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忍野修行 12
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9月22日
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9月の日曜も、今日を入れて後2回となりました。
午前中に雑用を済ませ、出かけようかという頃に雨が降ってきました。昨日から、風邪気味だったのが悪化したようで、体調が優れません。どうしょうか躊躇するうちに、めまいがしだし、頭がくらくらしてきたので、風邪薬を飲んで寝てしまいました。
ところが、30分もしないうちに、薬が効いたのか、爽快な気分になって、俄然ヤル気が出てきました。もうじっとなんかしていられません。大急ぎで仕度を済ませ、速攻で忍野へと向かいました。
15時に漁協の駐車場に着くと、かなりの車が停まっていますが、中で雨宿りの人が多いようで、釣りをしている人は少なそうです。
雨仕度を済ませて、堰堤下の流れを見ると、早速、良いサイズの岩魚が、餌をついばんでいるのを発見しました。常套手段の、シルバーソラックスのフェザントテール・ニンフ#20で様子を伺いますが、雨滴で水面が乱れて、フライが確認できません。しかし、おおよその見当がつくので、魚を観察していると、時折、フライに反応するものの、食いつくまでには至りません。
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流れのあちこちにいる魚を狙いながら、釣り下ると、鱒の家裏で、表層で盛んに摂餌しているヤマメを発見しました。 (どうせ一筋縄ではいかないだろうな・・)と思いながら、何気なくキャストすると、ス〜ッとフライに近づいて、パクンと咥え込みました!! (ウソッ!食べちゃった!!) 一発でくるとは全然予想外だったので、なんか狐につままれた気分です。
近くでかけたので、#20、0.3号ですが、それ程、苦労しないでランディングしました。
婚姻色で黒ずんできた34センチのヤマメです。サビた体が、何か痛々しく感じられて、大急ぎで写真を撮り、体長を測ってリリースしました。
嬉しい反面、ちょっと複雑な心境で、釣り下りました。景勝庵の裏で、水面直下で捕食をしている魚を発見、ドライには興味を示さないので、ボディにコパーワイヤをぐるぐる巻きにしたミッジ・ピューパ#22をキャストすると、魚影がスッと近づいて餌を食べる仕草をしたので、すかさずあわせます。よく肥えた30センチ強のニジマスでした。
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雨は時折、小降りになりますが、イブニングを迎える頃に、雨足が強くなってきました。
新名庄川の出会いでライズを待ちますが、秋の寒雨では、ヒゲナガも他のハッチも期待できそうにありません。
案の定、待てども、ライズは殆どありません。それでも、ヒゲナガのアダルト#10にフッキングしましたが、バレてしまいました。辺りに誰もいなくなり、もういい加減上がろうか・・という頃に、ヒゲナガは見当たらないのですが、ゴボンッと派手なライズが幾つか起こりましたが、フライには反応しませんでした。
来週は今シーズン最後の釣行となりそうです。良い締めくくりができれば、と思います。
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