〜キャラクター作成ルール〜 |
登録のためのキャラクター作成のルールです。 |
『キャラ作成の前に』 |
キャラ作成の前に、基本となる約束事を簡単に。 まず、第一に、『キャラクターは基本的に一人につき、一人』。 二対、三体のPCを持つ、ということは、基本的に許可していません。 例外として、PCが育ってしまった後、新たにPCを作るということがありますが、これに関しては後述します。 また、同じようなキャラクターが被ってしまうのを避けるために、既にいるキャラクターと同じ種族はできるだけ避けてください。 これは能力に関しても同じことで、あまり似通ったタイプのキャラクターを作るのも避けましょう。 第二に、『どんな妖怪を作るのか、作成に入る前に設定をちゃんと決めておこう』。 ここ『遍窟寺』においては、伝統型の妖怪と、その他の妖怪、人間のキャラクターでは、CPに大きな差が出てきます。 そのため、まずキャラ作成に入る前に、管理人に『こんなのがしたいけど、扱いは?』と、聞いてください。 また、『百鬼夜翔』では、どういう妖怪か、と、言うことで、取れる能力も大きく変わってきます。 河童が『透明化』を持ってるのも変な感じですし、ハープの付喪神が、『ハープを弾けない』というのも、おかしな話です(それはそれで、面白いかもしれませんが・・)。 ですから、まず、設定をちゃんと決めておく、というのは重要になってきます。 また、『設定』は『誰が聞いてもわかる』ものの方がベターです。 最後に、『バランスを取ろう』。 さて、キャラクターを作成して・・・・最後にもう一度見直してみてください。 あまりに強力なキャラクターになっていませんか? TRPGは決して一人でやるゲームではありません。 まして、遍窟寺では、インターネットを通じ、顔を知らない人達が集まってゲームをするのです。 強すぎたり、バランスを崩してしまう恐れのあるキャラクターは避けてください。 あくまで、TRPGは皆でするゲームだ、ということを、常に頭の中において起きましょう。 |
『キャラクター作成共通ルール』 |
〜CPに関して〜 伝統的妖怪(河童とか、鬼とか、だいだらぼっちとかですね)に関しては、 〜 『600』CP 付喪神や、現代に新たに生まれた妖怪、半妖に関しては、 〜 『500』CP さらに、『特殊能力を持った人間』がしたーい!!という方に関しては、 〜 『350』CP(基本セットの変わりに、特殊能力セット//100CPを取得してください) と、します。 また、妖怪と人間とでは、作成のルールが微妙に異なっています。 それに関しては、後述してありますので、そちらを参照してください。 〜所属するネットワーク〜 『遍窟寺』(大規模)です。 また、『遍窟寺』はあくまで妖怪と人間の共存を目的としたネットワークです。この方向性に沿う事の出来ないキャラクターは、登録を見合わせてください。 ただし、溜まり場にはCPを払わなくても良いものとします。 〜禁止される特徴〜 以下の特徴は、基本的に取らないでください。 バランスが取れなくなってしまったり、オンラインのセッションでは、使いにくかったりするのです。 2Lv以上の地位、2Lv以上の「誰にでも」の名声 『頻繁』以上の無敵 富豪以上の財産。 1000CPを超える強力すぎる後援者、もしくは仲間。 『僕』。 人外の美形、絶対の美、名状しがたい、根源的恐怖 完全平和愛好 二重人格 また、それぞれにレベルのある特徴等に関しては、特別な事情がない限り5LVまで、とします。ただし、芸術系の才能に関してはこの限りではありません。 〜制限される特徴〜 以下の特徴は、取る場合、多少こちらで制限を加えさせていただきます。 やはりバランスが取れなくなってしまったり、オンラインのセッションでは、使いにくかったりする特徴です。 50を超える『巨大化しない』追加体力。 なお、巨大化レベルの筋力に関して、『巨大化L1』クラスの追加体力を持つキャラクターは攻撃用の技能レベルの限界が20ではなく、16になります。また、巨大化レベルが1上がるにつれ、限界値は−3されるものとします。 たとえば、巨大化2Lクラスの追加体力を持つキャラクターは攻撃用の技能を13以上にすることが出来ません。 