Vol.2
●ナナハンに未来はあるか
9月8日に筑波サーキットで行われたライディングパーティーに愛車のホンダRVF/RC45で参加しました。私は初心者クラスにエントリーしましたが、上級クラスの方々やボス根本氏をはじめスタッフの方々の走りを見て自分のライディングの課題を自覚する事ができました。12月の参加時にはこれらの課題を意識して走行したいです。
さて、私には常々、気になっている事があるのですが、今回のライディングパーティーで特に気になりました。それはナナハンに乗っている人が非常に少ないという事です。私を含めて7台程度(しかもほとんどレプリカ)の参加だったと記憶しています。街でもあまり見かけません。リッターバイクが全盛の時代に今や中間排気量であり、プロダクションレースの為のベース車両としてしかその存在理由を見出せないナナハンをメーカーもユーザーも敬遠している様に見えます。
私がオートバイに興味を持った15年前はビックバイクといえばナナハンであり、、憧れの対象でした。CB750F,FZ750,カタナ,FXもまた然り。是非、ナナハンの現在・過去・未来という切り口でその存在について特集を組んで下さい。これからもRC45を大切にしていきます。
《RIDERS CLUB誌 298 1999年2月号 掲載》