VOL. 36
● こだわり洗車とお勧めケミカル
ボクの洗車とボディケア、チェーンメンテ方法とお勧めケミカルをご紹介します。
洗車は普通にカーシャンプーをバケツに注ぎよく泡立たせて行いますが、スポンジではなく洗車専用マイクロファイバーウェスで外装を傷付けないように注意して行います。その後、セーム革で水分を拭き取りエアコンプレッサーなんて高級設備は持っていないので自然乾燥させます。油汚れが酷い部分はパーツクリーナーや食器用洗剤を希釈した特性洗剤を使用して集中的に清掃します。食器用洗剤は脱脂能力が思いのほか高いので、シール部位やグリス封入部への使用には十分注意しましょう。
一番根気がいる作業はチェーン清掃です。チェーンクリーナーをたっぷりと吹きつけ、1コマずつ使い古したタオルで綺麗に拭きます。コマとコマの間も短冊状に切ったウエスを通して余分な油分やクリーナー成分を拭き取ります。これを間をおいてもう一度行います。たいてい1回のメンテでクリーナーの半分は無くなってしまいます。そしていよいよチェーンに注油します。愛用しているのはMOTUL製のロード用チェーンルブ。使用中に飛散しにくいので周辺が汚れにくく無色透明なのでチェーンが白くなる事がありません。これも1コマずつプレート間のOリングとローラー部に注油していきます。その後、プレート表面に付いたチェーンルブはパーツクリーナーで根気よく脱脂します。この部分にチェーンルブが付着していると汚れが付着し易くなるので見映えも悪くなりますしチェーンのメンテサイクルも短くなります。
チェーンの掃除が終了したらリヤホイール周りに飛び散ったチェーンルブをパーツクリーナーで拭いて綺麗にします。その後、いよいよボディケアです。現在愛用しているのは浜松のドゥカティオーナーの間で流行しているガラス繊維系ポリマーの仕上げケミカルである【ブリス(Bliss)】です。既に愛用しているドカ乗りの友人から勧められて使用しています。バイクや自動車専用という訳ではなく、家財用具や家屋などにも使用できます。使い方は簡単で付属のスポンジやブリス専用ウエスに拭きつけてカウル類に軽く塗りこみ、乾いたブリス専用ウエスで拭きあげれば、あ〜ら、不思議! 自分の顔が映り込む程に深い光沢が得られます。写真が小さいので見難いですが、F4のシートカウルにVTR1000SP-1のホイールが写り込んでいるのがお分かりでしょうか? 皮膜が安定すればあとは水拭きだけで汚れが取れコーティング効果も持続します。
あとはハンドルバーエンドやリヤフェンダー等の未塗装樹脂部品の光沢を出すためにMOTUL製のShine&Goを使用して拭きあげ。VFR-VTEC以外の2台は基本的にMOTUL製のケミカルを使用していて、現在使用中の他社製品が使い終わったらMOTUL製に統一していく予定です。
手間をかけて綺麗にした愛車は愛着がわきますよね。
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根気がいるチェーン清掃 |
ブリスで深い光沢 |
愛用ケミカル類 |
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