生命力の十倍を超えるような追加HP 10レベル(叩)、9レベル(切)、7レベル(刺)をこえる攻撃妖術。 2レベル以上の攻撃回数増加、および、加速と攻撃回数の兼ね合い。 7レベル以上の抵抗妖術。 反射//吸収//『稀』以上の無敵 意志の強さ、および妖術抵抗。あきらめない。 悪運、および、超幸運。 『敵』および『使命』 〜NPC向きの妖術〜 これに関しては、設定時に管理人のチェックが入ります。これらの能力に関しては、『運良く取れても、1つか2つ』、くらいに思っていただけると幸いです。 また、これらの能力にかけられる限定に関しては、かなり厳しく裁定すると思ってください。 ちなみに、管理人が見て『常識の範囲外だな』と思う能力に関しては、ここに記されていなくても制限の対象となることがあります。 〜装備の使用〜 武器、銃器の使用は一切認めません。 使用したい場合は、『武器の手』や『武器化』の増強を活用して再現してください。 また、人間のキャラクターで、妖具使いとなった場合、鎧などの防護点なども 『妖力や妖術で取ってあるもののみ』 と、します。つまり、『プレートメイル』の妖具だからといって、そのまま防護点や受動防御を持っているわけでは なく、例えば防護点を取りたい場合は『追加防護点』として習得する必要がある、ということです。 その他、バランス的に難しい能力、問題があると思われる能力に関しては、ここにかかれていない場合でも、差し控えてもらう場合があります。 穴はいくらでもあると思います。 その際は、管理人の判断に従ってください。 おなじように、ここで許していない能力であっても、バランスと設定次第によって認めることがあるかもしれません。 どうしても、と思ったら、一応管理人に相談してください。 |
『妖怪作成ルール』 |
ここでは、600CPの伝統妖怪と、500CPのその他の妖怪の作成ルールを紹介します。 〜伝統的妖怪と、その他の妖怪の境目〜 これに関しては、管理人の独断と偏見によるものが大きいと思ってください。 最初の設定を見た時点で、こちらで判断します。 ただ、判断基準として、RPGやそういった『妖怪』や『伝承』を扱ったものに、まったく興味がない人が聞いて、『あ、知ってる』という物は、まず伝統型、となるでしょう。 また、『オシラサマ』のような、民俗学の範疇に入るものも、伝統型となります。 また、付喪神に関しては、基本的に500CPとなるものと思ってください。 〜禁止される妖怪〜 『遍窟寺』では『百鬼夜翔』の設定に、『特殊能力を持つ人間』という設定のみをを付け加えたものを使用しているため、世界観などは基本的に『百鬼夜翔』にそったものとなります。 つまり、『絶対神』との戦いの後、という事になるわけです。 そのため、いわゆる『新天使』以外の天使に関しては、使用できないものとします。 〜特殊な設定〜 固有名詞を持つような妖怪・・・茨城童子、妖孤玉藻、海外では、アポロンやクーフーリンなどなどの有名なキャラクターで参加したいという方。 一応、認めてはいますが、その場合、伝説にでてきた『本人(?)』ではなく、人々が伝承に触れる機会が増えた事から、つい最近生み出された、小さな『コピー』とさせていただきます。 例えば、妖怪『スサノオ』をする場合、作成できるのはあの伝説に出てきた『スサノオ』ではなく、京都にある、スサノオを祭った小さな神社によせる人々の思いが生んだ、『その神社のスサノオ』という事になります。 その場合、やはりコピーですので、記憶などは生まれてからのものとなり、伝説上の出来事などの記憶は、『一切』無いものとします。 また、そういった妖怪でも、無条件に600cpの伝統型になる訳ではなく、設定によっては、500cpの新しい妖怪となる場合もありますので、注意してください。 伝説上の『本人』が、何らかの理由で能力を封印されている・・・などの設定は、一切認めません。 ただし、そういったキャラクターでも、規模の小さい・・・例えば、浦島太郎に出てきた『亀』とか、鶴の恩返しに出てきた鶴とか・・・その程度のものに関しては、『本人(?)』であることも認めることも大いにありえます。 