北インド セーナー村
ブッダの歩んだ道 2004年2月
インドの田舎は美しい
道はゴミだらけ、汚い体の豚や牛、犬、ニワトリが歩き、
人々も粗末なかっこう
そんな風景がたまらなく美しいのだ
汚いのだが美しい風景
ブッダの歩いた時代から変わらない美しさ


北インド ブッダガヤ
老婆 2004年2月
歳の数だけ深いしわを刻んだ老人たち
どこの国の老人も、その味のあるしわで人生を語る偉大な先人たちだ
かつての若者で、未来のオレたち
彼らから学び、受け継ぐべきものは多い


北インド ラージギール
サドゥー 2004年2月
ヒンドゥー教の修行者「サドゥー」
実に神聖で、神秘的で、崇高で、威厳がある
それでいて実に怪しくて、挙動不審で、不可解で、デタラメだ
ヒンドゥーは本当に奥が深い


北インド バラナシ
ガート 2004年3月
ヒンドゥー教最大の聖地、バラナシ
インド人があつまり旅行者があつまるカオスの町
聖なるものと俗なるもの、富めるものと貧しいもの、光と影、生と死
相反するものすべてがここにはあり
聖なるガンジス河「ガンガ」にはこの世のすべてが流れている


北インド バラナシ
ガンガより 2004年3月
インドの中で最もインドな場所バラナシ
人々は聖なるガンガで祈り、体を洗い、洗濯をし、死体を焼く
そんな風景が絶え間なくゆっくりと流れる、何十年も何百年も
インド人も旅行者も、そして牛も犬も、
その風景の一部となりガンガに溶けてゆく


北インド バラナシ
ガンガの朝日 2004年3月
バラナシの朝は美しい
朝もやにつつまれ、静寂につつまれる
そこで人々は祈りをささげ
今日もガンガとともに生きる