V's Batting

アウトステップは修正できたと思います。また、右手主導もほとんど気にならないと思っています。
チェックポイントとしては、
１．③で右足がやや開いている。
２．①～③の構えで、腰で立っていない
３．顔で投球を追かけてしまう
以上の３点くらいだと思います。どうでしょうか？

＜Nao.A君＞

大分、よくなりましたね。良くなりましたが、やはりまだ右手を使うのがまだ早いです。

⑨は素晴らしいのですが、⑩ではもう右手を使ってヘッドを出そうとしています。

⑭では、いかにも「私は右手を使って打ちました」という証拠写真のようですね。(笑）

引き続きもっとヘッドを遅らすことは、今後も意識し続ける必要がありますね。
⑫から右手を離すことができればいいんですけどね。

それから、全体的にミートポイントが近すぎるようです。

もう少しポイントを前で打つイメージの方がいいですね。

それと関係していると思うのですが、（写真では判りにくいのですが）テークバックの始動が遅いということはないですか？

一枚目の写真では自分のスタンスが取れているのですから、問題はないと思うのですが、
始動が遅いために自分の打つべきスタンスを取れないうちに、もうボールがそこまで来てしまった感じですね。

もう少しだ、頑張れ！

確かにアウトステップが酷いようですね。矯正した方が良いと思います。

しかし、今のスイングイメージではなかなか直らないと思います。

ＮａｏＡ君は、右手でボールを打ちたい気持ちが強いようで、ほとんど左手が使えていません。

左手が使えるようになれば、このアウトステップも解消されるはずです。

このことを押さえておいて、連続写真を見てみましょう。

先ず、⑥でグリップ位置が下がってしまっています。

構えた所からそのままバットを始動させるのでは、右手が使いにくいからです。

右手を使って始動するのに都合の良い位置に一旦下げているのです。

あくまでも右手を使って強く打ちたいのではなく、右手を使いたいだけなんです。

それが、⑧⑨の右手の背屈に表れています。

そして、⑬⑭の右足で押しているフォロースルーに繋がっています。
これではレフトに強い打球は飛ばないはずです。

・片手スイング

力は入れなくていいですから、バットを肩に担いで構えて下さい。

左手一本でスイングします。

この時に気を付けるのは、身体（腰）を先に回して、身体が投手方向に正対するまで
肩にバットを乗せておくことです。

それからインパクト以降は右足も完全に地面から浮かせて、
振り終わったら左足一本で立った状態を作ります。

先ずこの感覚を身体で覚えることが先決です。

・ラケットトスバッティング

テニスボール（軟式、硬式どちらでも可）を投げてやって、それをラケットの面で打つのでは無く、
側面でミートする練習です。

左右ともやるのですが、片手で打ちます。（右手を多くする）

イメージ作りを重視しましょう。

これをある程度やってから、ベースから離れたスタンスから踏み込んで打つように指示して下さい。

暫くは、バットは肩に担いだ状態の方が良いでしょう。

①の構えのままスイング始動します。

小生は、インパクトのイメージは良いと判断していました。

大きな間違いだったようですね(T_T)