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忍野修行 9 7/24
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私の住む御殿場では、7/23の晩から7/26までがお盆なので、24日だけですが、盆休みとなりました。しかし、お盆に釣りなんて、ご先祖様に怒られそうですが、「忍野はお盆じゃないからいいか・・」と屁理屈で納得して、忍野へ向かいました。
14時頃、漁協の駐車場に到着、やはり平日はガラガラです。ハッチは殆ど無く、ライズも少ないので、前回、味をしめた、ニンフを結び釣り下ります。程なく25cm程のイワナを見つけて、シルバー・ソラックスのフェザントテール#20で幸先よくキャッチしました。そのすぐ後に、フライを咥え込んだのは20cm程のウ・・と、25cm程のブラウンでした。
更に下って、よく大物が水底に定位している、鱒の家裏を覗くと、40オーバーのイワナが2匹、前後に並んで定位しています。早速、クリーム色のタングステンビーズヘッド・ニンフで底を流しますが、直下で水をせき止められて、深く重い流れに沈みきれないので、ラバー・コーティングしたオレンジのショットを噛ませました。何投めかに、イワナの頭上でショットが止まりました!すかさずあわせると、重々しい引きで走りまくります!! しかし、近くで掛けたので少々強引に手元に寄せて、今回はしっかり用意した伸縮ネットで、1発でランディングしました。40cm位のでっぷりとしたイワナです。一気にランディングしたために余力が残っているのか、写真を撮ろうとしてもドタン、ドタンと暴れてなかなか撮れません。苦労しているうちに、ドッボーンッと川に落ちちゃいました。
気を取り直して、魚を探すと、ブラウンを発見、鼻先にヘアズ・イヤー・ニンフを流し込むとあっさり咥え込みました。30cm強でコンディションも良好でした。
先程、並んでいたイワナが気になり、戻ってみると、幾分浅いところに移動しています。クリームのニンフを何度か流すと、パクン!ときました!! この瞬間は一部始終丸見えなので、ドライフライに出た時と同様の昂揚感があります。完全に中毒です! グングンとイワナらしい重い引きで、暴れます。先程のイワナよりも苦労してようやくランディング。先程よりも幾分スリムなジャスト40cmの精悍なイワナでした。
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↑ 30cm強のブラウンです。
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ほぼ同サイズで2匹並んでいたイワナの片割れです。最初の方が太くて
紋もクッキリしていました。
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良いサイズに気を良くしながら釣り下ると、茂平橋の手前で、藻の切れ間にライズを見つけました。目立つハッチは無いので、上流でマイクロ・カディスのハッチがあったのを思い出し、#20のカディス・パターンを流すも反応がありません。テレストリアルかと思い、#18の羽蟻パターンを結ぶとアタックがあります。環境が良く、産卵も多いようで幼魚も多く、チビッコがフライをつつきます。すぐにバシッと出たのは、25cmのブラウンです。
長い昼も、段々と夕闇が迫り、薄暗くなってきました。ケニスのハッチにユスリカが混じる感じで、ライズも盛んになってきました。まだ小さいフライが見えるので、CDCの目印付きの、ツイストシャック・ユスリカ#24を流すとバシャッと飛沫が上がり、キリキリと走りまわります。「多分ヤマメだな、イイ型だ!」手元で少し苦労しましたが、無事ランディング、コンディションもまずまずの、銀化がかった28cmのヤマメです。
さすがに、小さいフライは見えなくなったので、白いヘンハックルティップ・ウイングのスタンダード・ドライ#16に替えると、すぐにバシャッときたのは、尾鰭が丸いのが残念な30cmのヤマメでした。更に夕闇が迫り、白の八ックルにヘッドセメントでコーティングしたフラッシャブーのボディーのパラシュート#10で30cmのニジマス、最後は、ホワイトウルフ#8に、30cm弱のブラウンで〆でした。
今回も、日中はニンフのサイトフィッシングで楽しめ、イブニングは魚の活性、反応共に良く、キャッチした魚の倍以上はフッキングしたので、とても興奮しました。ウ・・まで入れて、1日で5魚種を制覇できました。
しかし、日中はハッチ、ライズ共に少なかったので、仕方ないですが、その時のアタリニンフばかりで安易に釣らず、なるべく、その時の状況にマッチしたアプロ−チを心掛けて行きたいと思います。
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ユスリカ・シャック#24に飛びついた28cmのヤマメ。
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↑ヒレが丸いのが少し残念な尺ヤマメ。
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