VOL. 18 
● 別冊モーターサイクリスト オーナー座談会
 
VFR-VTEC MLメンバーの善さんから別冊モーターサイクリスト誌(以下MC誌)のオーナー座談会への参加者募集の告知から2週間余りが経過してから電話が掛かってきた。「何?もしかして座談会への参加者が集まらないの?」と聞くと「その通り。大将も是非、参加してください」との事。しかし仕事が忙しく休日出勤や海外出張の可能性があった為、仮参加としてギリギリまで返事を待ってもらった。果たして休日出勤も海外出張の可能性も無くなり晴れて参加できる事となった為、MC誌担当者に参加受諾の連絡。あわせて1月末にTSR鈴鹿にオーダーしておいたマフラーの製作状況を確認し、雑誌取材があるので急いで準備してもらうように依頼。しかしこちらは間に合わずマフラー交換なしで取材に望む事となった。
 3月19日(日)の正午に東京の八重洲出版社への現地集合の為、東名高速で移動。当日は汗ばむ程の好天に恵まれ5名のVFR-VTECオーナーが集まりました。私は善さん以外は初対面の方ばかりでしたが全員、MLメンバーとの事。どうやらMLメンバー以外に参加申し込みをしたオーナーはいなかった模様で国内での販売台数を反映した結果だった様です。
 到着順に車両とオーナーの撮影やカスタムポイントの撮影が始まります。私はマフラーが間に合わなかったのでGivi製のパニアケースのみの撮影となります。この時『RIDERS CLUB誌』のステッカーが貼ってあったのでアングルの変更を申し出ますが、お構い無しに撮影されてしまいました。後程、お土産にMC誌のステッカーを貰ったので貼っておきます。(汗)
 全員の撮影が終わると社屋内へ移動。昼食を挟んで座談会となります。今回はゲストとしてホンダ技術研究所 朝霞研究所からVFRのLPLを務める杉崎主任研究員様,完成車テストを担当し1982年の鈴鹿8耐優勝者でもある萩原主任研究員様の両名を迎え、MC誌からは野口氏が参加し座談会がスタート。購入動機やメインの使用状況,満足や不満ポイント,改良要望について話していきます。購入動機については全員、バラバラ。ご存知の通り私はV4ファンであり歴代乗り継いできた車両も全部、V型車である事を話すとゲストの両名や野口氏も『スゴイ、マニアがいるものだな・・・』という顔つきで半分呆れていました。
 この座談会の中でオーナー全員が間違った認識でいたのがVTEC機能について。2→4バルブに移り変わって4バルブ領域の事をVTECだと思っていたが、そうでは無く2バルブ領域を広げて使い勝手を良くする機能全てがVTECだという事。「だからオーナーも皆さんは通常走行時でもVTECの恩恵を受けているんですよ」と言われた時は軽いカルチャーショックを受けました。
 予定では2時間程の座談会でしたが、話が盛り上がり3時間以上も掛かってしまいました。積極的に発言していた方が約1名(さて、誰の事でしょう?)いた為に、誌面になった時の各人の『尺』の長さが取られないかと心配でしたが、かなりカットされていて結果はほぼ同じくらいでした。(笑) 
最後にMC誌からVFRの魅力について訊ねられて「国内ではライバルのいない孤高の存在であり海外ではVFRがあったから誕生した車種がいくつもありベンチマークにされている存在。ずっと大事にしていきたい」と話した内容が紙面上では書き出しに引用されています。

 この座談会の模様は、5月14日(土)発売の別冊モーターサイクリスト6月号に掲載されています。是非、ご購入してください。

  
参加車両 私と善さん(右) 座談会参加者
  

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