・・・お前は」<シンプル>清音

清音 |> 「別に不純なことなんてないですよう・・・・」>河口

由宇 > 「まぁまぁ、無粋な憶測はやめてあげな」

清音 |> 「デリカシーがないんですよ、河口はんは」びしっと指差しつつ>由宇

エルシィ > 「……………………不純なの?」

清音 |> 「・・・純粋です。ウチの目を見てください」>エル

エルシィ > 「…………なんか充血してるんだけど」<目を見て>キヨちゃん

河口 > 「大きく論点が違うと思うが?」<デリカシー>清音

清音 |> 「むっ!!!!おかしなことを考えはったでしょう!!ウチのは、性格傾向です!!ちょっとした憧れですっ!!」大声でw>河口

河口 > 「ちょっとした?」>清音

清音 |> 「ちょっとした(胸を張って)」>河口

河口 > 「・・・・・お前の『ちょっと』以上は人道的に許されるのか?」>清音

聖 > 「熱狂的に見えるのは気のせいか?」>清音

由宇 > 「まーええやん。熱狂的に人を愛して、その炎に身を焦がし地獄をさすらうのもまた一興…………他人の人生やったら、これほど見てて楽しい物はないし(ぽそ」」

エルシィ > 「…………ところで、さっきから全然話が見えないんだけど、何の話なの?」全然気がついてない

『大人のこと』
九月十日。曇り。
大ちゃんは、早く大人になりたいらしい。
それはええんやけど、和尚や河口はんに囲まれて、ええ大人になれるかどうか、心配や。

和尚 > 「・・・しかし、大人なら、これくらいのことは出来ねば」>大輔

大輔 > 「ちぇ〜っ」<大人なら

河口 > 「以前から気が付いてはいたが・・・あんたの大人の定義は豪快に間違ってるな・・・」

エルシィ > 「同感…………」<大人の定義

和尚 > 「ワイルド、かつ、ダンディじゃ」>河口

聖 > 「それは大人ではなく化け物というのだ・・・」

和尚 > 「なら・・・どういうのが大人じゃ?」>ALL

河口 > 「ふむ・・・・・第一に一人で獲物を獲れることだな」<大人

聖 > 「・・・そういう意味合いで言うならば、魂を死すべき者から引きずり出して導ける者が大人という事になるが・・・」>河口

和尚 > 「(納得)」>河口

聖 > 「大人というのはな、自分の行動を理解し、社会規範を知った上で理性ある行動を行える者を言うのだ・・・まあ、最近はそういう本当の意味での大人もめっきり見なくなったが」

和尚 > 「(怪訝そう〕」>聖

河口 > 「(同じく怪訝そう)」<聖

エルシィ > 「大人ね……とりあえず、自分だけじゃ何も出来ないって理解ずることだと思うけど」

和尚 > 「(微妙な顔)」>エル

河口 > 「????」<エル

大輔 > 「……そういうものなのかな?」<何もできない>エル姉ちゃん

エルシィ > 「自分は大人だ、って意地はってるようじゃ、まだ子供だと思う。逆に、自分は何も出来ない子供なんだ、って分かったら、それは大人としての第一歩なんだと思うよ」> 大輔

まあ、姉さんがおれば、平気かな・・・・・。

『清音の日記』〜酒盛り〜
九月九日。晴れ。
河口はんが、大ちゃんにお酒を飲ましたようだ・・・。
正体がなくなるまで酔いつぶれた大ちゃん。・・・酔っ払いの相手は、大変や・・・。


大輔 > 「【ごくごく】ふい〜っ、うまいにゃ〜」

エルシィ > 「まったく…………この人たちは」

河口 > 「ん?呑むか?」>エルシィ

エルシィ > 「いえ、けっこうです」

大輔 > 「呑もうよ〜、姉ちゃ〜ん」

河口 > 「酒の楽しみを知らんのは、人生の半分は損してるぞ」>エルシィ

大輔 > 「そんだぞー」

エルシィ > 「いいですよ、半分ぐらい損してたって」

河口 > 「わからんやつめ・・・・(酒瓶を大輔のほうにこっそり押しやって目配せ)」

大輔 > 「(ボーっとした目で見てるw)」<酒瓶

河口 > 「(こいつも使い物にならなくなっとる・・・・)」

エルシィ > 「私は紅茶の方が好きですから」

河口 > 「茶か・・・・。俺は酒と水以外、飲むものの違いがよくわからんのだ」

大輔 > 「……こーちゃも、おいしい〜よー」

エルシィ > 「そっちの方が、人生の半分を損してますよ」>河口さん

河口 > 「なるほど、半と半。足せばちょうどということか。ひゃっひゃっひゃ」


『清音の日記』〜こおろぎ〜
九月三日。曇り。
河口はんが、こおろぎを食べた。姉さんは、蝗を食べるらしい・・・。
昆虫やん・・・・・。

河口 > 「(庭先のコオロギを捕まえて食いつつ)・・秋だな」>響

清音 |> 「・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」<こおろぎ

エルシィ > 「…………河口さん、人の姿でそれはやめてください」<コオロギ

響 > 「まぁ、血液飲んでるやつもいるんだからそんな驚かんでも」<こおろぎ

河口 > 「ん?食うか(捕まえる)かさかさかさかさ・・・・(こおろぎ)」>清音

清音 |> 「!!!!!!!!!」激しく首を振りつつ、おしりで後退

響 > 「それもデレカシーがないと思うからやめとけ」<食うか?>河口

河口 > 「?よくわからんが・・・ひょい・・・パク・・・ごくり。うむ、触角がなんともいえんな」

清音 |> 「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(涙)」<触覚が〜

エルシィ > 「……蝗の佃煮なんかは好きですけど、さすがにそのままというのは……」

清音 |> 「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」愕然(笑)<蝗の佃煮〜>エル

エルシィ > 「???何か変かな?」>キヨちゃん

清音 |> 「蝗って・・・昆虫ですよう(涙)」>エル

河口 > 「イナゴもうまいぞ、腹の中でこう、跳ね回ってな」>清音

清音 |> 「うわあ・・・・やめてえ〜〜〜(涙)」耳を塞ぎつつ<腹の中で

響 > 「それをやめろって(呆れ)。面白がってるだろう」>河口

エルシィ > 「結構美味しいんだけどなあ」>キヨちゃん

清音 |> 「・・・どういう味なんです?」>エル

エルシィ > 「どういう味って聞かれると答えづらいけど……結構歯ごたえがあるね」

・・・・・・どうやら、蝗は歯ごたえがあるようや・・・