北アフリカの世界遺産



No. 世界遺産名 国名 登録年 訪問年 オレの評価
33 カイロ歴史地区 エジプト 1979 2004 ★★★★
34 メンフィスとその墓地遺跡
ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯
エジプト 1979 2004 ★★★★★
35 アブシンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群 エジプト 1979 2004 ★★★★
36 古代都市テーベとその墓地遺跡 エジプト 1979 2004 ★★★★★
No. 世界遺産名 国名 登録年 訪問年 オレの評価
87 マラケシ旧市街 モロッコ 1985 2008 ★★★
88 エッサウィラのメディナ(旧名モガドール) モロッコ 2001 2008 ★★★
89 フェス旧市街 モロッコ 1981 2008 ★★★
90 テトゥアン旧市街(旧名ティタウィン) モロッコ 1997 2008 ★★★
103 古都メクネス モロッコ 1996 2008 ★★


33 カイロ歴史地区 (エジプト)
概要  カイロは人口1200万人を誇るアフリカ最大の都市、そしてイスラム文化の中心地として栄え、優れたイスラム建築が随所に見られる。
アクセス  ルクソールから列車で10時間、ダハブからバスで8時間。
オレの感想  まるでアジアのような活気に溢れたカイロは、新しいもの、歴史を感じるもの、イスラム文化、欧米文化が混在する熱い街だった。やっぱこの暑さと熱さが良いよね。
オレの評価 ★★★★


34 メンフィスとその墓地遺跡
ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯 (エジプト)
概要  カイロ近郊のナイル川沿いには、代々の王が築いた多くのピラミッドが残っている。その数60あまり。かつては王墓説が有力だったが、最近ではナイルの氾濫によって職を失った人々への救済事業であったと考えられている。
アクセス  ギザのピラミッドはカイロからバスなどで45分。
オレの感想  ギザの3大ピラミッドはさすがに感動した。その他のピラミッドも何カ所か見たが、どれも凄かった。ただ残念だったのはピラミッドの内部だ。高い金を払ってもほんの一部しか進むことができない。スフィンクスも小さくてビックリ。
オレの評価 ★★★★★


35 アブシンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群 (エジプト)
概要  エジプト南部、スーダン国境付近に広がる遺跡群。特に有名なのはラムセス2世が作った巨大な岩窟神殿のアブシンベル神殿。アスワンハイダムの建設によりダムの湖底に沈む運命にあったこの巨大な神殿は、ユネスコにより高台へと移設された。
アクセス  アブシンベルへはアスワンから車で3時間。通常はツアーで行く。
 アスワンへはカイロから列車で13時間。ルクソールからは3時間。
オレの感想  神殿入口の巨大なラムセス2世座像は圧巻! 内部もすばらしいし、照明が絶妙な雰囲気をつくりだしている。隣にあるイシス神殿も同様だ。ただ、ここはあまりにも暑すぎる。オレが行ったのは夏で、早朝でも日本の真夏以上という灼熱地獄。
オレの評価 ★★★★


36 古代都市テーベとその墓地遺跡 (エジプト)
概要  ルクソールはかつてテーベと呼ばれ、紀元前16〜11世紀に首都として古代エジプト史上、最高の栄華を誇った。「生者の都」とされるナイル東岸には数々の神殿群が、「死者の都」とされる西岸には墳墓群が残っている。
アクセス  観光の拠点はルクソール。ルクソールはカイロから列車で10時間。ナイル東岸の神殿群は徒歩でも問題ないが、西岸の観光はレンタサイクルかツアーで。
オレの感想  ルクソール神殿、カルナック神殿、ハトシェプスト神殿、王家の谷、と多くの遺跡があってどれも凄いし、遺跡以外の風景も良かった。オレが好きだったのはカルナック神殿。特に夜のライトアップされた神殿は必見だ! が、夏はハンパじゃなく熱すぎる! 西岸は特に要注意だ。
オレの評価 ★★★★★


87 マラケシ旧市街 (モロッコ)
概要  11世紀、イスラム王朝の都として築かれ、サハラ砂漠とヨーロッパとを結ぶ交易の重要拠点として栄えた。20kmに及ぶ城壁に囲まれた旧市街は北アフリカ最大規模。ジャマ・エル・フナ広場をはじめとしてスーク、王宮や宮殿など見どころは多い。
アクセス  カサブランカからバスで4時間。
オレの感想  かつてバックパッカーの聖地と呼ばれたマラケシュ。オレもそんなこの町に憧れを持っていた。しかし、今はもうただのテーマパークにすぎない・・・。おもしろいことはおもしろいが、いかにも観光客のための町になりすぎている。オレの目には「やりすぎて台無し」と見えた。
オレの評価 ★★★


88 エッサウィラのメディナ(旧名モガドール) (モロッコ)
概要  大西洋に面するエッサウィラは、18世紀に入ると軍事、貿易の拠点として栄えた。当時の王はフランスから有名な建築家を呼び、高い城壁と砦に囲まれた白い町並みを誕生させた。20世紀に入ると芸術家の集まる港町として発展。
アクセス  カサブランカからバスで6時間。
オレの感想  青い空と青い海、白い家々と白いカモメ。となるはずだったのだが、オレが滞在した間は曇り時々雨。風景が良い街なだけに、かなりのイメージダウンとなってしまった。天気さえ良ければ評価の★はひとつ増えたかも?
オレの評価 ★★★


89 フェス旧市街 (モロッコ)
概要  8世紀、イスラム王朝、イドリース朝の都として栄えた町。南北約1km、東西約2kmの城壁に囲まれた旧市街は迷路のように小道が入り組み、世界一の迷宮都市と呼ばれている。スペイン人、ユダヤ人、ベルベル人、チュニジア人の集まる国際都市であった。
アクセス  カサブランカからバスで4時間。
オレの感想  たしかに迷路のような旧市街はおもしろい。多くの店がひしめき合い、歩いているだけでも楽しかったが、しつこい人が多いのでムカツキ度も高かった。
オレの評価 ★★★


90 テトゥアン旧市街(旧名ティタウィン) (モロッコ)
概要  15世紀、スペインのイスラム王朝が敗れると、多くのムーア人がこの地に逃れてきた。ムーア人はもともとアフリカ人だ。彼らによってスペイン・ムーア様式と呼ばれる建築が確立され、町は栄えた。
アクセス  タンジェからバスで1,5時間。セウタから乗合タクシーで1時間。
オレの感想  この街も世界遺産は旧市街なのだが、いい加減もう飽きた。旧市街よりも白い街の全景の方がすばらしい。とはいえやはり旧市街もまあまあ。
オレの評価 ★★★


103 古都メクネス (モロッコ)
概要  17世紀、温暖で水が豊富なこの土地にアラウィー朝の都が置かれた。王のムーレイ・イスマイルはヨーロッパ諸国と交易し、メクネスを発展させたが彼の死後、息子により都は移されてしまった。
アクセス  カサブランカからバスか列車で3,5時間。
オレの感想  なかなか雰囲気はある街だが、モロッコの最後でここへ来たオレは完全に飽きてしまっていた。どこも同じような街ばかりなのだ。最初にここへ来ていればもっと印象は良かっただろう。
オレの評価 ★★


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