ただし、設定において、『非常に』特殊だな、と判断した場合、特殊な設定にCPを使っていただいたり、 差し控えていただく事があるかもしれません。これは、その他の妖怪にとっても同じです。 〜態度〜 態度に関しては、以下のものから選んでください。 善良・友好・中立・憧れ・警戒・自分は人間だ・優越/庇護 なお、態度によるCPは、−100CPの制限には含めません。また、態度パックも使用しません 〜基本セットの削除〜 基本セットからの削除に関しては、基本的に認めません。 設定上どうしてもというう場合のみは認めますが、その場合、削られた特徴はのCPは半分にし、さらに不利な特徴の−100CPの制限に含めます。 〜妖力・妖術〜 ・キャラクターの能力は、すべて、設定上から読み取れ、納得できるものにしてください。 つまり、そのキャラクターなら、持っているだろう、という能力しか取る事はできません。 例えば、河童が『火炎攻撃』を使ってきたら、一般的には『あれっ』と思う人が多いはずです。 逆に、そのキャラクターなら持っているだろう能力は、できるだけ修得してください。 例えば、雪を降らせることの出来ない雪女など、少し悲しいものがありますね。 〜増強と限定〜 限定に関しては、最終的に−50%まで、かけることができるものとします。 オリジナルの限定や増強に関しては、管理人に相談をお願いします。 〜技能について〜 技能に関しては、基本的に最大が20まで、とします。 ただし、そのキャラクターの基幹となるような技能、例えば、飛行機の付喪神の『操縦/飛行機』や、『あかなめ』の『家事/風呂掃除』(?)のようなものは、その限りではありません。 また、技能に関してもそのキャラクターの設定にそったもののみ、取得が可能とします。 たとえば、普段はごく普通の大学生、という設定のキャラクターが『銃器』や『戦術』をとろうとしても、一般的にはちょっとおかしいな、という感じがしませんか? 〜弱点〜 弱点は必ず−40CP以上取ってください。 また,弱点『蘇生不可能』に関して、従来通りだとさほどCPに較べ危険が少なくなってしまう傾向があります。 そのため、これは制限の−40CPには含まないものとし、『死亡した状態で、追加の攻撃を一撃でも受けると体は破壊される』ものとします。 〜妖魔以外のサプリメント〜 妖魔以外のサプリメントに関して、使用は許可しません。 |
『特殊能力者作成ルール』 |
ここでは、『特殊能力を持った人間』の作成法について記します。 まず、最初にお断りしておきたいのは、『人間は妖怪に較べて弱い!』という前提です。 350CPという限られたCPで人間の作成を可能としているのは、 『決して限られたCPで、どれだけ強いキャラクターを作る事ができるか競うため!!』 ではない、という事をご了承ください。 あくまで、プレイヤーの皆さんの選択肢を広くし、ちょっと変わったゲームを行うためのものです。 人間のキャラクターは妖怪に較べて能力の理由付けがしやすいため、CPが限られていても作成の自由度は高いと思います。 そのあたりを生かして、小さな能力で大きな成果を生んでいく・・・というのが、人間の醍醐味、となってくれると幸いです。 なお、人間に関しては、その他のサプリメントも導入できるようになっていますので、その場合、管理人のチェックはかなり厳しくなると考えておいてください。 逆説的にいえば、その他のところはちょっと甘いチェックになると思います。 さて、まず、人間のキャラクターは『特殊能力基本セット』100cpを取ってください。 これを前提条件とします。 『特殊能力基本セット』 内訳は以下の通りです。 『特殊な設定//妖怪に対抗できる』 〜 70cp 妖怪のゲームである『百鬼夜翔』において、人間のキャラクターをする、ということに必要な設定と、特殊能力(パートナーなども含めた)、というものを修得するのに必要な設定を含めたものです。 『特殊な設定//特殊な抵抗力』 〜 30cp これは少し特殊です。妖術の中には、人間と妖怪では効果の違うものがありますが、そういった術をうけた場合に『妖怪として』判定を行う事が出来ます。 つまり、人払いなどには引っかかる事がありません。 