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忍野修行 10 9/1
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1ヶ月余りご無沙汰の忍野に、イブニングのみですが、行ってきました。
午後4時過ぎに、漁協の駐車場に到着すると、大急ぎで仕度を済ませ、川に向かいます。 釣堀下の堰堤下を覗くと、まあまあの型の岩魚が定位しています。このところ、ニンフで割りといい思いをしているので、早速、クリームの#16のニンフで探りを入れてみます。
しかし、少し渇水気味のようで、ニンフの沈みが早すぎ、根掛かりの連発です。シルバー・ソラックスのミッジ・ピューパ#20に替えると、何度か咥えるもののスッポ抜けです。
少し下流に行くと、でかいニジマスが水中を流れる流下物を捕食しています。50センチ近くありそうです。他にも40〜30センチの岩魚が数匹定位しています。期待にドキドキしながら、ニンフを投じてみます。何度か鋭い反応はあるものの、咥え込むまでには至りません。
そのうちに流れるフライに逃げるようになってしまったので、イブニングに目星を付けているポイントが芳しくないようなら、また挑戦しようと、事前に考えていたお目当ての場所へと移動しました。
底藻の生い茂るその場所は、藻の切れ間でライズが多くあります。
散発のライズで、ハッチもユスリカがポツポツと、クリームのコカゲロウが少々といったところですが、ユスリカ・シャック#24で様子を伺います。ティペットは0.3号、コンディションの良い魚が多く、藻に突っ込まれるので、この細さが限界です。しかし、水面がヨレて複雑に波打っているので、魚の出には、それほど影響が無いように感じています。
何投かすると、バシャッ!とフライに出ましたが、スッポ抜け。暫く後に、またまた空合わせです。どうも先日の岩魚釣りで、合わせのタイミングが遅くなっているようです。
「次こそはー!!」ちょっと興奮気味です。
バシャッ!!
「きたーー!!」
電光石火の合わせ切れでした・・・
少し、落ち着いて仕切り直し。
バシャッ! 今度は落ち着いて合わせも決まりました。30センチ程のニジマスのようです。藻に突っ込むのをいなして、ネットを差し出しますが、あえなくバレてしまいました。
その後、20センチに満たない、ニジマスの幼魚がフッキングしました。忍草漁協は稚魚放流を行っているのでしょうか?その容姿は、忍野で生まれた魚のような気がします。環境の素晴らしいその場所は、フライを追う15センチにも満たない幼魚をよく見ます。
ユスリカパターンの反応が鈍くなってきたので、コカゲロウのフローティング・ニンフ#20に替えました。薄暗くなり始めてきましたが、まだ、ラムズ・ウールのウイングは良く見えます。
いつも、藻の切れ間ギリギリに付いて、私のフライを無視するヤツが、ス〜ッとフライに近づいて、ついにフライを咥えました!!
バシャバシャーーッ!! ひとしきり水面を暴れて、すぐに藻に突っ込もうとしますが、強引に浮かせます。
相手にペースを握らせないうちに一気にランディングしようとネットを伸ばしますが、意外と良型で、簡単には寄って来ません。ギュ−−ッ!!と走り出したので、少しラインを送ります。あまり緩めると藻に突っ込まれるので、何とか竿でタメて堪えます。魚が止まったので一気に寄せに掛かりますが、ネットに誘導できません。また走るのを、どうにかいなして、やっとランディング。
33センチの幅広ヤマメでした!! ウレシ〜〜!!
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↑フロ-ティングニンフに出た33センチのヤマメ。ドタバタと暴れたので、両向きの写真が撮れました。↑
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一息つくと、辺りは急に暗くなってきました。さすがに小さいフライは見難くなってきたので、ティペットを6Xに替えて、ホワイトパラシュート#12を結びました。
幾つか、バラした後、小さいライズに合わせると バシャバシャーーッ と、すごく派手に飛沫が上がりました。ティペットも太く、フックサイズも大きいので、一気にランディングしました。
ネットの中で、ドタバタと暴れているのは、またまた34センチのヤマメです!! やりました!尺上連発です!!
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その後は、ドライが見えなくなるころ、ヒゲナガと蝙蝠が出始めて、ヒゲナガ・アダルトに幾つか出ましたが、フッキングには至らなく、ジ・エンドでした。
忍野って、やっぱりいいですね!通い込む程に、のめり込んでいきます。でも最近、少々出来すぎですね。手痛いしっぺ返しを喰らわないように、修行を続けたいです。
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↑ホワイト・パラシュートに出た34センチのヤマメ。
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