2010 MV AGUSTA アカデミア サーキットエクスペリエンス in FISCO
●2010.4.4(日)
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今まで【ライディングパーティー】や【HONDA DREAM サーキットミーティング】等でサーキット走行会に参加する事、10年あまり。その間に那須サーキット,ツインリンクモテギ,筑波サーキット,鈴鹿サーキット,岡山国際サーキットと多くの国際レーシングコースを走行してきました。しかし地元、富士スピードウェイ(以下、FISCO)の走行経験はありません。どうもこのコースはリニューアルする前から4輪用のコースというイメージがあったのと、参加する走行会などが無かった事で避けてきた感があります。しかし、一昨年にMV AGUSTAを購入した事で今回、初めてFISCOを走行する機会が訪れました。
MV AGUSTA JAPAN主催のサーキット走行会は今年からリニューアルされ、【MV AGUSTA アカデミア サーキットエクスペリエンス in FISCO】と称しての開催となりました。
http://www.mv-agusta.co.jp/information/100318/index.html
この走行会はただサーキットを走行するだけでなく、MV AGUSTAについてのトークショーやライダースクラブ誌の竹田津編集長を迎えてのライディングレッスン等が行われる事になっています。参加車両の多くはMV
AGUSTAとなる事で(他車種でも参加可能です)親近感や交流を深められればと思って、タイラレーシングで申し込みをして今回初めて参加する事にしました。
前日のうちに義弟からハイエースを借用して車両や荷物を積み込んでおき、当日は4:30に起床、5:00に自宅出発。東名浜松ICから御殿場ICを目指します。御殿場ICからはFISCOへ向かうと思われる多くの自走ライダーやMV
AGUSTAを積載したトラックと一緒になりました。8:00頃にFISCOに到着しましたが、生憎の曇天で猛烈に寒いです。HYOD製レーシングスーツはフルパンチングメッシュ仕様なので中に着込まないと凍えてしまいます。前日に普段のツーリングでも使用できるようにとセパレートタイプのHYOD製のウインドストッパーを購入しておいて正解でした。バイクをトランポから下ろして受付を済ませて車検を受けます。ライディングパーティーへの参加経験から安全装備などを自分で行っていたので難なくパスしました。ピット内への駐輪を指示され周りを見渡すとドゥカティやビモータ,国産車の姿が数台見えましたが、やはりMV
AGUSTAばかりでした。(←当たり前ですが) 自分のF4-RR1078がこんなに目立たなかったのはこの日が初めてです(笑)。
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FISCOメインゲートに到着 | 車検中のF4-RR1078 | ピットBOX内はMVばかり |
メディアセンター内で走行前のブリーフィングと竹田津編集長とMV AGUSTAジャパン社長である近藤氏によるアカデミーとしてサーキット走行やMV AGUSTAについてのトークショーのあと、A・B組に分かれて走行開始となります。今回、ボクはB組でした。A組はMOTO
CORCE等の関東エリアのオフィシャルディーラーでエントリーした参加者で、中部や関西エリアのディーラーでエントリーした参加者はB組です。走行前に半年ぶりの再会となった竹田津編集長と「お互いにリハビリ走行に徹して転倒しない程度に楽しみましょう。」と挨拶。近藤社長とも以前、MOTO
CORCE厚木ラボにお邪魔させていただいて試乗したのが購入のきっかけだった等のお話をさせて頂きました。
この日は路面温度も低く、初めて走るコースでレイアウトや走行ライン等も分からないので安全重視で最初の数周は先導付で周回する事にしました。すると数周でさっそく転倒者が出てイエローフラッグ。転倒車両を横目で見ながら「いくら修理費がかかるのかなぁ?」と他人事ながら考えてしまい集中力が切れそうになったので、もう一度集中しなおしてバンバン抜かれながらでも自分のペースで楽しむ事に気持ちを切り替えました。FISCOはコース幅が広くコーナーの曲率も大きめでバイクで走るにはレコードラインが何本もありそうです。やはりF1開催を目的にレイアウトされたので基本は4輪車用のコースだと感じました。それにしても参加者の多くはメインストレートで300Km/h近く、コーナーでもスライダーを擦り減らしながら走行していましたが、色んな意味で怖くないんですかね? ボクなんかビビリ過ぎてメインストレートで早くブレーキをかけ過ぎて再加速するという失態も演じましたけど…。それとシケイン通過後に最終コーナーだと思って思いっきり加速したらすぐに左コーナーが迫ってきて焦ったりもしました。鈴鹿サーキットではシケインのあとは最終コーナーなのでどうしても鈴鹿のイメージで走ってしまうんですよね。FISCOを走行していてもピエール北川さんの実況が幻聴のように聞こえてきませんでしたから(笑)。
昼食はサーキット内のレストランで食べました。本来は休業日だったらしく近藤社長が無理をお願いして営業してもらったそうで、ビュッフェ方式のメニューは例年に比べ少なかったそうです。でも初参加だったので例年はどれだけ豪華だったんだ?と思いましたが。
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MVホスピタリティ | 近藤社長と竹田津氏のトークショー | 本日のランチ |
昼食を済ませレストランから出ると小雨が降っていました。2本目の走行をどうするか悩むコンディションです。午後イチのA組の様子を見て走るか決める事にして雨がやむ事を祈ります。すると祈りが通じたのかA組走行終了前に雨もやみ、竹田津編集長に路面コンディションを確認したところトラクションが抜けやすいシケインだけ注意すれば普通に走れるとの事。ヘルメットを被って準備をして集中力を高めているとまた雨が降り出し、今度はピットロードがあっという間に濡れてしまいテンションも急降下。残念ですが2本目の走行は諦めました。このバイクでレイン走行をした経験が無いのと欲を出して出走すると転倒の予感があったからです。
今回、新型F4(欧州仕様の新車)も2台持ち込まれ国内初走行(しかもいきなり全開走行)となりました。1台は竹田津編集長が走行し絶賛していました。旧型オーナーとしてはデザインはタンブリーニデザインの従来型が好きですが、走りは10年分の進化が体感できるそうです。ボクは買い換えられないのでカスタマイズでアップデートしていきたいと思います。
2本目のB組走行中にバイクをトランポに積み込み、帰り仕度を済ませて記念撮影やジャンケン大会に備えました。この日のために先日、愛知のモトスクエアまで買いに行ったMV
AGUSTAのパーカーを着込中央付近で集合写真に収まる事に成功。でもマイカメラでの撮影ではないので写真は公式レポートから拝借させていただきました。ジャンケン大会は竹田津編集長と協賛ショップ提供のMV
AGUSTAグッズの争奪戦となりました。過去のライディングパーティーへの参加経験から竹田津編集長のジャンケンパターンは熟知しており、一度グッズを手に入れた人は以降のグッズ獲得権利が無くなってしまうので欲しいグッズが登場する時までワザと(?)負けて勝負時を待ちます。高額商品は当然、後回しにされジャンケンパターンも変えてくると思われたのでポロシャツ争奪戦の時に「ここが勝負時!」と判断して予定通りに勝ち抜いてゲットする事が出来ました。これで2本目の走行をキャンセルした参加費分は回収できたかな?
今回は初参加となり天候悪化により2本目の走行を諦めてしまったので少し消化不良の走行会となりましたが、また機会をみて参加したいと思います。タイラレーシングの客さんももっと多く参加しないかなぁ?
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A組走行準備中 | 新型F4 発進! | ジャンケン大会の戦利品 |