ただし、そういった妖術でも、『妖怪にも影響』の増強がされていた場合には、その限りではありませんが。 また、『妖怪のみ』の限定をしてある妖術などは特殊能力者には効果がありません。 『特殊な設定//超常的タフネス』&『我慢強さ』 〜 30cp これはいわゆる『マンガ的』ルール、というものです。 マンガなどでは、明らかに肉体的には人間のはずのキャラクターが『普通は死ぬだろう!?』というような攻撃を受けても、立ってくる、という状況がありますが・・・。 そういう状況を再現する特徴です。 通常、百鬼夜翔において、人間のキャラクターをする場合、追加HPや防護点のCPが高く、取りづらい傾向があります。 ですがこの特徴により、多少制限はあるものの、人間のキャラクターが、妖怪と同じCPでそういった特徴(追加HPが5CPではなく、0.5CP)を修得する事が可能になります。 いろいろ理屈はあるでしょうが・・・あくまで『マンガ的』ルールであると認識してください。 ただし、やはり人間は人間です。 腕が切り飛ばされてしまえば、普通は生えてくる事はありませんし、万が一首が無くなれば、HPが残っていても、死亡すること、間違いないでしょう。 『秘密//存在そのもの』 〜 −30cp 世界設定のとこに書いたように、あくまでこの世界における特殊能力者は、ごく稀であり、その力は常に隠されていなくてはなりません。 それがもしばれたならば、妖怪の存在がばれた時と同じように・・・いえ、あくまで人間である以上、それよりももっと悲惨な運命が待ち受けているでしょう。 以上が、特殊能力者セットの内訳です。 なお、妖怪の基本セットと異なり、このセットから削除をかけることは出来ません。 ただし、例外的にイメージ上の観点から我慢強さのみはカットできるものとしますが・・・・知りませんよ? その上で、人間のキャラクターに関しては、以下の変更点に基づいて作成してください。 〜人間としての顔〜 当然のことながら、戸籍や身元は基本的に持っています。 財産も、『標準』が基本となり、自宅に関しては、財産レベルが標準以上ならば普通の家までのものを、それ以下の場合は、アパートなどを0CPで持つものとします。 また重要な事ですが、不利な特徴は、−40cpまで(癖を除く)とします。 〜態度〜 態度に関しては、人間に対する態度というよりも、『妖怪、能力者に対する態度』と思ってもらうといいと思います。 以下のものから選んでください。 『友好的』(−15CP) 妖怪や人間、といった区分にあまり意味をもたせません。 差別感が無い、と言い変えたほうがいいでしょうか。 良い妖怪とは友人になれるでしょうし、悪い人間とは友人になれないでしょう。 また、自分の持っている能力の特別さを認識、自制し、それを良い方向へ向けようとします。 妖怪などの絡んでいそうな事件には、自分から首を突っ込みたがります。 大いなる力には、同じく大いなる義務が付きまとうのです。 よくマンガやアニメなどの主人公になるのも、こういったタイプといえるでしょう。 いわゆる、妖怪の友好や善良と対応する態度です。 『とまどい』(−10CP) 妖怪や能力者に対し、どこと無くぎこちない感じになってしまいます。 あくまでそのキャラクターの中では、自分は一般の人間であり、そんな自分が妖怪などの世界に踏み込んでしまったことに、とまどいを覚えています。 時には後悔したりするかもしれません。 人間社会に対しては、自分はいまだ人間である、という感覚と、既に自分が妖怪の世界に片足を突っ込んでいるのだ、という自覚のあいだにあります。 事件に関わるときも、正義感、というより、いまだ人間社会とつながっていたい、という失われたものへの憧憬のようなものが元となるでしょう。 つい最近能力者となったり、妖怪に関わったキャラクターの感覚を再現しています。 自分は人間だ、に近い態度です。 『やむをえない』(−10CP) 妖怪や能力者に関して、そういうものがいる、ということは仕方ないと思っていますが、しかし、それはあくまでいるから仕方が無いというだけのものであって、本来はいるべきものではない、と考えています。 