エリスサーガ第一話


この話は過去帳の「妹が京に来たりて騒ぎ撒く、のこと」の後日談になります。
先に読んでおくと、より楽しめると思います……読まなくても、問題ありませんけどw




エリス 「ついでに龍多さん、妹さんにちゃんとフォローしました?」w

龍多  「はっはっは、ちゃんと京都見物に連れて行きましたよ♪…まあ、それはそれで大変だったんですけどね…(ため息)」

エリス 「ふむ……ということはさっきまでニュースでやっていた京都群発地震は多津利ちゃんの仕業なんですね、全部軽震でしたけどw」

龍多  「ああ、ニュースにまでなってましたか…はっはっは」力なく

エリス 「多津利ちゃんはちょっと怒りっぽい見たいですねぇw」

龍多  「まあ、一寸じゃ無いんですけどね、はっはっは」

エリス 「まー頑張って世話して上げて下さいね、彼女当然藤代神社に泊まるんですからw」

龍多  「はっはっは…早速マミリに絡んでましたけどね…(ため息)」

エリス 「……まぁお兄さんに甘えたい年頃の子には、周りに女性がいるだけで嫉妬するんですよw」

龍多  「はっはっは、そういうものなんですかねぇ?」

エリス 「そう言うものですよー それに背伸びしたい年頃ですから、近くに大人の女性がいると……ねw」

龍多  「はっはっは、大人の女性には最近縁が無いんですがね?」

エリス 「多津利ちゃんから見て大人の女性ですw」

龍多  「大して変わりませんよ…マミリだって12じゃないですか」

エリス 「外見で二歳年上でしょ? かえってライバルとして意識しますよ。それに大好きな“兄上様”の一番近くにいる人ですから(くすくすw)」

龍多  「はあ…困ったものですねぇ…」

エリス 「まー頑張ってふぉろーしてあげましょう♪ ……それはそうと里では大騒ぎだったんじゃ?w」

龍多  「その様ですねぇ…何しろ黙って出て来たみたいでして」

エリス 「……大がかりな捜索隊とか組まれてたんじゃないですか?w それに、どーせなにか龍神の秘宝持ち出したんでしょうw?」

龍多  「はっはっは…良く判りますね?」

エリス 「多分、大人になった姿を見せたかったんでしょうね……それで最初は年頃の姿だったんでしょ?w」

龍多  「そのようですねぇ…まあ、化けてたおかげで面影も何も無かったんですがね?」

エリス 「そのせいで気付かなかったんですよね……でも、それならそれで妹であること積極的に確かめて下さいw」

龍多  「はっはっは、嫌って言うほど確かめてますとも♪」心なしか疲れ気味w

エリス 「(くすりw)……ま、手が掛かるようなら呼んで下さい、まみりちゃんと一緒に面倒見ますよーw」

龍多  「ははは、是非お願いしますね」

エリス 「ただし、龍多さんの面倒はみませんから♪」

龍多  「はっはっは、それは残念♪」

エリス 「ちょっと考えてましたか?w」

龍多  「実はほんの少しだけ♪」

エリス 「(にっこり笑って)季節はずれの吹雪に遭いたくなかったら、無茶はしないことです♪ ……受け止めたときの行動、忘れてませんからねーw」

龍多  「いや、つい魅力に負けてしまいましてね、はっはっは」

エリス 「……本気で喰らいますか?(ニコリと微笑w)」

龍多  「はっはっは、それだけエリスさんが魅力的って事ですよ、別に悪気はありません♪」

エリス 「……悪気がないから厄介なんですよねー瓜生さんも、龍多さんもw」

龍多  「ま、本気で嫌がる事はしたくありませんけどね…やはり女性は大切ですしね♪」

エリス 「ふむ、ならばこれぐらいの距離が一番いいですねー普通に話せますw」

龍多  「ふむ…成る程、ではこれからももっともっとお話致しましょうね?」

エリス 「む……そう来ましたか、まーお話だけならいいですよー、口説かないなら♪」

龍多  「はっはっは、気長に行かせて頂きますよ♪」

エリス 「まー待ってる内に私の寿命の方が来るでしょうけどね−w」

龍多  「では、少しでもその時までの慰めにして下さいな…私でもその位のお役には立てますよ♪」

エリス 「んーそうですねー 深くならないなら……ね(淡い微笑)」

龍多  「そうですね(微笑)……まあ、私は深くなるのも歓迎なんですけどね、はっはっは♪(破顔)」

エリス 「ふふ……私はあんまり死後にまで、私のことを覚えて置いて欲しくないんですよー」(明るい笑いw)

