VOL. 12 
● 買っちまったゼ!新型VFR!!
 
2000年に新車で購入したVFR(RC46)も2回目の車検が迫ってきた。快適なツーリングを楽しめる様にサスチューンも施しパニアケースも装着して街乗りから高速走行までの活躍に当然、5年目への突入を考えていたのである。しかし昨年末からVFR-VTEC owners & buyers MLメンバーとのと交流が深まり車両を並べて駐車すると、俄然、古い車両に見えて仕方が無い。とても同じ型式のRC46とは思えない程、デザインが洗練されているのである。判ってはいるけどアップデートを繰り返す量販モデルの宿命です。しかも簡単な改造でフルパワー化も容易とあっては、もう物欲を押さえるのが大変です。
 しかし買い替えの動機付けは突然やってきた。2004年の正月に蒲郡にショートツーリングに行った帰りでの事。有料道路の料金所で順番待ちをしていると何の前触れも無くいきなりエンストし再始動できず。悪戦苦闘した数分後、何事も無かったかの様にエンジンが掛かったが、VFRは快速ツアラーとして利用しているので旅先でのアクシデントは致命傷となる。そういえばRVF400からRVF/RC45への乗換え時も原因不明のエンジンストップが動機付けだったな。
※ 後で分った事ですが、VFR(VFR-VTECも含む)は高速走行の後、強いエンブレが掛かるとアイドリングが不安定になりやすくエンストする事があるそうです。この様な場合、少しアイドリングを高かめに調整すると防げるそうです。
 こうして2000年モデルへの愛着が一気に薄れ2004年モデルのVFR-VTEC発売の情報が入ると、益々買い換えたくなってきた。2002〜2003年モデルの店頭在庫が安くならないかな?と期待をし、中古雑誌や中古車サイトで探すも悲しいかな国内では超マイナー車。運よく名古屋に1台あった為、速攻でお店に行って見積もりをもらうが2004年モデルは好みのシルバー色で乗り出し価格も店頭在庫車と2万円しか違わない事が判明。こうなったら行き着けのバイク店である「バイクのアオヤマ浜松店」でも見積もりを出してもらう事にした。

ここからは購入決意までの10分間のノンフィクション記録
 ・管理人:「あの〜。昨日、名古屋のドリーム店で2004年型VFR-VTECの見積もりを出してもらったんだヨネ!」
 ・店長 :「・・・いくらでした?」
 ・管理人:「VFR(RC46-1)を下取りに出して、乗り出し価格で追い金69万円強だった。」
 ・店長 :「ウチで買ってヨ。いくらだったら決めてくれますか?」
 ・管理人:「追い金65万円だったら考える。」
店長は受話器を取り上げ本社に電話。
 ・店長 :「2004年型VFR-VTECを追い金65万円にしてくれたら買ってくれるお客が今、目も前にいるんだけど」 
 ・管理人:「いつ入荷予定になっている?」
 ・店長 :「発売日の第1ロットで入荷してくれたら即決してくれるって言っているんだけど。」
 ・本社の通話相手:「(たぶんこう言ったと思う)買ってくれるのなら良いでしょう!」
 ・店長 :「本社のOKが出ました。」
店長は次に東海地区のディストリビューターに電話。
 ・店長 :「2004年型VFR-VTECを東海地区1番で納車してくれ!」

 果たして自身5台目のホンダV4車となる2004年型VFR-VTECが我が家にやってきました。正式発表日である2004/1/23には登録完了していた事から恐らく全国でも1,2を争う速さでナンバーを取得したのではないかと思います。こうして我が家のガレージには、ライディングパーティー等に参加して純粋に走りを楽しむ為のRVF/RC45と、気持ちよいペースでツーリングを楽しむVFR-VTECと2台のホンダV4が納められています。
 ホンダラインナップの中では唯一のV4エンジン車となってしまいましたが、いつまでもV4車にこだわって乗り続けます。

        


大将’s Talk TOP