妖怪などと普通の人間のあいだには多少線を引き、何の問題もない妖怪にいきなり襲いかかる事は無いでしょうが、トラブルを起こす相手には容赦ないハンターとなります。 また、自分の能力に関してもできるだけ使わずに済ませたいと考えています。 あくまで、それはありえないものなのですから。 妖怪の、警戒と優越をたしたような感じでしょうか・・・。 『中立』(−5CP) いわゆる、妖怪の中立、と同じものです。 一番人間っぽい、といえば、人間っぽいでしょうか。 〜妖力と妖術〜 これに関しては、妖怪のものに準じます。 しかし、その能力を持っている理由、にかんしては、かなり楽なのではないでしょうか・・・。 『先祖に雪女がいたんです!それで雪と氷を操れるんです!でも、半妖じゃないんです!』 ただし、余り特殊な設定は避けましょう。『前世がアトランティスの戦士だった!!』『俺は選ばれし勇者だ!!』 などなど・・・・・あまり、巨大な理由や、特殊なものを持ち出すのはやめてください。 遍窟寺の世界観にそぐわない設定に関しては、やはり差し控えてもらうことがあります。 (まずありえないと思いますが) 少なくとも、この『遍窟寺』の世界での特殊能力は、非常に稀であっても、ボタンを掛け違えたようなものと 思っていただけると、わかりやすいと思います。 〜増強と制限〜 人間のPCに対しても、限定は最終的−50%までにすること、とします。 ただし、人間のキャラクターは一つだけ、−75%までの限定をかけることができるものとします。 しかし、この-75%の能力は、あくまで『切り札』とし、恒常的に使用できるような限定の仕方では、認めません。 例えば『一回限り』(妖力であっても、1瞬のみとなります)や、HPO以下になっていないとダメ、などの使いづらい限定をかけてやってください。 ただし、後述する、特殊ルールを用いないキャラクターに関しては、その限りではありません。 通常使用する能力に、−75%までの限定をかけることが出来ます。 〜技能〜 技能に関しては、通常の妖怪の制限(基本的に20レベルまで)のほかに、通常の『技能に使えるCPは年齢の2倍まで』の制限を適用します。 〜弱点〜 弱点に関して、理由がはっきりつかないものに関しては取る事が出来ません。 〜特殊なルールとその他のサプリメント〜 人間のキャラクターについて、以下のルールの使用を許可しています。 ただし、バランスの問題から、許可できない、ということもあるかもしれますので、ご了承ください。 また、これらのルールを同時に使用する事は出来ないものとします。 〜側に寄り添うもの〜 妖怪に力を借りた人間、の再現ルールです。 これに関しては、『パートナー』を用いるものとします。 この時、パートナーとなる妖怪は常に500CPであるものとします。 まず、『パートナー//500CP』に、100CPを消費してください。 同時に、パートナーの方も、『パートナー//350CP』として、60CPを消費します。『仲間』に近い処理となっていますが、あくまでパートナーですので、判定の必要なく、つねに姿を見せてくれます。 さて、パートナーの妖怪に関してですが、あくまで自由なNPCである、ということを忘れないでください。 パートナーとの関係は、多少の上下関係はあるにしろ、基本的に『対等』です。当然、パートナーがいう事を聞いてくれない事態というのも、あるでしょう。 パートナーの妖怪に関しては、常に『伝統型以外』の妖怪として扱いますが、いくつか制限を設けます。 まず、限定に関して、これは最終的に±0となるようにしなくなくてはいけません。 また、切り札に関しても取る事は出来ないものとします。 また、直接攻撃を除く攻撃妖術などに関しても、通常の妖怪の限定にさらに-2します。 加えて、いくつかの妖術や妖力に関して、不可とさせてもらうことがあります。 その代表が『庇う』です。 「あれっ」と思われる方も多いと思いますが、武具の妖怪がパートナーで、庇われつつ戦う・・・というのは、知性を持った妖具というルールもありますので、そちらを使ってくださいというところですね。 〜鉄の拳で叩いて砕く〜 マーシャルアーツに関するルールです。 