龍多  「大丈夫ですよ♪…少なくとも私はもう忘れませんからね(柔らかく微笑)」

エリス 「んーそれはダメですよー 死んだ後には全部忘れてくれないとー(あくまで明るく)」

龍多  「はっはっは、私が女性の事を忘れられるとお思いで?」明るく

エリス 「……あんまり思いませんねー む……困りました(微笑)」

龍多  「はい、困ってください♪(微笑)」

エリス 「……ま、考えるだけは考えておきますかね(微笑w)」



龍多  「ふふふ…どうやら押入れの中に大きな鼠が居るようですねぇ…それも3匹♪」

エリス 「……でてきなさい、そこの押入で覗いている三人組w」

葵   「・・・・・・。(カリカリカリ)にゃお」w

狐杜  「・・・こーん(汗」w

隼人  「やぁ、こんにちわ(爽やか」

龍多  「はっはっは、中々お行儀が悪いですねぇ♪」

エリス 「……釈明はありますか? 遺書の用意は? 季節はずれの吹雪の中でガタガタ震えながら謝罪する心の準備はOK?♪」

葵   「ああー、他の二人はどうなってもいいのでワタシだけは許してくださーいw」嘘泣きw

隼人  「ひでっw」

狐杜  「仲間を売るな、全部コイツが考えました」隼人を指すw

エリス 「――許しません、氷の中で反省しない――アビス♪」w>三人

狐杜  「あうっ(カチーン・・・パリパリ)・・・さ、さぶい」

エリス 「……それ以上寒い思いをしたくなかったら、全員後で境内の掃除です、いいですね?」w

葵   「はーい、わっかりましたー!」

隼人  「え〜w」

狐杜  「分かりましたーっと!」すれ違いざまスカートめくってくw

龍多  「何と言うか…子供ですねぇ…」しっかり見てるけど

エリス 「――貴方たちは、いくつですか――――――――――っ!」(大声w)>三人

葵   「あははははあははは!」お腹抱えてころがりまくりw

エリス 「……葵さん、後で覚悟しておいてください、全員、お仕置き追加です」

龍多  「はっはっは、剣呑剣呑♪」w

エリス 「……で、龍多さんも見たんですね?(ギロリw)」

龍多  「はっはっは…御免なさい、見えちゃいました♪」

エリス 「……――……――お仕置きです――アビスッ!」(顔真っ赤でw)

龍多  「(こきんっ)………はっはっは、相変わらずのキレで(ばりばり)」

エリス 「……心臓、止まるまで、やって、あげましょうか!?w」>龍多さん

龍多  「遠慮しますよ、それじゃこの先貴方の事を覚えておけないじゃないですか♪」

エリス 「――いま、ここで心臓とまったら、覚えておく必要も無いです……! ――アビスw」

龍多  「(ひょいっ)はっはっは、それは私がイヤです♪」

エリス 「待ちなさい! こら、逃げたらだめですー!w」

龍多  「はっはっは、なら捕まえてみてくださいな♪」

エリス 「こーのー いい加減、大人しくしなさいっ!w」

龍多  「はっはっは、イヤです♪」

エリス 「――アビスッ! ――アビスっ! ――アビスッ!w」

龍多  「(ひょ〜いひょ〜いひょ〜い)はっはっは、それでは私は捕まりませんよ〜♪」

エリス 「ええいっ、すばしっこいんですからっ!w」

龍多  「取り柄ですから♪」

エリス 「竜神さんなら大人しくつかまりなさいー!w」(意味不明w)

龍多  「捕まえられたら大人しくしたげます♪」

エリス 「つかまる前に大人しくしなさいっ!w ――アビス!」

龍多  「はっはっ(壁)は?(こきんっ)」ぱたっw

エリス 「ふ、ふ、ふ……追い詰めました♪」

龍多  「(ぱりぱり)いやあ、追い詰められちゃいましたねぇ、はっはっは♪」

エリス 「はぁ、はぁ、はぁ……おいつめまし、た……w」(息切れw)

龍多  「おやおや、大丈夫ですか?……無理はいけませんよ、お体に障る…(微笑)」

エリス 「――あ、び――」(クラリと、一瞬朦朧と意識が途切れるw)

龍多  「おっと(抱き止め)」w

エリス 「……す ……………………………え?」(意識戻ったw)

エリス (無言で目の前にある龍多さんの顔を見るw←現状認識してない)

龍多  「おや、いけない…またやっちゃいましたね♪(微笑)」

エリス (顔が真っ赤になる←現状認識w)「――あ……」

龍多  「済みませんね…無理させちゃいました(汗)」

エリス 「――――――――――――――――――なんて、ことやってるんで、すか」(←脳が沸騰しすぎてアビスすら思い浮かばないw)

龍多  「おや、失礼……何しろ緊急でしたもので(柔らかく微笑)」

エリス 「――――――――――――!!!?〜〜 はや、く、早く、下ろしてくださいっ!!」(

龍多  「はい、ただ今…大丈夫ですか?立てます?」手を離します

エリス (一度はふらふらと立つが……一気に興奮したので、目の前が暗くなって、本格的に気絶w)

龍多  「おっと(抱き止め)…やれやれ、悪い癖ですねぇ、私も…(微笑)」

エリス 「………………………だめ、なんですよー……わたしと、仲良くなった……ら」(悪夢)



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