といっても、これに関しては強力なものが多いため(慣れた人が作ると、100CP同士で作ってもフル武装のキャラを瞬殺できます)限定させてもらうことの方が多いですが。 まず、『特殊な設定//武道使い』に、20Cpを消費してください。 また、『武器の手』『鈎爪』等でのマーシャルアーツ、をする事は不可とします。あくまで、素手としてください。マーシャルアーツはあくまで人間の体を基本として構成された技術、と規定します。 打撃部位としては『鈎爪』Lv1のみを、『手甲』のようなものとして許可します。 まず、コンビネーション、先読み、強靭精神は許可しません。それぞれ、妖力や妖術などで代用できるものがありますから、そちらを使ってください。 『強打』に関しては追加体力には適用されません。 また、妖怪に経絡秘孔のような技能は、妖怪に通じないということは覚えておいてください。 妖怪は、前述したように、首を落とされても生きているんですから。 達人の指導を取る場合、例外的に百鬼のルールにある、『武器の達人』を使用してください。 基本的に、効果としては『マンガ技能の前提』『妖術を受ける』のみです。 チャンバラ戦闘に関しては使用しません。 また、武術家に関して、流派に使用したCPに関しては、技能の年齢制限に含めません。 なお、マーシャルアーツ使用のキャラクターについては「追加体力」に次の制限が可能です。 「打撃力のみ」(−30%) この制限により追加疲労点、重量のあるものを持つ能力がなくなり、純粋に打撃力のみを得ることになります。 〜我が家に代々伝えられてきた・・・〜 妖具の力を借りて戦うキャラクターのためのルールです。 まず、『特殊な背景』として、『妖具の所有』50cpを取得して下さい。 修正ですが、妖具に関して修正は−30%までとします。 また、追加防護点や構成素材など、レベルに制限のある能力は、使うものの能力を基準とします。 増強に関して、『外せない』には、有利なものは不可、不利なものに関しても、よほどの問題が無い限り、許可はしません。 妖具に関しては一律に『破壊可能』とし、防護点10、HP100を持つものとします。 さらに、防護点5以下、ヒットポイント75、とする事で-10%を得ることが出来るものとします。 攻撃修正は修正無しの基準値を-6で命中とし、それ以上当たりやすくするなら、+2ごとに−5%。 当たりにくくするなら+5%の修正を受けるものとします。 ただし、小さくした場合、-2の修正ごとにHPは20点、防護点は3ずつ落ちるものとします。 貸し借りは基本的に不可とします。 〜本当の『魔法』を見せてやる〜 『ガープスマジック』を用いた、本物の『魔法使い』の為のルールです。 『魔法』に関して、まず前提として魔法の才能、を取得してください。 その後、覚えたい系統ごとに15CPを消費します。厳しいようですが、魔法はそれだけ能力を分化させやすく、万能キャラクターを作りやすいためです。 ただし、『魔化』を行う事に関しては、基本的に許可はしないものと思ってください。 また、抵抗系の魔法には、かけられた側は常に+5の有利な修正を得るものとします。 当然ですが・・・百鬼夜翔の世界では、マナは『疎』となっています。 つまり、基本的には魔法の技能の上限は基本的に15、になるものと思ってください。 また、魔法は『技能』であるという事も、お忘れなく・・・。 ただし、『脱水』を除く攻撃魔法については1ターンの集中に付き『4d』の効果を得られるものとします。 〜こんなこともあろうかと〜 超テクノロジーを用いる、『妖科学者』の為のルールです。 まず、遍窟寺における『発明家』、は常に『超々発明家』ということになります。 ただし、高テクノロジーを持っていても、『遍窟寺』においては武器、装備は妖具を除いて使用できないこととなっています。 技能の問題や、複雑さ、資金面からいっても、『複雑』妖具の開発も難しいでしょう。 加えて、『遍窟寺』においては、発明家の作成した妖具はそのシナリオで働くのみ、とし、さらに、二度と同じものは作れないものとします。 ただし、『即時の組み立て』、『こんなこともあろうかと』に関しては、これを許可しています。 これらについては、多少妖具的な効果のあるものであっても、GMは認めてあげてください。 |